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頑ななプライドなんてもういらない

2021.2.4.

夜中にふと目が覚めた時、とても不安に陥ってどうしようもない時がある。
そんな時、今までは「祓いだ~」と言って無理やり追いやって気分をフラットにしていた。祓いはとても効果があるのでスッキリする一方、現実を見ないことにもなりかねない。

今夜も不安が襲ってきた、でも今日は祓うのではなく、直視してみる。
すると不安はじんわりと身体に溶けて自分になった。
不安という感情は自分をかき乱すものではなく、光の穴に変化した。

もしかしたら不安というのは、自分にとって進む未来を示しているのかもしれない。

「今のままの自分ではダメですよ。
 本当にあなたが居たい場所はこっちでしょ?」
「今の望まない位置から動く必要がありますよ」

そんな感じ。

不安も自分を知るツールなのだ。それは祓うのではなく直視することで、自分を受け入れることになるのかもしれない。だからこそ不安は自分をかき乱すものではなく、じわっと溶けて自分と一体となった。
「わかってくれたんやね。」

パートナーはダンスレッスンの生徒さんとの関係が変わり始めている。
彼女は言う。

「前は私の思うことを押し付けていただけのようだったけど、今は自分の気持ちも話しながら生徒さんのいうことも聞けるようになった。これはあなたと言い合ったりしながら、相手のことも感じて、どうしたら自分の気持ちを伝えていけるのだろう?と考えて、アウトプットを工夫してきたことが役に立っているのだと思う。自分の意見か相手の意見かどちらかではなく、また妥協点でもない。お互いの考えを感じてそこからベストな案を創っていくかんじ。」
「すると生徒さんからも活発な意見が出てくるようになり、私はそれを聴いて最善策を出すだけでいいようになった。だからコンテンツを無理に自分で考える必要がなくなってきた。」


「もうそろそろ傷は癒えたでしょ? もう動いてもいいころじゃない?」

前のケンカの時に言われたパートナーの言葉にハッとした。そうだ、ぼくはいつまでも「自分は傷ついた、今までリキんで無理して頑張ってしたいこともせずにやり続けて疲れた」と何もしないで休み続けていた。
何もしないこともとても大切なことだけど、もう動いてもいいころかなとも思う。

長らく見えない世界に身を置いていた尊敬している先輩の今年のテーマは「稼ぐ」だ。僕の不安の元はお金。
パートナーにも言われた。「お米作りを教えるプロジェクトはみんなが喜んでくれたもの。だからそれをみんなに披露するだけでお金になるんだよ」と。
今年はこのプロジェクトだけで一年の収入はまかなえないとしても、別の定職とプラスすれば自分でお金を産み出せる力は確かにあることがわかる。

「僕は創造主になりたい(別に教祖になりたいわけではなく、現実をクリエイトしていく力を自分に見出したいという意味)」そう思うことを形にするのは自分だ。そして今、僕にはその力がある。

後は行動。行動が想像には欠かせない。
「行動すれば次の現実」と、尊敬するコンサルタントの石原明さんもそう言っていたではないか!

僕は変わりたいと思う。
「センス・オブ・ワンダー」の凄さをみんなに感じてもらいたくてプロジェクトを始めたのだろう。このワードを軸にして活動して行ってもいいかと思う。

僕は変わりたいと思う。
「こんなことやりたくない、とやらなかったから今があるんじゃない。今までやりたくないとやらなかったからうまくいかなかったんだよ。今までと同じことをしていたらダメなんだよ。」

全くその通り。
頑なな気持ちを少しずつ溶かして、いいと思うことはまずやってみよう。


なぜ自分は頑なだったんだろう?

人のアドバイスを受けて、いつもと違った行動をすると自分に軸がないと思われることが恥ずかしいと感じている。人の意見に影響されてホイホイ変わる自分がかっこ悪いと思っている。そんな想いがあるのではないだろうか?

でも成長していくためには、その想いは無意味だ。
「アドバイスを受けて変わる自分はかっこいい」そんな魔法の言葉を産み出したいものだ。

今こうやって内省していることは僕以外の人にも役に立つことになるのではないだろうか? 僕が変化することで、頑なのまま動けない人、プライドの高い人が生きやすくなるのにとても役に立つはず。

「プライドの高い人が生きやすくなるためのブログ」
こんなブログを始めてもいいのかな? なんてね。
50歳を前にして輝きを取り戻す復活劇をライブで記録していけば、同じ境遇の人たちの勇気につながるのではないか? なんてね。


これから全力疾走して、疲れたら休めばいい。
でも今回の全力疾走は前回とは違う。ギターも弾くし本も読む。自分がやりたいと思えることもやっていきながらの全力疾走だ。 




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