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前日談

少し前から「この先の人生どうしよう…」と思うようになってた。

まだ結婚はしていたが
家計は別で、子どももおらず、
それぞれ好きなことをする生活。

夫は自由な人で、
それに影響を受けるように
私もどんどん自由な考え方をするようになっていた。

夫婦という形が、それぞれの生活を
ただ補う存在になってきたとき
わたしは「もっと自分を必要とされる人と生活をしたい」と思った。

離婚のきっかけは、今の夫婦の形が
私が望んでいた形ではなくなっていたこと。

私の思いはいつも夫には届かず
その自由な感性はわたしをただ不安させた。

必要とされることを望んだ私は
そしてひとり暮らしの母と住むことを選んだ。

家を出る半年くらい前に、
わたしは会社を辞めた。さらに離婚。
何にもなくなった。

定職も家庭も失ったわたしに、ある誘いが舞い込んだ。

「夏休みがあるならニューヨークにきてみない?」

このNOTEでは、40のバツイチ女が
憧れていたニューヨークにたった3日だけ行く
その記録をまとめていこうと思う。

実際に行くのはこれからだけど…。

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