【6/1(木) 朝の相場情報】ドルが乱高下!求人件数にFRB発言…今後の見通しは?
おはようございます、トレーダーのヒロセです。
朝の相場情報(通称:朝ヒロセ)です。
昨日の米株式市場は相場をけん引していたハイテク株が下落。エヌヴィディアも5.7%安となり、ナスダック-0.63%、S&P-0.61%、ダウ-0.41%となりました。
ドルは一旦3/17以来の高値を付けるも、その後上げ幅を縮小する展開に。ドル円は円が強かったため139円台前半で取引終了しています。
本日は、
18:00 ユーロ消費者物価指数
20:30 欧州中央銀行議事要旨
21:15 ADP雇用統計
23:00 米5月ISM製造業景況指数
と大型指標目白押し。
月初ということもあり、荒れる展開が予想されます。
昨日も中々の相場展開でしたね。特にドルが乱高下しました。
まずは、
予想を上回ったことで、利上げ観測が強まり、ドルは急騰しました。
しかし、内容を見ていくと
こちらは求人件数の推移ですが、そこまで大きな伸びではなく、一旦の反発程度ではないでしょうか。
記事内でも、ブルームバーグのエコノミストは
「求人件数の増加は一時的なものだと考えてるで。他の指標が労働市場の減速を示唆しているからなぁ。」
と分析しています。
また、全雇用者に占める自発的離職者の割合である離職率は2.4%と、この2年余りで最低水準となったようです。
このあたりからも、やはり労働市場にも落ち着きが見られます。
おそらく、ヘッドラインでドルは跳ね上がったのではと見ています。
そしてその後、日本時間2時ごろに
さらに3時ごろにも、
立て続けにFRB当局者による”利上げ休止”発言がありました。
これによりドルは急落したという流れです。
これらの発言を受けて、トレーダーが予想する6月会合での利上げ確率は35%程度と、前日の約60%から急低下したようです。
ジェファーソン理事は以前にも紹介しましたが、現在副議長候補となっています。
発言内容としては、
「次回会合で政策金利の据え置きを決定しても、ピーク金利に達したと解釈すべきではないで」と、すでに据え置きがほぼ決まってるかの発言。
そしてフィラデルフィア連銀のハーカー総裁は
「6月会合では、私は利上げ見合わせを検討する陣営に確実に入っているで」と明言しました。
このあたりは以前から警戒していた通りの流れになってきましたね。
6月利上げ休止がかなり濃厚になってきました。ですが、油断は禁物。
今日のISMや明日の雇用統計、そしてFOMC前日のCPIで一気に流れが変わるという可能性もありますので注意が必要です。
では、通貨インデックスを見ておきましょう。
・ドルインデックス 日足
かなり上髭の長い形となりました。
求人件数は少しヒヤッとしましたが、いい売り場を作ってくれました。
ポジションとしては、ユーロドルは建値決済となりましたが、ポンドドルロングがいいところで入れました。
ドルが弱い形になってるのである程度伸ばしたいなと思っています。
・円インデックス 日足
円は少し強さが出てきましたね。
ですので、ドル円はまだ下目線です。
・ユーロインデックス 日足
ユーロが予想外に弱かったですね。
ですが、今日は消費者物価指数なので要注目です。
・ポンドインデックス 日足
ポンドは相変わらずの強さ。
ですが、週足ベースの高値を突破してきたのでそろそろ注意が必要かなと見ています。
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