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出展希望者から見たWebX体験(カンファレンス初体験)

WebX参加のきっかけ


参加のきっかけはNounsdaoに提案を提出した事でした。(proposal 300 Nouns MIrai Japan

halさん渾身のイベントタイトル筆文字

田川さんのキービジュアル”POP POP TOKYO"
提案結果


   この提案は日本で行われる最大規模のWeb3カンファレンスにNounsdaoブースを出展し、国内外Web3業界の関係者の方、一般観覧者の方々にNounsdaoをより広く知ってもらおうという趣旨でpNounsdao内でチームを組み(アーティストの田川誠さん、hal hori art さん、バイリンガルコミュニケーター@kinakoさん他)と一緒に企画を立て、企画書を@bubllyさんと私hiroを中心に作成しました。企画ではWebXの企業出展ブースエリアを借り、和風な空間とメタバースを併用してNounsを紹介する(カンファレンスで異質な空間を作りつつ、海外のお客様を意識)というもので,結果的に企画は反対が多数で不採用(賛成96/反対174)でしたがWebX自体は観覧者としては今回する事が出来ましたのでご報告ノートとなります。

WebXとは

WebXは日本最大の暗号資産・Web3メディアであるCoinPostが企画・運営し、年7月25日・26日 東京国際フォーラムにて開催されたアジア最大級のWeb3カンファレンスです。 
 目的はWeb3・分散化技術をメインテーマにWeb3業界内外の参加者が社会浸透を議論しグローバルビジネス連携が加速する日本をアジアのWeb3中心地に位置付けるという事を掲げ 、300を超える企業、投資 家、政府関係者、メディア、一般来場者を迎え、内容はスピーカーセッション、Web3技術ワークショップ、アジアWeb3ハッカソン、サイド・アフターパーティからなります。
私はスピーカーセッションと出展ブース見学(私たちが参加したかったのがこれ)、アフターパーティ、サイドイベントに参加しました。
会場はカンファレンスが行われる大ホールグローバルステージ、日本ステージ、地下企業ブースエリア、ワークショップに分かれていました。 

会場図
エントランス
受付

ここから初体験記

業界関係者でもなく、そもそもカンファレンス初体験の私はweb3カンファレンスとは一体どんなものか??の所からのスタートです。web3知識としては広く薄-く(暗号資産・DEFI ・BCG・DAO)を2-3年程経験してきましたが、Web3業界全体の動向やトレンドに疎くなってしまいました。
また最近はNounsdaoのキャッチアップに追われ各分野を休止していて専門分野というものは無い為、(強いていえばDAO)カンファレンスの内容については別の方の記事をお読み頂き、こちらははじめてのお使い!?感覚で旅行体験記としてお読み頂けば幸いです。

カンファレンス会場

受付を済ませた後、カンファレンスが行われているグローバルおよびJapanステージへと向かいました。巨大なスクリーン前に4名の登壇者がいるのが今回のデフォルトのスタイルの様です。(ビギナー目線:ステージが格好いい!)グローバルステージ入り口では同時通訳機を配っておりました。最初英語での聞き取りを試みましたが諦め、途中から翻訳機を聴きながら聴講しました。(それでも難しい。)登壇者の構成は政府関係者や金融関係者、または研究者、企業CEO、など各界からひとりずつ、自己紹介からの一つの話題について各立場から順に話していくといったものでした。

反省ポイント#1聴講はスケジュール立てる!


事前にタイムスケジュールが発表されておりましたが、さらっとしか目を通してなく💦カンファレンスを聴いてしっかり学びたい方は(今考えれば当たり前ですが)、事前に登壇者や自分がどの分野の話を聴きたいのか決めてそれにそって行動をお勧めします。(現場に慣れるまでしばらくの間ちんぷんかんぷんが待っていました)
入り口でもらえるリーフレットQRより(入場者限定)登壇スケジュールを確認します。
内容も 法規制・最新チェーン技術・取引所・NFT・メタバース・BCG、ステーブルコインについて当然ながら多岐に渡り、次につながるものは少しその関連のあるものに続く流れです。最初に聴講したものは規制関係の内容が2−3つ続いていてそのまま聴講。 後からタイムスケジュールを確認した際に別ステージの方が聴きたかった内容がもりこまれていました。
NFTやBCGのセッションも聴きたかったのですが事前のチェック不足で聴く事ができず。また人気の登壇者は(メディア露出の多い方)のステージが人気で早々に満員で入場制限されていましたので、混みそうなステージでは早めの時間帯からその会場に入って聴講しながら待つ方がいい様です。
登壇者スケジュール

意外と短くテンポ良く進むセッション

今回感じたのは一つ一つのステージが意外と短い事です。ほとんどのセッションが20−30分、長くて1時間でしたが登壇の入れ替えもテンポ良くどんどんステージが展開されているのが印象的でした。またセッションが短いので各々の分野で今進めている事業についてが中心で止まり深い議論に及ぶということは時間の設定もあり、1時間のセッション中で少しあったかなという印象です。

入場口
グローバルステージ
度々登壇Aaster渡辺氏

セッション内容とブース出展で印象的だったもの

前述の様な事から多くのセッションでの見どころポイントを逃していた私ですが、多くの登壇者から聞かれものは相互運用性(インターオペラビィティ)具体的に商品化されている秘密鍵不要のウオレット”NERO" などマスアダプションへの具体的な方法が既に導入され始めていると感じた点です。
 クロスチェーンブリッジの脆弱性に対する新しい仕組みを提案していたり、既存のWeb2企業がもつ個人情報をより限定的にする取り組み(匿名化技術)などの話題も多かったです。 規制に関してはユースケースを蓄積している段階、度々登壇している渡辺創太氏もキーパーソンの一人となって大手企業を巻き込んだインフラの裏側にチェーンを組み込んでいくという動きをとっている様です。一方でユーザーに近い筋からはレイヤーはユーザーにとっては関係が無いので、セキュリティを担保したも視点はとても重要だという事話も。 規制緩和についてはとにかくユースケースを増やしていくといった事が重要だと話されパイプ役として渡辺氏やJPYCの岡部氏の様な方がキーとなって活動されている様です。

4回も登壇、渡辺氏

話題の人物も登壇


日本ステージではひろゆき氏、成田悠輔氏も登壇されていました。成田氏が参加していたテーマはデジタル通貨が日本の未来というテーマでした。暗号資産について非専門家の立場から銀行家とお金について、つまり過去も現在も実体お金は台帳だったという話、匿名性の最も高いものは”紙幣”の話は興味深く、信用=お金という図式であればお金はいづれ消えるのでは、という議論がされ最近私もよくその事を考えているので興味深かったです。

成田氏のYoutubeを時々見るのですが、自分がくだらないと思っている時間は偉い人と話をしている時で何故かその場面ばかり注目がされ、誰も読まない論文を書いている時が自分にとって大事だなどと話しているのを思い出し、今の時間が前者なんだなとひとりこっそり思いだしていました。
 



こちらの対談はWeb2企業がWeb3にどう対応していくのか各界から話し合われており、Konicaの副社長からDaoやトレジャリーなどを製造業に当てはめていきたいという話もされていました。またHYPERLEDGER(ブロックチェーン企業)からはオープンソースとしてのスタンスと匿名性をどう両立させるか、AMAZONからも全てのレイヤー網羅するアマゾンも10年以上も前からブロックチェーンに取り組み人材を投入して進めているという事を話されています。

各ブース巡り

今回の参加のきっかけは本イベントへのブース出展でした為、企業出展者ブースに多くの時間を割きました。
Nounsへの提案はこの様な和風ブースを作る提案を作りました。

小上がりでメタバース鑑賞

気になったブースや訪れたブース

こちらは企業が出店する地下のブースエリア

小ブース

デジタルヒューマンを写真から作成 MetaTopia
NFTとさまざまなサービスを連携できるサブスクMIts
NOX gallery 展示が洗練されていて場所も良く注目を集めていました。
NOX gallery
BCG注目度No.1XENO

WorldCoinこちらが大行列でした!(写真を貼り付けられなかったので) 世界が変わる予感。 虹彩を収集 

人間かボットかを区別するシステム。また、世界中の人々に無料で配布されるユニバーサルベーシックインカムの実現を目指しているとのこと。
https://www.gizmodo.jp/2023/07/open-ai-worldcoin.html


ノベルティ・グッズ

椅子カバー



一般の方と少し違った目線、入場者用エコバック、広告物、企業ブースとそのサイズ、出展者のディスプレイ、準備された資料、スタッフの方の説明方法、ノベルティ内容などはしっかり見てきました。内容とコスト等を把握していたので企画段階と、イベントの出展者目線で見て内容を確認する事ができ、有意義でした。もし別の機会で企画作成する場合の目安を知る事ができました。
Nounsへの提案には水とエコバックのスポンサーで申請していました。エコバックは以下の通りで受付で来場者に配られました。見本で出ていた素地(黒)とは違うきなりのバックでした。ですがリーフ類などのキープに必需品でこれはスポンサーになる価値はあるかとおもいつつ、この様に小さく名前が載るだけ?だったら効果性は薄いと思います。

Nouns提案の内容

アフターパーティ・サイドイベント



様々な方と繋がる為のイベントが開催されていました。しかし、しっかりとしたお話しは難しい環境であることがわかりました。単純に楽しむ場所という感じ。

サイドイベントも多数開催 この様な事前フォームで確認・予約できました。
ゲーミングプラットフォーム Mocaverse 


NounsMiraiJapan


Nounsdaoへの提案は通りませんでしたが田川誠さん、Kinakoさんを中心にメタバースイベントを開催していただきました。有志イベントは実施,課題はあれど成功!

当初予定していたメタバース空間”Comati"


25日に行ったNouns SPACEライブ会場


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