カタカムナの訳・終わりました
『カタカムナ』、新HPのほうで全80首の訳を公開しました。
大変だった……。しかし、やりきった!!
◆ 今年3月 (2023年)
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3月頃に初めて『カタカムナ』のことを知って、夢中になった。
その後、自分用に最初に10首くらい訳したときに、カタカムナの真の姿を知る。
と自分の訳に驚いたわけですが……
・ このときは、数句だけ訳して終えるつもりだった
・ 訳したものに「すごいことを見つけてしまった」という自覚はあったが、世の中に向けて公開する気まではなかった
・ あくまで自分用だった。この時は。
◆ 今年4月 (2023年)
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最初に訳した10句程度が意外に簡単にできたのと、中身も世の中で言われていることと違う、スゴイものが出てきたので、残り70首も訳す? やっちゃう? 魔が差す。
結局やった。
途中で力尽きるかもしれないが、できるところまでやってみようと。
そして、アッサリ跳ね返された。なんだこれ、難しい!!
特に『古事記』パート。
元々『古事記』の知識がなかったので、調べながらやったものの、あのおかしな漢字の羅列に辟易する。
なんなんだ、これは。
それとともに、ある違和感にも気づく。世の中の『古事記』の解釈ってホントにコレ正しいの?
特に、最初の頃は、『古事記』の解釈に権威のある國學院大學のまとめた神名解説HPと、Wikipediaを中心に見たていたのだが、中身を見るとどうも違和感しかない。
これ、『カタカムナ』の他の人の訳(抽象界とか)を初めて見たときの感覚に近いんですよ。
『古事記』もやっぱり、世の中で知られていることって、真実と違うのでは?
一番最初の先導役が間違ったルートにはまり込み、その後の研究者も後に続いてしまって、全員が間違えてる現実があるのでは?
『古事記』もやっぱり、自分が、パラダイムシフト砲を放つことになるのだろうか?
◆ 今年4~6月 (2023年)
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アッサリ戦死。
だめだこれ、サッパリ分からん。
何度見直しても、元の知識がないものだから分からない。
調べながらやるにしても、その調べる対象も
「この解釈ってホントにコレ正しいの?」
という違和感しか感じられず、混乱が深まるばかり。
この先何をどうすればいいのか?
詰んだ……
ここで諦める気満々だった。
自分はよく頑張った。結局、途中で挫折したけど、世の中の人が誰も見抜けてないことを見抜いたし、カタカムナの訳は面白かったなぁ。オシマイ!!
……としようとしたら、そのタイミングで前にも書いたように、「辞めるな。続けろ」といきなり神様からの声が。
【神様からのメッセージ】
-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-
神に助けを求めてる者たちに伝えたいことがある。
今から神の伝えたことを代筆して
困ってる人々を救うために
わかりやすくまとめて、公開してほしい。
-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-
最初は自分のためだけにやってた。
訳したものを周りの人に披露して「驚きと尊敬」という評価は得られたものの、それを発表するつもりは最初はなかった。そもそも途中で挫折してるし。
しかし、いきなり神様から自分に直接依頼が降りてくるという、過去にあまりなかったイベントが発生したので、「神様が助けてくれるの? じゃあ、できるのかな?」みたいなノリで受けた。そもそも
【神様からのメッセージ】
-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-
神に助けを求めてる者たちに伝えたいことがある。
『カタカムナ』 は日本神話の神が降ろしたモノ。
その神が直接 『カタカムナ』 の解説をするから
それをまとめて世の中に公開するのだ。
-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-
こう言われたら、「ああ口述筆記すればいいのね! OK!」と思うじゃないですか。
実際、神様の言葉の口述筆記なら過去にも何度かやった経験があったので、あれと同じノリでいけるなら、「どうぞどうぞ、お話しください!」となるわけです。
……聞いてた話と違った。
実際には、ヒントがちらっと降りてくるだけ。
漢字化ですら、完成品だけを見れば、簡単そうにチョイチョイとやったように見えるかもしれないが、実際は違う。
古語辞典と、パソコンの文字変換候補に出てくる漢字一覧を駆使しながら、とにかく候補は全部並べて、文節の区切り方も、こうかな? ああかな? といろんなバージョンを試行錯誤して、何度も読み返して、数日かけてようやく……。
しかも、「漢字化された後にでてくるもの」は普通の「古文」と同じなので、そこでようやく『古今和歌集』とか『万葉集』と同じ条件になる。
そこからまた現代語訳が必要になる。
『古今和歌集』とか『万葉集』なら、訳に詰まったら、他の方の訳がいつでもカンニングできるからいいのですよ。
カタカムナは、カンニングすると「抽象界が……」となってしまう。
結局ゼロベースで、ヒーヒー言いながら、同時代の『古今和歌集』とか『万葉集』の表現をヒントに、古語辞典と古語の検索サイトに単語ベースで当たりながら、訳していった。
で、訳が失敗していると、神様から反応がない。
訳が成功したら、「おめでとう」って感じで、追加の解説が降りてくるって形式だった。
なので、訳が合ってるか? 間違ってるか? は、やってる最中も体感的になんとなく分かったが……
……聞いてた話と違った。
-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-
『カタカムナ』 は日本神話の神が降ろしたモノ。
その神が直接 『カタカムナ』 の解説をするから
それをまとめて世の中に公開するのだ。
-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-
いちおう、間違ってはいない。神様が直接 『カタカムナ』 の解説をする。確かにその通りだった。ただ……
確かに、直接 『カタカムナ』 の解説をしてはくれたものの、順番が逆だった。
降りてきたものに対する口述筆記でいいのかと思ったら、結局解くのは自分。
結局一日中、仕事やその他のコト以外、空き時間のほとんどは、カタカムナの訳ばかりに費やすようになり、途中から毎朝4時に起きるようになって、起きた瞬間から昨日の続き! という生活サイクルになった。
午後11時頃に寝て、毎朝4時に起きる。
仕事始めの午前10時まで、午前中だけで5時間作業して、午後は空き時間とかでいろいろ。
結局毎日、6~10時間くらいやってたのでは? 全部合わせると。
しかも休みなしで。
お休みの日も、お出かけ先にノートパソコンを抱えて、何か暇な時間があったらカタカタやりだす。
そんな無茶ばかりしてたから、体調壊したわけです。何度ダウンしたことか。
◆ 今年6~9月 (2023年)
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人前で発表するとなったら、自己満足の訳ではなく、霊能力ONの状態で見直す必要がある。再び最初の10句を訳し直したら、間違いだらけだった。
神様の応援が入った途端、自分の訳の方向性が変わった。
「自力で分析」→「まずはヒントを受けるために泣きつく」→「心を無にして受信モード」
霊能者モードで訳すようになったら……
あれ? 自力で訳していた時に比べていろいろなことがわかる! この前の間違いに今なら気づける。
ただ、簡単ではなかったよ。霊能力使いすぎで、毎日激しい頭痛を感じるようになった。
最初の10句くらいは「note」で発表していたものの、思ったより1つあたりの文章量が多くなった。
しかも、1番から順に見てもらう前提で書いているので、「ブログタイプ」の表示形式とは相性が悪い。
自分でメニューを組んで、一覧性のある表示ができる「HPタイプ」を作る必要が出てきた。
そのようなわけで、いったん80首の全訳が終わった後(この時点ではまだ訳は粗かった。まだまだアップまでには見直しが必要)いったん訳を脇に置いて、HP作りに着手。
HP作りの動機は、「一覧性のある表示」だった。
だから、テキトーなデザインでチャチャっと作ろうと最初は思っていたものの、いざやってみるとムキになってしまう。
おまけに、独自HPをたてるとなると、『カタカムナとはなんぞや??』という、何も知らない人向けに、カタカムナのことをわかりやすく説明した記事も必要になるのでは? ついでに、カタカムナの歴史とかも……
そうやって手を広げていくウチにどんどん深みにはまる。
なんだこれ、当初の計画になかったものばかりどんどん増えていく。
しかも、最初はテキトーにやるつもりが、いざ始めるとムキになってしまって、カタカムナの訳以上に、カタカムナの解説や歴史の説明にも情熱をそそいでいるという。
これで数ヶ月フッ飛んだ。noteのカタカムナの訳の発表は完全にストップ。
最初は数週間程度でできると思ってたんです。だから、いったん訳を止めたわけで。
それが結局、6~9月まで、まるまる費やすことになった。
◆ 今年9月 (2023年)
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数ヶ月かけて、手元でのHP作りがなんとか形になった。
この時点で、気がついたら8月末に。
メインコンテンツであるはずの『カタカムナの80首』の訳は、この数ヶ月、完全に止まっていた。
とりあえず、「note」で先行公開していた記事はいくつかあったものの、あれですら途中で放置してるから、ここから、『カタカムナの80首』の訳の見直しがスタートする。
とりあえず、noteに公開していた訳はいいとして、残りのものってどうなってるんだっけ?
久しぶりに、原文を見直す。
◆ 今年9月 (2023年)
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ようやく形が整ったので、手元で書きためていた新たな原稿を整形して、公開。
これが、9月13日
ただ、メインコンテンツであるはずの、『カタカムナの80首』の訳は、まだ見直しが必要だった。
そして、この仕上げのために、6月以来、3ヶ月ぶりに『カタカムナの80首』の訳の原稿を見直してみた。
なんだこれ? 原文が暗号!!
一瞬あっけにとられる。
すっかり、「素の自分」に戻った状態で、カタカムナ全80首を見直してみたら、サッパリ何も分からない状態。
でも、ここから先は、HPへのアップのために、カタカムナ全80首の訳を仕上げる形になるので、感心してばかりはいられない。
再び、記事化のために、霊能力を駆使して見直しを試みる。
神様、降りてきてくれるだろうか? あっ、降りてきた。大丈夫だった。
しかし、やってみると不思議なことに気づく。
あれ? 6月の頃に比べて、自分の能力上がってない?
今までは神様を呼んでも(神様に泣きついても とも言う)応答の頻度はそれほど高くなく、気まぐれ応答だったのが、今回はほぼ全部応答してくれる。
中身も、相変わらず「自分で解いてみせよ! 最低限のヒントだけは教えるから」という優しくはないシステムではあるものの、イザ始めてみると、6月の頃よりは調子よく訳せる。
もともと、漢字化したものが手元にあったので、正しい漢字を割り出すための労力が不要で、訳のみに思考を全振りできたというのもあるが、原文を見返したときの最初の反応が
なんだこれ? 原文が暗号!!
と一瞬あっけにとられてビビッた自分からすれば、これは嬉しい誤算。
最初の頃に自力で訳していたモノ(初期の10句)も含め、追加で神のメッセージが降りてくるものも結構あった。
その結果、元々自力で訳していた、最初の10句は半分以上、間違ってた。
惜しいところまではいってたが、天の声を降ろしなおして訳したら、今の方が、昔の自分よりも感覚が鋭い!!
今のほうが精度が高い訳が出せてる!!
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ただ、スイスイとは進まないよ。相変わらずの4時起きで、毎日限界までやってたわけだし、むしろキツサは増した。
仕上げに向けてのクオリティーを出そうとしてるので。
ただ、9月に入ってからは、『お昼寝』という技を覚えた。
今までは限界フラフラになって、グロッキーになっても、そのまま無理をし続けてダウンしていたが、さすがに何度も同じ事を繰り返せば、危ない一歩手前が見分けられるようになってきた。
頭痛を感じたら、離れる。背中の張りを感じたら、離れる。グロッキーで思考能力がゼロになったら、床に転がる。
そして、意図せずそのまま眠ってしまったときに、回復レベルが高かったことに気づいた。
そして『お昼寝』という技を覚えた。
よし、これで一日二回、限界まで挑戦できると!
なんだこの生活パターンは。
◆ 今年9~10月 (2023年)
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中身に間違いはないか? 新たに降りてくるものはないか?
数ヶ月ぶりに訳してみたら、同じものに対する2回目の挑戦ということもあり、訳の方も6月のときより鋭いものが降りてくるようになった。
6月頃には気づいてなかった新たな発見もあり、自分で書きながら「へーそうなんだ!」と驚いている。
それでも、訳は一筋縄ではいかない。
最初は、数字の順に、順番通りにアップしようと思っていたものの、途中で引っかかる句が出てくる。
他のHPを参考にせず、完全にゼロから組み立ててるものだから、一度引っかかると解決は困難。
そのようなわけで、最初は順番通りに訳そうとしたが、難しくて引っかかった句に対しては、とりあえず後回しにして逃げる。
足止めを食らうと、いつまでも先に進まないので、いったん放置して別な句に向かう。
それを続け、いくつか新たに仕上げながらも、逃げ続けて最後の句まで行く。
いったん80まで一通り進んだら、再び逃げた句の最初に戻ってきて、数日ぶりにまた同じ句を見直す。
前後の句を訳したおかげで、それがヒントになり、今度は解けるようになった。
しかしそれでも、途中で引っかかる句が出てくる。
別な句に進んで、80まで一通り進んだら、再び逃げた句に戻ってきて……
こういうサイクルを10サイクル以上繰り返した。
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・ 今度こそ順番通りにアップしようと決意する
・ 途中で引っかかる句が出てくる
・ いったん放置して別な句に向かう
・ それを繰り返すウチに80に到達
(以下、無限ループ)
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だから、アップする順番がランダムになっていた。
◆ 10月28日 (2023年)
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カタカムナの訳、全80句はこの日で全部アップ。
振り返ってみると、全体を通して、口述筆記みたいに最初から最後までスラスラいけたのはほとんどなかった。
大抵は、ヒントしか降りてこない。後は自分で解け! の状態。
……聞いてた話と違った。
いちおう、間違ってはいない。神様が直接 『カタカムナ』 の解説をする。確かにその通りだった。ただ……
正解にたどり着くまでは、自力で解かないといけなかった。これがかなり大変だった。
……とはいえ、カタカムナ本文を訳していると、昔の人に対する神様のヒントの与え方も同じだったことがわかる。
『ひとこと主の神』
神様は、ヒントしか教えない。そしてそれを解釈して、「神様の意図はこうでは? いやいや、こうでは?」と推理しまくった。これが、奈良、平安期の『和歌』や『短歌』の原型。
ああ、そういうことだったのね。
自分に対しても、解けるまでは『ひとこと主の神』モードのヒントの与え方。
無事解けた後は、『おおこと主の神』モードで、詳細に解説まで語ってくれると。
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◆ まとめ
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一番最後に残ったのは、第60番の句でした。
これが、何度見直しを繰り返しても、なかなか仕上がらなかった。
訳の方は、はるか前に仕上がってたのですが、解説文の切り口がね、自分の中の合格ラインを割っていた。
疲れが溜まると、どうしても思考力が下がってくるので、面倒になってクオリティーが低いまま、アップしたくなってしまう。
自分の中の合格ラインを高いレベルにとどめれば、基準を割ってる原稿はいつまでもアップできない。
でも、基準を下げれば、今すぐいろいろな句をアップできる。
サッサと終わらせて、ラクになりたい! と思うと、つい途中から手抜きしたくもなるものだが、神様の話を解説していて、それも、今やっている訳や解説は自分にしかできないことなので、ここで自分が手を抜いたらいけない。
なので、最後まで頑張った。
とりあえず途中から、「フラフラになったら、昼寝する」という技を覚えたので、9月以降は無理しすぎて過労というダウンの回数が大幅に減ったのはよかった。一度ダウンすると、数日フッ飛ぶからね。
そんなわけで、終わった!!
……次は、『古事記』のほうもやるよ。
実は、『古事記』のほうも『カタカムナ』初期の頃と同じような反応になっていて、現時点で既に、『過去のどの古事記の訳よりもすごいもの』が手元にあるのです。
まだ、本格的にやる前からコレですから、本格的に始めたら何が出てくるか??
カタカムナの次は、『日本神話』の謎解きに挑みます。
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