日本の入国規制緩和(2022年4月8日から)

カナダ在住ということもあり、日本入国に関する情報はわりと頻繁にチェックしています。コロナ禍でしばらく帰国できていないですので、そろそろ一時帰国したいなと考えています。

こんな中、この変更があったようです。

これは外国籍の方の入国に関する変更のようです。

最初読んだ限り、何が変わったのかよくわかりませんでした。
入国拒否は解除だけど、ビザは必要???つまり今までとどう違う??

このニュースでも、

外国人が来日しにくい状況に大きな変化はない見通しだ。

と書かれていますし。

こんな時は一次情報に当たれということで、外務省のサイトを見てみました。

これには、この変更に関してこのように書かれています。

次の106か国については、令和4年4月8日午前0時より上陸拒否の対象外となります。

アジア:インド、インドネシア、カンボジア、スリランカ、タイ、ネパール、パキスタン、バングラデシュ、東ティモール、フィリピン、ブータン、マレーシア、ミャンマー、モルディブ、モンゴル
大洋州:フィジー
北米:カナダ、米国
中南米:アルゼンチン、アンティグア・バーブーダ、ウルグアイ、エクアドル、エルサルバドル、ガイアナ、キューバ、コスタリカ、コロンビア、スリナム、セントクリストファー・ネービス、チリ、ドミニカ共和国、ドミニカ国、トリニダード・トバゴ、ニカラグア、パナマ、バハマ、パラグアイ、バルバドス、ブラジル、ベネズエラ、ベリーズ、ペルー、ボリビア、ホンジュラス、メキシコ
欧州:アイスランド、アイルランド、アゼルバイジャン、アルバニア、アンドラ、イタリア、ウズベキスタン、英国、オーストリア、オランダ、カザフスタン、北マケドニア、キプロス、ギリシャ、クロアチア、コソボ、サンマリノ、ジョージア、スイス、スウェーデン、スペイン、スロベニア、セルビア、タジキスタン、チェコ、デンマーク、ドイツ、ノルウェー、バチカン、ハンガリー、フィンランド、フランス、ベルギー、ポーランド、ポルトガル、マルタ、モナコ、モンテネグロ、ラトビア、リトアニア、リヒテンシュタイン、ルーマニア、ルクセンブルク
中東:アラブ首長国連邦、イスラエル、イラン、オマーン、カタール、クウェート、サウジアラビア、トルコ、バーレーン、ヨルダン
アフリカ:カーボベルデ、セーシェル、チュニジア、ボツワナ、モザンビーク、モーリシャス、モロッコ、ルワンダ

このサイトをよく読んでもいまいちよくわからない。これまでも一部入国できていたようですし、この変更後も自由に入国できるようになるわけではなさそうです。
日本国籍の人が対象ではないので、ネットでも情報が少ないです。各社ニュースサイトでも同じような内容でした。取り上げるほど大きなことではないということでしょうか。

自分なりに調べて、解釈したところ、要は、

今までは、上で挙げた対象の106カ国は、上陸拒否されていた。でも、一部、条件が揃えば入国が可能だった。

4月8日以降は、上で挙げた対象の106カ国は、上陸の拒否は撤廃。でも、入国にはビザの申請が必要。ただし、観光はダメ。

ということで理解しています。間違っていたらすみません。

法的な観点だと大きな変更かもしれませんが、言葉遊びのような印象を受けました。「今までは上陸拒否だけど、条件が合えばok。これからは上陸拒否ではないけど、ビザが必要」ってことですよね。条件のクリアとか、ビザの申請とか、いずれにしても手続きは必要ということのようです。

コロナ前のような外国人観光客が押し寄せるようになるということにはまだならないようです。

まぁ、良いか悪いかは別として、状況は動いているということは確かなようです。

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