真偽不明:禍が災を呼ぶ?!
最近、報道などで頻繁に使われている言葉『コロナ禍』。
コロナによって起こる「収入減」「失業」「倒産」などなど、様々な状況の起因として、一言で表す事が出来る便利なワードとして使われているのがこの『禍』という単語です。
正直なところ、この騒動があるまで見聞きした事も使った事も無かったから、使われ始めて「なんて読むの?」って調べるまで読み方も分かっていなかったです。
この『禍』という単語。
辞書などで調べると、予期しなかった災難や不幸、厄を表す語。音読みで「か」訓読みでは「わざわい」「まが」と読む、とあります。
まぁ、滅多に使うことはありませんが、通常「わざわい」という言葉を漢字で書くと、「災い」という単語を使いますね。
ではなぜ今回はこの『禍』という単語を多用しているのか。それは先にも書いた通り、コロナが原因で起こった「感染拡大」「経済的損失」など、マイナスの事象全てを『コロナ禍』と一言で表せてしまうからです。
限られたスペース、限られた時間で報道するために端的に表現するのにこれほど便利な言葉はないわけです。
ちなみにこの『コロナ禍』というワード、海外の報道ではどう表現しているのでしょうね。残念ながら英語が苦手なため、確認する術は無いんですが、Google翻訳で『禍』を調べると、「Evil」と出ます。
これを再び翻訳して日本語訳すると「悪の」とか「邪悪」と言った言葉が出てきます。
それに対して「災い」を同じく翻訳すると「Disaster」となり、これまた再び翻訳すると「災害」とほぼ同じ様な意味の言葉が出てきます。
便利に使える言葉だからと「悪の」「邪悪」を意味する単語を、テレビや新聞で多用され耳にし目にし続けるのはどうなんでしょう。
ここ何ヶ月か、関東地方を中心に小規模ではありますが地震が頻発しています。
東日本震災の数ヶ月前に地震が起こったニュージーランドで先日地震がありました。
活火山の浅間山で火山性地震が増加しているという報道もおり、噴火の可能性が増している様です。
中国とインドは兵士に死者が出るなど緊張度が増しています。
北朝鮮では金正恩が姿を消し、金与正が急速に力を誇示し始め、韓国との和平を目指すために建設した連絡事務所を爆破しました。
なにかここに来て「災い」が起こる前兆の様な事が頻発している様な気がしてなりません。
『禍』が『災』を呼び込んだのではないか。
そんな気がしてなりません。
もちろん、真偽は不明です。
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