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注目してる4月アニメいくつか

この4月スタートの新作アニメの中で期待度No.1って感じだった「推しの子」が先日ついに始まりましたけど…個人的には微妙っていうか、こないだの「スパイ教室」的な期待外れの感が大ですねえ。とはいえ、今クールはかなり面白い作品が多い豊作の予感ではあります。

印象的には今クールは全体にラブコメの秀作が多い気がしますね。まだ第1回~第2回の配信が終わったぐらいで評価は難しいですけど、間違いなく面白い思えたのは「おとなりに銀河」「青のオーケストラ」「山田くんとlv999の恋をする」「君は放課後インソムニア」「女神のカフェテラス」「地獄楽」かなあ。

「地獄楽」だけは設定が尖がっている、いかにも今風のアニメの王道って感じがありますが、その他は個性はそれぞれですけど、結構伝統的ラブコメ要素が高い感じです。

そしてどれも画が丁寧で好感が持てます。

「おとなりに銀河」は実写ドラマもあったようですけど良く知らないし、内容もアニメ向けの内容だと思えるので実写の方はとりあず無視です。第1話で掴みはOK。絶対的にいい奴すぎる久我と毅然とした美しさで浮世離れ感あふれる五色さんの不器用な恋物語に早くもハマりかけています。好感度の高さがハンパない。主人公が漫画家ってのもいいですね。周辺のキャラも悪の要素とは無縁だし、きっとこの先、心がじわっと温まるお話になることでしょう。

「青のオーケストラ」はヴァイオリンとオーケストラという音楽要素がかなりのプラス材料ですね。号泣作「四月は君の嘘」はもちろん「響け!ユーフォニアム」「TARI TARI」それに我らが「ぼっち・ざ・ろっく」など、趙真面目に音楽に向き合う音楽要素強めの若者たちのドラマは名作の宝庫ですし、中でもクラシック音楽は繊細なドラマとの相性バッチリ。それと青野一と初対面の時の秋音律子のちょっとキタちゃんっぽい見た目も良かったですね!この先、仲間が増える中で天才ヴァイオリニストがどう復活していくのか楽しみです。

「山田くんとlv999の恋をする」はそれぞれに主要キャラが病み気味ではありますけど、木之下茜のグダグダ感は妙にリアルで可愛いくてとても良いです。ただし山田の方は、ちょいと人の心を読めなすぎてイライラもしますけどね。まあその壁が崩れていく様子を楽しむストーリーだと思うので長い目で見ていきましょう。

「君は放課後インソムニア」は「よふかしのうた」とはまた違う、中学年代で夜の町をウロウロするワクワク感を思い出させてくれました。周囲とは微妙に外れている寂しさと恍惚感に共感します。それにこの作品は今時珍しいほどの純情恋物語になりそうですね。案外、深い闇も背景にあるのかも…と思える展開ではありますが、できるだけハッピーに展開してくれるといいなと思います。

「女神のカフェテラス」はまだ第2話までの段階ですので、スタートダッシュの余韻の中のワチャワチャ感がかなり残ってますが、徐々に個々のキャラの良い部分も見えてきて、これがだんだんと上手くハーモニーを奏でるようになると予想以上の感動を呼びそうな気がします。下手するとバカなハーレム話にもなりかねない設定ですけど、たぶんそれは無いと思えます。ストーリー云々より、隼と5人の女の子キャラそれぞれの魅力が爆発するのを楽しみに待ちましょう。

「地獄楽」は元々人気マンガ作品だったのをアニメ化したものですので、期待値は始まる前から高かった作品ですが、ともあれ今のところは順調に滑り出している感じです。まあ昨年でいうとチェンソーマンに近い立ち位置でしょうか?制作が「呪術廻戦 」「進撃の巨人」「チェンソーマン」「ヴィンランド・サガ2」など特に戦闘シーンの圧倒的なヴィジュアルで近年数々の超話題作を生み出して来たMAPPAってとこも、否が応でも期待してしまう要素です。注目していきましょう!


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