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【7/7(金) 朝の相場情報】ADP&ISMレビュー!結果は良好だが、中身を見ると…

おはようございます、トレーダーのヒロセです。

朝の相場情報(通称:朝ヒロセ)です。


昨日の米株式市場は続落。ナスダック-0.82%、S&Pは-0.79%、ダウは-1.07%となりました。

ドルは上昇。しかし円も上昇したためドル円は144円台前半で取引終了しています。


本日は、

21:30 米6月雇用統計


となっています。

今週の目玉イベントといっても良いでしょう。

その前に、昨日は

引用元:Bloomberg


こちらも注目されていたADP雇用統計ですが、雇用者数【予想:22.8万人】に対し【結果:49.7万人】と予想を2倍以上上回る結果となりました。

いや、予想外れすぎやろと思ってしまいますが…。とはいえ、労働市場の力強さを示す結果でしたね。

そして今日の本チャン雇用統計も【予想:22.5万人】となっています。


結果まとめ

・従業員250人未満のいわゆる中小企業で大幅に増加

・賃金伸びは21年以来の鈍いペース

・特にサービス業は雇用者数が大きく伸びた


ADPのチーフエコノミストは、

「消費者と対面するサービス業では6月に雇用が力強く伸び、予想を上回る雇用増の流れと整合する動きだった」と指摘。

「同時にこれらの業界では賃金の伸びが鈍化を続けており、雇用はサイクル終盤の急増局面を終えて頭打ちになっている可能性が高い」と分析しています。


なるほど。数字だけ見るとまだまだ増えていきそうかなとも思いましたが、そうではない可能性がありそうです。


もう一つ注目されていた、

引用元:Bloomberg


こちらも【予想:51.2】に対し【結果:53.9】と予想を上回りました。

前月は50.3で上昇幅としては1月以降最大となりました。

推移はこちらです。


とはいえ、まだ低い水準に位置してることが分かります。


・仕入価格は2020年3月以来の低水準となり、インフレ面では歓迎される兆候

・生産に相当する業況指数は59.2と、5カ月ぶり高水準

・雇用指数は4カ月ぶり高水準の53.1


ISM非製造業景況指数が低かったことから、米国民は商品の選択的購入は抑制しているが、体験に対する支出を選好していることが分かる結果となっています。

価格面でインフレ圧力の低下を示唆しているのは良い兆候と言えますが、数字的には7月の利上げの可能性が上がる両指標といえるでしょう。


これらを受けて、ドルは急騰しました。

さぁ、今日の雇用統計はどうなるか?ADPの結果からもある程度は良い結果&7月0.25利上げは織り込まれたかと思いますが、要注目です。


最後に通貨インデックスを見ておきましょう。

・ドルインデックス 日足


ドルは結局、大きな陰線となっています。

水色線(週足ピボット)できれいに反発した形。ここから下落というパターンもあるかなと見ています。


・円インデックス 日足


円もやはり水色線(週足ピボット)で大きく反発してきました。

もう少し戻しがあってもおかしくないかなと見ています。


・ユーロインデックス 日足

ユーロ強いですね。

こちらも水色線(週足ピボット)できれいに反発。ここから上昇ありそう。


・ポンドインデックス 日足

ポンドは上抜けしてきました。

強い展開が続きそうです。


というわけで、狙いとしては【ドルの戻り売り】を狙いたいなと思っています。

ポンドドル、ユーロドルが下がれば買い、ドル円は上がれば売りを狙っていきたいと考えています。

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