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モーニングページ開始30日レビュー

まえがき

前回に引き続き、「ずっとやりたかったことをやりなさい」を未だに読み続けている。前回の記事はこちらだ。

これを読み始めたのは自分の中のアーティストを育てていないと感じて、それを育てる事が自分の人生のやりがいを取り戻せると思ったから。

建築クリエイターがやりたい事に集中出来るようにと思って、ビジネスを始めたがこれで本当に良いのか?という疑問を払拭したかった。つまり、自分自身がこの仕事に生きがいを感じているのか?

またその際も将来的にどのような道筋を作っていけば良いのかと自問自答したかったから。

この本は有名な本だから知っている人も多いと思うが、その体験記始めて30日が経った時点で書いていこうと思う。

習慣について

まず始める際にこれが三日坊主で終わらないかがすごい不安だった。だって、筋トレやダイエットと違って数値で分かる違いが無いから、自分に言い訳をつけて止めてしまう可能性もあった。

本来物凄い臆病な性格な俺だから、できればこういう宣言はしたくなかったが、それを上回りそうな期待感があったから久々にNOTEで宣言してみた。

そのせいもあってか継続は出来ている。

先日、1月31日〜2月2日まで八丈島に友人2人と旅行に行ったが、その間も含めて継続は出来ている。この期間は朝のビュッフェにみんなより30分早く行きずっと書いていた。

普段は家で書いているが、いつもの朝習慣に取り入れる事で続く事が出来ている。

ちなみに毎朝起きてからはこういうルーティンで行動している。

1. 水を飲む:3分
2. 鼻うがいをする:5分
3. ストレッチを行う:5分
4. HIIT(高強度トレーニング):5分
5. 瞑想:5分
6. バター・コーヒー:10分

最初から最後まで30〜40分が掛かってしまう。朝の10分は本当に貴重だからこれ以上時間を増やしたくないと思い、バター・コーヒーと組み合わせる事にした。

つまり、バター・コーヒーをゆっくり飲むのではなく、飲みながらモーニングページを書くことにした。

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これでタイマーを25分にセットして行っている。

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本来であれば、これはA4の紙3枚使って書くということだったが、日本語版では1枚分で同じ内容料が書けるのでここはカスタマイズした。

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そして、紙もKOKUYOのS5サイズにしている。A4の紙だと散乱してどこかにいってしまうのでわざわざ整理しなくても良いようにだ。

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感じた事

実際に始めて予想とは違う事が多々あった。

まず1つ目はそこまでハードルが高くないという事。

人に見せてはだめというルールがある以上はどんな事も書ける。

日常の中でムカついたり、ショックを受けたりしたことも全て赤裸々に綴っている。

何も無かったら、「何も書く事が無い」文字で埋めて行けばよいので、時間確保が出来れば苦痛になることもさして無い。

隙間があったら何かしらで埋めに行くというのは不変の真理のようだ。書くスペースがあれば書ける。

むしろ、今年になってから手帳をほぼ日手帳からMOMENT PLANNERに変えて書く時間が少なくなりそうだったので、その代替として非常に良い役割を果たしている。

ただし、最初の2週間と比べてこの直近の2週間は喪失感や絶望感の方が大きくなっていった。

2年前に独立してチャレンジしている今、俺は最大限やりたい事が出来ていると思っていた。

でも、それは大きく違っていることだと気が付いた。

この本の中に、小さい時にやりたかった事は何だった?という項目があったが

そこには

- プロレスラーのように強くなりたい
- どんな状況であれば信念を突き通す強さが欲しい
- 音楽(特にピアノ)で人を感動させたい
- ダンスをやって体を自由自在に動かして拍手喝采をもらいたい
- 空手で世界を極めたかった
- 英国に住みたい
- 油絵を描きたい
- 映像を作って発表して、世界中の人から勇気を与えたい。
- 詩を書きたい

というような自分の存在で感動を与えられるような結果と、そこに立ち向かう為の肉体的なタフネスも持ちたいなんてことが分かっていった。

小さな頃の理想と比べて今の自分はどうかと考えると、子供の頃に冒険心や希望に溢れていた姿とは似ても似つかないということが分かってしまった。

そして、積極果敢にやりたい事に貪欲にチャレンジもしていないというのが認識出来て、「この溝を埋めることは出来るのだろうか?」という喪失感の方が大きくなってしまった。

40年間生きてきて容易く変えられることと変えられない事の境目は見えているが、小さい頃に夢見ていた事にチャレンジする程の変化は起こせるのだろうかという不安も大きくなってきた。

読み進めていく内に分かったがこれはよく起こる現象らしい。

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今これが自分の心に起こっている新たなる創造性の回復で、この気持ちを大事にして自分を大切に扱って上げることが第一歩なんだと分かった。

まだまだ12週のエクササイズ全部が終わっているわけでは無いが、喪失や不安といった感情が出てくることで本当の自分の道筋が立てられると思っている。

日本にいる時間ももはや多くは残されてはいないかもと考えると、あと11週を乗り切り心の中もアーティストを見つけていこう。

ということで、また報告します。

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