最近、いろんなハラスメントがあふれていて、避けようがありません!
【ハラスメント自己防衛マニュアル(13)】
これまでに書いて来たハラスメント対策は、マガジンにまとめていますので、ハラスメント被害に遭っている方は参考にしてください。
1、世界はハラスメントで溢れている
私達は、日々の生活をする中で、様々なハラスメントを受けていると思いませんか?
パワハラ防止法が施行されたことで、企業は職場における、パワハラ、セクハラ、マタハラの三大ハラスメントについて、防止義務を負うことになりました。
でも、私達が、日常生活の中で受けているハラスメントは、他にもたくさんあります。
わがままなお客さん、迷惑行為をする隣人、オラオラ運転のドライバー、満員電車での暴力的とも言えるせめぎ合い。これらも、立派なハラスメントじゃないでしょうか。
2、ハラスメントの数だけ、個別に対策なんてしてられない
溢れるハラスメントに対して、ひとつ一つ、個別の対策なんてしてられません。
だとすれば、自分自身のハラスメントに対する耐性を、高めてゆく努力も必要ではないかと思うのです。
では、ハラスメントへの耐性とは、どんなものなのでしょうか。
実は、この問いに対する明確な答えは、まだ、僕自身の中では見つかっていません。
なぜなら、いかなるハラスメントに対しても、動じない自分を作り上げるということは、禅の修行のように、私達の心の有り様を、全体的に高めるようなものになるハズで、小手先のノウハウではないからです。
3、ハラスメントは他人との関係性の問題
少なくとも、今、言えることは、ハラスメントは、他人との関係の中で生まれるトラブルだということです。
だとすると、耐性を高めなくてはならない領域は、対人関係に関わる領域に絞り込まれるんじゃないかと考えています。
例えば、以下の二つは、ハラスメントへの耐性を高めてゆく上で、大事な視点だと思います。
①他人から受けた様々な刺激(ハラスメント)を、自分自身がどう受け止めるのか?
②他人から受けた様々な刺激(ハラスメント)について、自分は相手に対してどう反応するのか?
次回は、これら二つの視点について考えてみたいと思います。→ 続き【ハラスメント自己防衛マニュアル(14)】