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ごあいさつ

はじめまして! ひろりんと申します。数あるnoteのなかから、ぼくのnoteをご覧いただき、ありがとうございます。

ぼくは幼い頃からずっと「吃音症(きつおんしょう)」という言語障害に悩まされて生きてきました。

吃音症とは、平たく言えば“どもる”ことです。言葉の第一音を繰り返し何度も言ったり(「こ、こ、こんにちは」)、第一音がなかなか出てこなかったり(「…………こ、んにちは」)等、いくつかの症状があります。

健常者(以下、非吃音者と書きます)の方でも、緊張したり気が焦ったりするとどもってしまうことがあると思いますが、ぼくのような吃音者は、緊張していない時でも、焦っていない時でもどもります。

緊張するから(焦るから)どもるのではなく、どもるから緊張する(焦る)というほうが正しいかと思います。

吃音症は、なかなか非吃音者には理解されにくい障害です。相談しても、「落ち着いて話せば大丈夫」とか、「息を吐きながら話せばいい」とか、見当違いのアドバイスをもらうことがほとんどです。

でも、どんな工夫をしたところで、結局、どもる時はどもるのです。

ありがたいことではありますが、たとえどれだけ家族や友人が親身になって励ましてくれたとしても、非吃音者に吃音者の苦悩を理解してもらえることは、おそらくそうありません。

吃音者の苦悩は、同じ吃音者にしかわからないのです。これはぼく自身が今まで生きてきて、強く強く感じた事実です。

だから、ぼくはこのnoteをはじめました。

これまで、吃音に関する情報商材や矯正装置、書籍、リハビリ訓練など、いろんな経験をしてきて、幸いにも現在、ぼくは自分の吃音症をほぼコントロールできるようになりました。

このnoteでは、それらの経験やノウハウを包み隠さず書いていくことで、ぼくと同じく吃音症に悩み苦しむ方々の参考になることを目的としています。

また、ぼくの身のまわりで起こった吃音症に関する出来事や、吃音症をテーマにした書籍、映画のレビューなどについても書いていきたいと思います。

本気で魂を込めた記事を、自分の言葉で、情熱を持ってしっかりと届けていきますので、無料の記事だけでなく、なかには有料の記事もあります。その点についてはご容赦ください。

このnoteが、吃音症に苦しむ方々に貢献できるものになれば嬉しいです。皆様、これからどうぞ、よろしくお願いいたします!

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