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#15 これでバッチリ。自分の意見や提案を上司に採用されるための裏技とは?

おはようこんばんは!サラリーマン中間管理職のひろぽんですー。

↓ 第15回の話をラジオで聞く ↓

↓ 第15回の話を文章で読む ↓

今回は、役員たち”ヤバい”という話。

私の会社は親会社の影響力が比較的に強く、多くのグループ会社の役員は親会社の社員が占めています(天下りのようなイメージ?)

そんな私も親会社からの出向なので、キーワードとして出ている”昇進試験”に合格すれば、そんな私も同様な人事異動でグループ会社等の幹部クラスに着任することが考えられます。

今は、これまでの話を読んでいただいて、わかるというか・・・まずは、そんな妄想(具体的イメージを膨らますこと)は大事なことかもしれませんが、こと、今の役員の仕事ぶりを見て

「こういう感じで仕事するのかぁ」

という共感というか、憧れには私には”まったく映らない”と断言します。

書き方を間違えると会社の悪口になりがち(それは自分の首を絞めること)になりますので、言葉は選んで話しますが・・・

①役員は親会社の幹部(社長や会長)を見て、政策を判断しているので、”本当に”今のホテルとしてやるべき優先順位を見誤っている。

②状況や政策の成り行きで優先順位は常に変化するため、進め方(スケジュール)のアウトラインを決めるだけでいいのに「いつまでに」「何をするか」「どのように」にまで求めるので、身動きがとれない。それで状況が変化すると、スケジュールと違うと意見を言う・・・。

仕事の闇を見ているようです。

なんで、私としては、この問題を打破するためのポイントは、かの有名な、この言葉しかないと思っています。


敵を知り、己を知れば、百戦して殆(あや)うからず

孫子の言葉です。

これが、こういった役員クラスの人間を説き伏せるコツだと思っています。

つまり、敵情を知って味方の事情も知っていれば百回戦っても危険が無く、敵情を知らないで味方の事情を知っていれば勝ったり負けたりし、敵情を知らず味方の事情も知らないのでは戦うたびに必ず危険になる。

(ひろぽん訳)
役員クラスの仕事の進め方を知り、業務効率化や、生産性向上に寄与するからと言って、ドヤ顔で提案するのではなく、役員たちに課題や問題を認識させ、そのために解決策を考えねばと思考させ、相手から声がかかった時に即座に提案し、合意を取り付ける。

提案するためのネタを考えるのも大事ですが、最もエネルギーを費やすのは、役員たちに課題や問題を認識させ、何とかせねばという気持ちにさせるように誘導させる(機運を作り上げる)ことだと思います。

機運を作り上げるのは、もちろん私だけではできません。店舗の管理職の力や実際の店舗で起きている”問題”を知ってもらうことだと思います。(悪意ありますが、実際に事故等、実害が発生すると的面)

正直、こういう仕事の進め方は、やっと最近覚えました。人事等も目標では

「自ら課題を発見し、課題解決を図ることができる」というのは、よく聞く言葉ですが、これをそのまま受け取って、根回しや、機運を高めることなく、課題解決を図ろうものなら

「費用対効果が低い」「時期尚早」「コストを抑えた別な策を検討」などと言って否定される確率が高くなります。

それはそうです。自分に感じていない課題を先に言われ、提案までされたら役員のメンツを潰すというか、面白くないのです。結局は、感情の人間というか、役員も出向人なので、本当にホテルのためにというより、自分のメンツを優先する可哀想な方々なのです。

中間管理職が長いと、そんな哀れな幹部人の気持ちも見えてきます。だからこそ、それを逆手にとって、自分の考えを通すための策を練るのです。

一言で言えば

その気にさせるように仕向ける。

これに尽きます。

支配人になって、業務の幅も広くなりました。課題が多くあり、解決策として機運を作り上げることも、本当に大切だと思う今日この頃です。

来週もまた聞いてくださいね。

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