『カタカムナ』 全80首の意味−第16句の解説
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『カタカムナ』 第16首
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アメノサツチ クニノサツチ
アメノサギリ クニノサギリ
アメノクラト クニノクラト
オホトマトヒコ オホトマトヒメ
トリノ イハクス フネ
オホケツヒメ
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【漢字に直すと?】
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天の 砂土 国の 砂土
天の 砂霧 国の 砂霧
天の 蔵戸 国の 蔵戸
大帆纏う 彦 大帆纏う 姫
採りの 岩屑 船(岩に付く貝採り船)
大月姫
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【カタカムナ&古事記解読法 補足解説】
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長くなりすぎるので、
詳しい訳は、【本HP】https://hironomichi.jp/ のほうにだけ載せてます。
ここでは、【本HP】には載せてない、訳の手法について……
◆無数……
ものすごいたくさんという意味で、
『星の数』と同じような用法で使われる。
◆広い光景……
海岸では、同じような景色が延々と続くことから
この意味で使われることもある。
◆底なしの壺……
尽きぬ事のない という意味で使われることも
まれにある。
まとめると、「広い・多い・延々と…」などのイメージとして使われる。
高天原から地上に景色を転写するときのワームホール?
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キラキラした光の粒子の筋が立って、地上は7日以上霧に覆われた。
そして、霧が晴れたときに、新たな島が現れていた。
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→ 『砂霧』は、その神話の部分を指す言葉。
今回の句では、兄弟みたいな語句の言葉遊びで、『天&国』『砂霧&砂土』『彦&姫』をわざと使ってみたかっただけ。
ZARDの曲の歌詞のように、
・ DAN DAN 心魅かれてく
・ ZENZEN 気にしないフリしても
みたいな言葉の対比を『韻』を踏みながらやってみたかった。
貝採りといったら、砂浜での『潮干狩り』を連想してしまうが、そうではなく、岩にくっついた貝をわざわざ獲りに行ってた。
行き先は、隠岐の火山島。遠洋漁業。
なぜ貝を捕ったか? そこそこ保存が利く。地上の作物は長期保存が効かない(腐る、カビはえる、ネズミに食べられる、虫がわく)が、海の貝は、比較的扱いが楽だった。
隠岐の火山島は遠いが、航路は日本海発ではなく、瀬戸内海から出ていた。山陰地方に着いても、陸路には山があるので、海のものを山越えで兵庫・岡山沿岸部までは運べなかったため。
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