2月29日土曜日から3月1日日曜日の未明に掛け、高岡、金沢、福井の市場で荷下ろしをしたことになっている運行(問題点)

業務日報の不可解な記載

荷主が「北都ん?」になっている

 よく見ると「平成3年2月28日〜3月1日」になっています。領収書が92とあり、平成4年の1992年になるはずなので、これは明かな誤記になると思います。

 前年平成3年の7月になると思いますが、倒産したというニュースや話題を聞いていた北都運輸で、その後、復活したという話は聞いていませんでした。カタカナのトにも見える文字ですが、運輸を意味する「ん」になるものと思います。そういうのはたまに見かけることがあったと思いますが、自分で使ったことはないと思います。

小松で積み込んだ脂肉

 これはだいたいこの3月1日前後という時期にやった覚えのある仕事です。平成5年11月28日付の手書きの書面の5になるのか、同じ大型運転手の津幡のYTを同乗していたような記述を見かけましたが、それらしい記憶はかすかにあります。

  小松空港の近くではなかったと思いますが、もっと金沢寄りになるのか畑の中にぽつんとあるような精肉の工場でした。

 脂肉というのは珍しい荷物と思いましたが、外から工場の中が見えて、天井から皮を剥がされ、左右に分断されたような大きな牛の肉がぶら下がっていて、驚いたということもありました。

行き先場所が「埼玉県大利根」で、その下に「大宮」と書き込み

 昭和29年に発足とありました。羽生という地名は、割と強く印象にあったのですが、同じ石川県鳳至郡能都町に羽生という地区があり、養鶏場がいくつかあったのですが、それが食用肉のイメージと重なったようです。

 5階建てぐらいのビルのようにも見える食肉関連の工場でしたが、東北自動車道の本線からは目立つ建物で、会社名は思い出せないですが、大きな看板になっていたと思います。福島方面に向かって左手に見えていたと思います。高速道路からは少し距離がありましたが、その距離感が建物の存在を目立たせていました。

 さきほどGoogleマップで埼玉県大利根町を検索すると、群馬県前橋市の近くが出てきて、もう一度確認をすると、埼玉県ではなく群馬県前橋市大利根町となっていました。

 別に、「埼玉県 大利根」という検索もGoogleマップでやっていたのですが、埼玉県加須市の辺りが出てきて、これは少し羽生市に近い場所でした。

 送り状や受取伝票の住所を見て、行き先場所に書き込むことはあったと思いますが、なぜ「埼玉県大利根」になっているのか疑問です。

 下に書き込んである文字は、少し読みづらいですが「大宮」になると思います。羽生市からはだいぶん離れているように思ったのですが、Googleマップで経路検索をすると40キロほど離れていました。

土曜日に古河の山三青果で青果を積込み、日曜日の未明に掛けて荷下ろしした形跡、それも最後は福井

 他では経験がなかったと思うのですが、実際、山三青果の仕事では土曜日の夜に金沢中央卸売市場で荷下ろしをしたことがありました。2回ほどあったように思うのですが、それと全く同じような仕事を被告発人多田敏明が2月1日の土曜日の夜にやっています。

 2月29日が土曜日で青果を積んで古河を出発した日ですが、カキザキインターで6800円という領収書があります。北陸自動車道で新潟県の柿崎インター以外に考えられないのですが、金沢に向かうと上越市の上越インターの1つ手前で、国道8号線の側ですが、この先通行止めという事態にでも遭遇しない限り、降りることのないインターになります。

 同じ2月29日は、加須インターで600円という領収書があります。全日本道路の地図帳にある東北自動車道の料金表で確認したところ、館林インターとの間が600円でした。この間に羽生インターが1つあります。

 古河の青果市場に向かうのに館林インターから2区間の加須インターまで東北自動車道に乗ったようですが、地図で見ると館林インターからは直接、古河市内に向かった方が距離が近く、加須インターまで行くと遠回りになりそうです。

 2月28日、渋川伊香保インターで6800円という領収書

 全日本道路の高速道路の料金表で、六日町と渋川伊香保の間が3800円、六日町と前橋の間が4200円ということは確認出来ました。よくみると柿崎インターの領収書も渋川伊香保インターの領収書と同じ6800円となっています。

 金沢市場輸送では渋川伊香保インターで降りることが指示されていたのですが、渋川伊香保インターと前橋市内の国道50号線は夜中でもけっこう混む場所で、車線が狭く感じられる場所もあって、事故の危険も高まると考え、自衛的に前橋インターまで乗るようになったという記憶も残ります。

2月29日土曜日、柿崎インターから金沢まで高速道路を使った形跡がなく、高岡で荷下ろしになっている業務日報

 高岡市の市場は、富山方面から小杉インターで降りて下道で向かっていましたが、そのうち砺波インターで降りて向かうこともあったように思います。砺波インターの方が少し遠回りになりそうでしたが、暗くてややこしい農面道路のような道を走る必要がなく、時間のことを気にしなければ、その方が楽にも思えました。


小杉インターから高岡の市場

https://www.google.com/maps/dir//%E3%80%92933-0852+%E5%AF%8C%E5%B1%B1%E7%9C%8C%E9%AB%98%E5%B2%A1%E5%B8%82%E4%B8%8B%E9%BB%92%E7%94%B0%EF%BC%97%EF%BC%97%EF%BC%97+%E9%AB%98%E5%B2%A1%E5%B8%82%E5%9C%B0%E6%96%B9%E5%8D%B8%E5%A3%B2%E5%B8%82%E5%A0%B4/@36.6852724,136.9391444,12.14z/data=!4m9!4m8!1m0!1m5!1m1!1s0x5ff782fa97da688f:0x317138f660dabe60!2m2!1d137.0059155!2d36.7290003!3e0?entry=ttu

 小杉インターから高岡の市場は、砺波インターに比較して近くに見えますが、それでも9.3キロとなっています。

3月1日日曜日にフクイキタで2700円となっている領収書

 これは金沢西インターからの料金と確認していますが、時間がわからないので3月1日の夜23時59分という可能性もあります。

 通常、市場は早朝5時からの競りと聞いていましたが、日曜日は休みでした。青果物の方は、競りとその後の片付けの時間以外は、24時間いつでも荷受けをしてもらえるという話でした。

 大型保冷車の運転手では聞かなかったですが、九州からみかんを積んでくる大型平ボディ車の運転手は、早朝6時頃に金沢中央卸売市場に着いて、荷下ろしを済ませ、家に帰るという話は聞いていましたが、私は昼の午後でも珍しいぐらいで、夕方から夜に荷下ろしをしていた記憶です。富山の市場まで行くと帰りは遅い時間になっていました。

 市場が休みでないと夜のうちに荷物を市場でおろし終えますが、金沢市場輸送では福井の市場から戻ると朝の7時近くということもありました。同じ古河の山三青果の仕事ですが、夕市と呼ばれた夕方の競りがあるときとないときで、出発の時間がまったく違っていました。

 正午前の午前中に出発できることもあったように思いますが、夕市で遅くなると夜9時頃の出発ということもありました。

 夜に仕事が終えた後の13時10分にR-8カナザワSSの領収書があるのはおかしいと思ったのですが、日曜日なので翌日の月曜日に業務日報を作成した可能性はありそうです。

 これを見ると、高岡の市場で荷下ろしをした後、国道8号線で金沢に戻り、途中に給油をしたとも読めそうです。そんな運行をした覚えはなく、そもそも柿崎インターで北陸自動車道を降りているのが謎です。

 先ほども書いたように、古河の山三青果の仕事で土曜日の夜に金沢中央卸売市場で荷下ろしをしたことは2回ほどありましたが、時間が十分にあるのになぜ全線高速なのかという疑問はありました。

 金沢中央卸売市場の売り場の雰囲気も普段とはずいぶん違っていましたが、当直が1人か2人しかいなかったような記憶で、隣の鮮魚の市場の方は完全に閉まって誰もいないので、異様に思えるほどでした。

 他に土曜日の夜に古河の山三青果の荷物をおろした運行がないのか8月31日から確認しましたが見当たりませんでした。少なくとも1回はあったはずで、2月1日に被告発人多田敏明が古河から一人で荷物を積んでくると言う話を聞いたときは、似たような運行だとすぐに思いました。

 この土曜日の夜に金沢中央卸売市場で荷下ろしした青果物は、月曜日の早朝の競りになります。

3月1日、金沢西インターで2450円、福井県の丸岡インターから乗ったことになっている領収書

 Googleマップで丸岡インターの場所を確認しましたが、国道8号線からは2キロ近く離れているようです。市街地を通過するので信号機も多そうですが、およそ乗り降りした記憶のないインターチェンジです。

 その次が金津インターで、こちらは昭和59年頃に1,2度乗り降りしたような記憶がありますが、国道8号線沿いにインターの乗り口がありました。福井の市場だと例外なしに福井北インターで乗り降りをしていたと思います。

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