【メディアの印象操作】森会長発言について

SNSで話題になっていたので、森会長の「女性蔑視」発言がメディアでどのように抜粋されているのか調べてみました。

スポニチhttps://www.sponichi.co.jp/sports/news/2021/02/04/kiji/20210204s00048000348000c.html

TBSニュース

https://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4190703.html

日刊スポーツhttps://www.nikkansports.com/olympic/tokyo2020/news/202102040000028.html

以上の媒体を確認したところ言葉自体が違っていたり、発言を大幅にカットされていたりしていて、どのメディアが正確に伝えているのか分かりません。

メディア比較

画像を参照してください。メディアによってこれだけ違ってます。特に日刊スポーツにおいては大幅に文言が削られており、読んだ印象は変わってくると思われます。そもそも全てのメディアで文言が違うため本当に正しい情報を得ることができない状態です。これは情報ソースとしては出鱈目と言っていいのではないでしょうか。

個人的にはTBSニュースによる抜粋が一番正確なのではないかと思います。その上で自分の意見を申しますと、これを女性全体に対する蔑視と解釈するのは無理があると思います。ただ、ジェンダーが叫ばれる今の世の中、いささか不用意な発言であったかもしれません。

全体の文脈としてはむしろ女性の能力を好意的に評価しているという印象です。「女性は優れているので競争意識があって(積極的に発言をするため)会議が長引いてしまう。また、(そうであるが故に)時間の規制を設けないといけない、と言ってる人がいた」と要約出来るのではないでしょうか?自分には女性蔑視とは思えませんでした。元防衛相稲田氏が「女性は競争意識が強い」というのは「間違った認識だ」と述べたとの報道がありました。前後の文言を認知せず、明らかに切り取られた情報に踊らされた感があります。「女性は優れている」という文言を削り「競争意識が強い」や「会議が長くなる」だけを切り取ることで印象は全然変わります。ヘッドラインしか見ない人にとっては森氏の印象が悪くなってもおかしくないです。正確に報道されていたとしたら「辞任すべき」といった意見は出なかったのではないでしょうか。

そして現在、内外マスコミ・メディア・芸能人をはじめ、与党を含む一部の国会議員、一部の駐日公館などが一斉に「女性蔑視」として一人の人間を攻撃しています。この様子は異常としか思えません。皆、自らの正確性を担保することもないまま批判を繰り返しています。

結論:マスコミの印象操作には気をつけよう

以上です。

追記)現段階でIOCのHPのトップページは2022の北京に変更されてしまってます。
https://www.olympic.org

2022北京

IOCは中止に舵を切ったのでしょうか?

巷ではオリンピック中止はやむ無し、みたいな風潮が広がりつつありますが、果たしてそれでいいのでしょうか?出場予定のアスリートの前で同じことが言えますか?

予定されていることが無いものにされている状態を見て、闇を感じずにはいられません。

○あ

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