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【旅の準備】たびふく 基本アイテム編

冬のフィンランドは初めてなので、この準備が正解だったのか失敗だったのか検証するためにも、記録していきます。

服選びを通して

冬の旅行は防寒最優先で、夏よりもファッションの幅が限られています。その制限の中でアイテムを選ぶために、しっかり考えたし、時間もかけました。また、失敗した買い物もありました(メルカリを利用して次の方にお譲りしました)

旅行に持って行く服選びを通して、自分が何を重視していて、どんな素材が着心地がよくて、着ていて安心感があるか、気分が上がるか、ということがすごくよく分かりました。

そうして選んだアイテムをご紹介していきます。まずは基本アイテム編。今回買い足したものに★を付けています。

トップス(インナー)

インナーとして選んだトップスはこちらの4枚。選んだ基準は

  • 1枚でも着ることができ合わせやすいもの

  • 顔周りを明るくする白

  • 洗濯がラクなもの

寒いとはいえ、建物内は暖かいフィンランド。また、基本の移動が徒歩になるので、汗をかくことも考えられます。とくに私は汗っかき。なので、洗濯できてお手入れがラクで、着回しができるものを選びました。

選んだのはこの4枚

1 無印のシャツ

無印良品 洗いざらしオックススタンドカラーシャツ

きちんととカジュアルを両立してくれるので、普段から愛用している頼れるシャツ。今回の冬旅は、ブーツからしてカジュアルオンリーなのだけど、ちょっとだけきちんとが必要な場面があったら、これを着る予定。

2 アニエスのボーダー

アニエスベー J008 TS ボーダーTシャツ

もう何年も着ているけど、まったくヨレない。布地が少し厚めなので、カットソーだけどこれ1枚で薄手のニットやトレーナーのように暖かい。また、身体のラインを拾いにくいのも嬉しいところ。インナーでも1枚でもいけます。気温によっては、部屋着として活躍するかも。とにかく汎用性が高い。

こちらのボーダーは白×黒が人気ですが、私の顔には黒の割合が多すぎたので、グレーにしました。

3 ユニクロのボーダー

ユニクロ ボーダーTシャツ 白×黒

こちらも、ニットのインでも、暖かい日は1枚でも。アニエスより薄手のコットン。2022年夏頃に買ったもの。ゆったりめで体形を拾わないのと、丈が短くてスリットが入っているので、お腹周りが気にならない。
こちらは白×黒でもストライプが細いので、私でも大丈夫でした。

4 しまむらのコットン★

しまむら タートルネック長袖インナー(FIBER HEAT綿)

今回インナーで買ったのがこれ。本当に寒い時用に防寒素材のものを。私は汗っかきのため、防寒インナー(いわゆるヒートテックね)だと、暖かくなりすぎて暑くなるので、コットン素材のものを好んで着ています。コットンだと汗が冷えるかもしれない不安もありますが、1枚でしっかり暖かいものよりも、重ね着で調整できるものを選びました。

https://www.shop-shimamura.com/item/0137900001020/?cl=211

5 Tシャツ

ユニクロ 半そで 長そで Tシャツ

肌着として、時にインナーとして役立つ、ユニクロの半そでと長袖の、着丈眺めのTシャツそれぞれ1枚ずつ。

トップス(ニット)

続いて重ね着したり1枚で着たりするニットです。選んだ基準は

  • ウール素材のもの

  • 首元があいているもの

  • 体形を気にせず着ることができるもの

軽くて暖かいウールでも、タートルネックではないものを選びました。アウター編でご紹介しようと思っていますが、首元はネックウォーマーやストールでカバーするので、屋内ではきっとタートルは暑いはず…、とにらんでいます。私は雪深い地方に住んでいますので、寒さには慣れています。寒さが苦手な人の参考にはならないかもしれないのでご了承ください。

1 アラン編みニット

URBAN RESEARCH DOORS ハミルトンウールアラン柄ニット

昔からアラン編みのニットが好き。ボトムスが暗い色なので、トップスは明るめの色に。こちらは暖かいのにチクチクしなくて着心地がよくて気に入っています。Vが深すぎないので1枚でも着れます。上記のインナーのどれとも相性がいいので、これ1枚でもいけそうな気がします。すそにスリットがあるので腰回りが気になりません。

2 カーディガン

URBAN RESEARCH DOORS ハミルトンウールカーディガン

脱ぎ着しやすさでカーディガンも1枚。お尻が隠れる丈なので、暖かさと体形カバーを両立。ベルトを後ろで結ぶとスッキリと着ることができるので気に入っています。

3 チュニック丈ニット

URBAN RESERCH FOX混ニット

カジュアル多めなので、少しだけ上品な感じのアイテムをと思い、普段からとっても気に入っているこちらを選びました。FOX混なので華やかさがありつつ、落ち着いたカラーで合わせやすい。

抜け感があって優しい感じ
チュニック丈なので体形カバーと足細に見せる効果も。

トップス(重ね着)

重ね着用のその他のトップスです。

1 チュニック★

coca エンボス加工Aラインフレアチュニック

機内用に買った楽ちんそうなチュニック。黒のボトムスとのコーデがかわいかったのと、グレージュカラーに惹かれて。体形を拾わず、下にタートルを着れば暖かい。ルームウェアとしても。

2 コットンカーディガン

アニエスベー M001 CARDIGAN カーディガンプレッション

持って行くか迷っている1枚。アウター並みに暖かい。前述のボーダーと合わせると、首元や、すそからのぞくボーダーの量が絶妙なんです。特にジーンズとの組み合わせが好き。少しゆとりのある形で裏起毛なので、かさばるのが唯一の難点。機内での温度調節にもよさそうではあるので、最終パッキングまで悩みます。

3 キルティングベスト★

ユニクロ ウォームパデッド キルティングベスト

今回新調。ユニクロのベスト。1枚あると調節がしやすいので薄くて軽いベストは必須アイテム。首元をUにもVにもできるのが気に入っています。ウルトラライトダウンかと思いきや、こちら、中綿はポリエステル。どうりで暖かさが物足りない気がしたわけです。が、重ね着には充分。

私はハイネックタイプのウルトラライトダウンベストをかれこれ10年近く着ていて、1年の半分くらいは部屋で着てる気がします。袖のないタイプは家事にもピッタリで、ちょっとだけ寒い日、長そでを着るほどでもない日には、半そでにベストということも。

ユニクロのアイテムって、内側のタグで製造年が分かるの、ご存知でした?
これによって買い替え時も分かります。ちなみに今着てるベスト、2013年製でした。

4 ウルトラライトダウン 長袖

ユニクロ ウルトラライトダウン 長袖

こちらはアウターの中に着る用として昔買っていたもの。スッキリ着れるようにSサイズを選んでいます。そのため、ファスナーを上げるとキツい…笑
カーディガン感覚で使っています。

これ、機内でも役立つんですよね。丸めて付属の袋に入れれば枕代わりにもなるし、寒いときは毛布代わりにもなる。首元が寒ければ首に巻くこともできるし。こちらも2013年製。

ウルトラライトダウン、こんなん、旅にはなんぼあってもええですからね。

ボトムス

ボトムスは細めのパンツ一択。理由は、ウィンターブーツを履くからです。選んだ基準は

  • 1枚で暖かいもの

  • スキニー

  • 暗い色

1 黒

しまむら 商品名不明

確実に出番が一番多いであろう黒パンツ。フィンランドでは、黒を着ている人が多い。毎回行く度に、黒い服を持ってくれば良かった…と思うので、今回は冬でファッションの幅も限られることから、この黒パンツを基本にコーデを決めました。

パンツはしまむら派。あったか素材で、色や素材のバリエーションが豊富。ベーシックなものや人気のサイズはすぐに売り切れるので、季節を先取りしてまだ暑いくらいの9月末から10月に買うのがオススメ。

2 ジーンズ★

しまむら 裏地あったかプレミアムパンツ

しまむらの中でも特に暖かいこのシリーズ。重ね履きしなくても1本で充分暖かい。裏地がふわふわしっとりしていて履いてて気持ちいい。前述のパンツと比べて格段に暖かい。マイナス気温のフィンランドで、このパンツがどこまで威力を発揮するかこれから楽しみです。

こちら、旅行にもオススメだし、冬の実家帰省にもきっとお役立ちのアイテム。形は細身のストレートで、足が綺麗にみえます。サイドゴアブーツだとインするのは難しいけど、太めの筒のブーツや長靴ならインできます。

https://www.shop-shimamura.com/item/0156000001080/?cl=213

3 カラーパンツ★

しまむら 裏地あったかプレミアムパンツ カーキ

前述の裏地あったかプレミアムパンツのカラー版。もともとベイカーパンツが欲しいなと思っていたのだけど、このカーキが好みだったので買い足しました。こちらは旅行には持って行くか悩み中の2軍アイテムだけど、普段履きに合わせやすそうな、緑寄りじゃないカーキが気に入っています。

足元

その他のアイテムをご紹介します。

タイツ・ソックス★

ファルケ

ドイツのブランド、FALKE。冬の足元はファルケ1択です。手軽に安く買えるソックス類ですが、ファルケを一度履くと、他には戻れません。

コットンタイツは低刺激で肌に優しい。更にちゃんと暖かい。履き心地と暖かさを両立するすぐれものです。タイツ選び迷子から脱却しました。冬中履くので裏やつま先が消耗してきますが、定番で、毎年同じものを買い足せる安心感があります。

そしてこの冬出会った衝撃のソックスが、またファルケでした。

ファルケ ウォーキーライト

ウール素材で暖かいながらも、汗をかいても湿気を逃がしてくれるのか、さらりとした履き心地。中はパイル地でふわふわ。足首のゴムはしめつけがなく、かつ、ずり落ちない。さすがファルケ!真夏以外は快適に履けるんじゃないかな?というわけで、1足買ってあまりにも気に入ったので、すぐに2足イロチ買い。ブーツの中に履くのも、重ね履きせずこれ1足で良さそう。


最後に

準備をするうちに、日本にいても今回選んだアイテムだけで冬を過ごせるのでは?という気付きがありました。

シンプルで、着回しがきいて、ベーシックなカラー、そして変わらず上質なものと、ハイテクなプチプラの組み合わせ、そしてお手入れがラク

旅行の服選びを通して、そういうことが分かってきたので、旅行の予定がなくても、「旅行に持って行きたいか、旅先で着れるか」という基準で服を選ぶのもいいかも、と思ったのでした。

出発直前、かたまってきた旅行ファッション。現地で耐寒はどうだったか、成功も失敗も、検証してきたいと思います。アウター編やぬくぬく編はあらためて書こうと思っています。

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