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【7/10(月) 朝の相場情報】雇用統計レビュー!9月FOMCは利上げ見送りか?!

おはようございます、トレーダーのヒロセです。
朝の相場情報(通称:朝ヒロセ)です。

先週末の米株式市場は3日続落。ナスダック-0.13%、S&Pは-0.29%、ダウは-0.55%となりました。
ドルは下落し、円は3月以来の大幅高となりドル円は142円台前半で取引終了しています。

今週は、

12日(水)
米6月CPI
カナダ銀行政策金利

13日(木)
英5月GDP
ECB議事要旨


となっています。

何と言っても今週のメインイベントは米CPIですね。25、26日のFOMCまでの最注目指標となっています。

逆にそれ以外は指標が少なめなので、全体的に少し様子見の動きになりそうです。


まずは先週末の雇用統計を振り返っておきましょう。

引用元:Bloomberg


非農業部門の雇用者数は【予想:22.5万人】に対し【結果:20.9万人】と予想を下回る結果に。

ADPは予想の2倍以上だったのに…。何やったんや…。


過去2カ月分も下方修正されるなど、従来の想定以上に雇用ペースが鈍っていることを示唆しました。
このあたりは以前からお伝えしている通りになりましたね。

また、不完全雇用いわゆるパートタイマーが急増。1年ぶりの高水準、コロナ禍直後以降で最大の上昇となっています。
一般家庭の経済の冷え込みを映す形となりました。


そして、CPIの予想ですが

引用元:Bloomberg

上昇率の予想は【前年同月比3.1%】と21年3月以降で最も低い伸びが予想されています。
ちょうど1年前は、10%近くにも上っていましたがかなり落ち着きを見せています。


ただし、変動の激しい食料品とエネルギーを除くコアCPIは同5%と比較的高い数値が予想されています。

FRBの目標は2%なので、まだ道半ばといったところでしょうか。


そして、債券市場は

引用元:Bloomberg


早くも焦点は9月FOMCに向かっているようです。7月の0.25ポイントの利上げは完全に織り込んだ模様です。


年内にあと2回の利上げを示唆しているパウエル議長。

1回は7月もう一回をどこで切ってくるか。現状では、個人的には9月会合では利上げしてこないのでは?と考えています。

インフレ率、雇用、個人消費についても少し落ち着きを見せている印象です。

もちろん、今週のCPIも9月に向けて非常に重要な指標となってきます。


今後の展開に要注目です。


最後に各通貨のインデックスを見ておきましょう。

・ドルインデックス 日足

ドルはやはり大きな下落となりましたね。

下の白線(月足ピボット)&水色線(週足ピボット)までは下げそうです。


・円インデックス 日足

円はやはり上昇してきました。こちらも白線(月足ピボット)&水色線(週足ピボット)もしくは紫線(年足ピボット)あたりまでの上昇はありそうです。


・ユーロインデックス 日足

ユーロは強い形。かなり上昇してきそうな形には見えます。


・ポンドインデックス 日足


ポンドも強い形。かなり底堅さがあります。


というわけで、今日の狙いとしては【ドルの戻り売り】狙いでいきたいと思います。

週足の切り替わりである程度戻るとは思うので、戻ればドル円売り・ユードル、ポンドドル買いを入れていきたいと考えています。

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