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うた☆プリにはまったアラフィフBBA その1

最初は半笑いだった。
友人Kちゃん(オタク師匠)から「うたのプリンスさまっ」というアニメ映画を見に行こうと誘われたのが2022年9月の上旬。はじめは「( ゚Д゚)ハァ?なにそれ?」だった。なんか聞いたことあるけど、子供相手のちゃっちいアニメなんじゃないの?(←すまん)というのが、最初の印象だった。

うた☆プリについて簡単に説明しておくと、もともとは恋愛アドベンチャーゲームから始まったコンテンツがアニメになったものらしい(このあたりの詳細はwikiってください)。七海春歌ちゃんという主人公が、アイドルと作曲家育成のための学校、早乙女学園の入学試験を受けるところから物語が始まる。アイドル志望のイケメン男子たちの作曲家として、春歌ちゃん共々6人(のちに7人)の男子達が成長を遂げていく、というストーリーなのである。2011年から2016年まで4期分アニメと2019年に劇場版映画が製作されている。

どうせ観るなら映画になるまでのストーリーやキャラを全て把握しておこう、と早速配信サービスで視聴を開始した。(←真面目か!)しかし、だ。内容がともかく、色んなことの描写がとんでもなく、私の理解を超えたヘンテコリン満載なのだ。まず、早乙女学園だが、ベルサイユ宮殿かよ?と言いたくなる広い敷地に鎮座するザ・洋館。(どこかで見た既視感…日本食研「KO宮殿工場」や( ゚д゚)ハッ!)

ここは各種専門学校らしい。全寮制で食事付き、授業料はいくらするのだろう…などと思案してると、ぶっとんだ校長先生がお出ましする。この校長(後に昔はイケメンアイドル、シャイニング早乙女だったと知る)、全てがとにかく変なのだ。カタカナ英語を挟んでお話になるのだが、皆のことをYouと呼んだりするあたり、Jさんへのオマージュなのか?神出鬼没で突然現れたかと思うと、突然どこかへ飛んで行く。そして恋愛禁止の学園内に備え付けられている監視カメラの数々。ヽ(ヽ゚ロ゚)ヒイィィィ!
もしも最初の脱落ポイントがあるとしたら、このあたりだったに違いない。

こんなふうに戸惑いと半笑いで始まった私の「うた☆プリ」体験が、後に深い沼になることを、この時の私はまだ知らない。(つづく)

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