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1994年新疆旅行の帰路

 夏休みに、1週間かけて新疆へ行ってきた。社会人になったらもうあんな遠い所へは行けないだろうと思っていたが、中国国内線の航空券を売っている旅行会社を探し出していくことができた。とはいっても代金はノーマルチケットなのでバカ高い。おまけに大阪―上海もノーマルチケットなので、トータルで20万ちかくかかった。もう酔狂としか言いようがない。
 この年の行程は、上海での乗り継ぎを翌日乗り換えとした。なので、上海に用はないのだが上海に一泊しなければならないので街にでた。くそ暑い中バックパッカー御用達の浦江飯店に向かったが、案の定空きはなかった。仕方ないので道路を挟んで反対側にある上海大厦(ブロードウェイマンション)に向かった。代金は700元くらいしたが、思い切って泊まることにした。浦江飯店なら30元くらいで泊まれるのだが仕方がない。ちなみに当時この二つのホテルは同じ会社の経営だったらしい。浦江飯店に泊まっている旅行者が上海大厦のレセプションで両替を依頼するとどこに泊まっているのかときかれ、浦江飯店と答えるとイヤそうな顔をされつつも対応してくれる。

 割り当てられた部屋はリバーサイドだったので、かような景色を部屋から望むことができた。見事なドブ色である。好!

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