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世界遺産20周年の熊野三山旅行①

まず最初に言っておきたい。
東京在住者が、和歌山県に旅行に行こうとすると、交通が非常に不便なのである。(和歌山の人ごめんなさい)

新幹線なら、東京駅から名古屋駅or新大阪駅へ行き、そこから電車か車で約4時間弱。トータル6時間以上の移動となる。
はやく行けるのは飛行機。羽田空港から南紀白浜空港へ行くのに1時間15分、諸々の移動を含めても3時間くらいで行ける。ただし、片道4万円以上。

時間をお金で買うことって出来るんだなあ。
だからといって、新幹線バージョンも安いわけではないけど。

去年伊勢参りに行ったときも、「三重って東京から直行しにくいなあ」って思ったけど、和歌山県は尚のこと。
伊勢神宮へは名古屋駅から車で行ったので、今回も名古屋駅から行くことにした。


和歌山入りした日は雨

名古屋駅を出発したのは、9時半くらいで、和歌山に入ったのは14時。
途中PAでごはんを食べたとはいえ、4時間半かかってる。

車での移動時間の9割くらいは、三重県を走り続けていた。
「そろそろ和歌山入ったかなー」って地図を見ても、まだ三重。
熊野市って出たから、「お、和歌山きたね!」って思ったけど、やっぱり三重県。
もうずっと三重県。なんなの。いつ和歌山になるの。この道ほぼ三重じゃん。


やっと和歌山に入って、那智駅にある道の駅へ。

いつかそれぞれの参詣道を歩いてみたい

八咫烏が日本サッカーのエンブレムになっている理由が、初めて日本にサッカーを導入して、普及に貢献した中村覚之助が那智勝浦町出身だったかららしい。
まだまだ知らないことたくさんあるなあ。

とはいえ、今回の旅行で、たくさん日本神話を知ることができた。
古事記の内容はざっくり知ってたけど、この熊野の場所がなぜ神聖なのか、とても勉強になった。古事記だいすきだから、いつかもっとちゃんと読んでみたいなあ。

西暦紀元前662年、神日本磐余彦命の一行は丹敷浦(にしきうら)(現在の那智の浜)に上陸されました。
一行が光り輝く山を見つけ、その山を目指し進んで行ったところ、那智御瀧を探りあてられ、その御瀧を大己貴神(おおなむちのかみ)の現れたる御神体としてお祀りされました。
神日本磐余彦命の一行は天照大神より使わされた八咫烏の先導により、無事大和の橿原の地へお入りになられ、紀元前660年2月11日に初代天皇、神武天皇として即位されました。
先導の役目を終えた八咫烏は熊野の地へ戻り、現在は烏石に姿を変えて休んでいるといわれています。

出典元:熊野那智大社,御由緒 2024-5-3参照


宿泊は、ホテル浦島へ。
白濁したお風呂と、洞窟風呂がほんとにすごくて、癒されました。
お風呂入りまくったおかげで、お肌も内臓の調子も良くなった気がする。

帰るのを忘れさせるほど心地よい忘帰洞

(ホテルちょっと古かったし、古き良き昭和から平成の初期って感じだったけど、お客さん多くて、にぎわってて、温泉来たなあって感じでとてもよかったです)

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