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ワクチン接種後の免疫低下のメカニズム - 持病の悪化、癌の進行について

ワクチン接種後、進行が早い癌や免疫不全が増えている、軽症と言われていたオミクロンで死亡が多い、オミクロンにかかった高齢者が持病が悪化し重体化している、その理由が、mRNAワクチンのメカニズムにあることがわかってきました。

mRNAワクチンは細胞に入り細胞の遺伝情報を書き換え、細胞自身が新型コロナウイルスに似たスパイクタンパク質を作り出し、それを倒すことよって抗体を産生するメカニズムです。

mRNAをそのまま投与すると、スパイクタンパク産生時に、私たちが持つ自然免疫が働き、体内で劇的な炎症反応(サイトカインストーム)が起きて免疫暴走が起こるため、これまで長い間実用化されてきませんでした。

それを可能にしたのが、体内の自己免疫を抑える「修飾したウリジン(=シュードウリジン)」という成分をmRNA製剤に加えることです。

新型コロナウイルスのmRNAワクチンは、さらに改変を加えた「シュードウリジン」(1メチルシュードウリジン)を加えることで、スパイクタンパク産生時の体内の自己免疫を抑え、抗体を大量に産生できるメカニズムに設計されています。

その結果、ワクチン接種後に、感染症にかかりやすい、帯状疱疹のような免疫疾患、エイズのような自己免疫疾患、癌細胞の大量出現、癌の急激な進行と悪化ということが起こります。

アメリカのライアン・コール医学博士がワクチン接種後の癌発生のケースを報告 動画

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ライアン・コール医学博士 インタビュー
急激な進行の癌、女性の子宮関連の癌が増加している

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ライアン・コール医学博士 Webサイト


マサチューセッツ工科大学 上級研究員 ステファニー・セネフ博士 (Stephanie Seneff)による論文 2022年1月21日:

SARS-CoV-2 mRNAワクチンによる自然免疫の抑制。G-quadruplexes、エキソソーム、マイクロRNAの役割について (英語)

[抜粋] ワクチンに対する免疫反応は、SARS-CoV-2感染に対する反応とは全く異なることが明らかになった。(中略)  本論文では、ワクチン接種が自然感染とは異なり、I型インターフェロンシグナルに重大な障害を引き起こし、
それが人間の健康に多様な悪影響を及ぼすという証拠を提示する。(中略) また、タンパク質合成の調節制御や癌の監視に重大な障害をもたらす可能性があることも明らかにした。これらの障害は、神経変性疾患、心筋炎、免疫性血小板減少症、ベル麻痺、肝臓疾患、適応免疫の低下、腫瘍形成の増加、DNA損傷に直接関連する可能性があることが示されている。

イタリア、ミラノの分子腫瘍学研究所の荒川央博士 記事 2021年10月18日

「自己免疫疾患とワクチン」 

遺伝子ワクチンはワクチンを接種した人間の細胞内でウィルスの遺伝子を発現させます。つまりワクチン接種後は体内の自分の細胞がウィルスの一部分を細胞表面に保有する事になります。体内の抗体が攻撃するのはウィルスだけではなく自分の細胞もであり、これは自己免疫疾患と同じ機構です。これは遺伝子ワクチンに特有な仕組みであり、抗体依存性自己攻撃 (ADAA、antibody-dependent auto-attack) とも呼ばれます。この事とは別にコロナワクチンが中長期的に見て「一般的な自己免疫疾患」を誘発するトリガーとなる事も懸念されます。


ファイザー、モデルナといった製薬会社は、抗体が生産されて重症化を防ぐということは謳っていますが、そのために起こるmRNAによる免疫疾患や、細胞性免疫の低下によるネガティブな作用については、明らかにしていません。

軽症と言われたオミクロンで、高齢者の死亡が想定より多いのは、ワクチン接種後に自己免疫が落ちた状態でコロナ に感染していることが原因と考えられます。

また、オミクロンにかかった高齢者が持病が悪化するケースも、ワクチンの「シュードウリジン」によって自己免疫が抑えられたことが引き金になっているとも考えられます。ワクチンの「シュードウリジン」で「自然免疫」の低下が起こり、そこで新型コロナウイルスに感染すると、ウイルスが持っている免疫低下を引き起こす「ウリジン」が体内に入ることで、さらに自己免疫がダメージを受け、持病や基礎疾患が悪化。

ステージ4の癌がいきなり見つかるといった、癌細胞の急激な増加は、ワクチンの「シュードウリジン」によって、日々体内の癌細胞を潰している「ナチュラルキラー細胞(リンパ球)」、「キラーT細胞」が抑制、破壊されることで誘発されます。
さらに「シュードウリジン」は、日々体内で生まれる癌細胞を潰そうとする「キラーT細胞」の攻撃から、癌細胞を取り巻いて守る「Treg」(ティーレグ)を誘導(=増強)し、癌化が一気に進みます。

ワクチン接種後の急速な癌の進行について、論文が出ています。

コロナワクチンのブースター接種後に癌が急速に進行したという内容の論文 2021年11月25日 スイス医療系学術誌「Frontiers in Medicine」掲載

「BNT162b2 mRNA ワクチンブースター接種後の血管免疫芽球性T細胞リンパ腫の急速な進行」

今回の症例では、ブースター接種を挟んでの22日間で癌が劇的に進行して大きくなっています。このような急速な進行は、通常の血管免疫芽球性T細胞リンパ腫の自然経過では見られません。mRNAワクチン接種がリンパ節の腫大と代謝亢進を誘発する事、TFH細胞はコロナワクチンの主要な標的の1つである事から、コロナワクチンが癌の急速な進行のトリガーとなったと考えられます。


mRNAワクチンは、抗体を生産するというメカニズムを可能にするために、スパイクタンパク質の過剰生成による臓器の炎症を引き起こし、さらに、シュードウリジンによる免疫低下を起こし、長期にわたる免疫のダメージを発生させることが同時に起こるよう設計されていることが、海外の様々な論文から明らかになってきています。

このワクチンの作用によって起こるエイズ(AIDS)の様な自己免疫疾患は、アメリカでは、「ワクチン後天性免疫不全症候群=VAIDS(Vaccine Acquired Immune Deficiency Syndrome )」と名付けられました。
2021年12月06日 「America's Frontline Doctors (AFLDS)」に掲載

スウェーデンでワクチン接種者と非接種者を比較するLancet誌の研究は、9カ月間に160万人を対象に行われた。それによると、症候性COVID-19に対する防御力は時間とともに低下し、6カ月までに、より脆弱なワクチン接種群の一部が、ワクチン未接種群よりも大きなリスクを負うようになった。
医師たちは、繰り返しワクチンを受けている人たちのこの現象を「免疫侵食」または「後天性免疫不全」と呼び、心筋炎やその他のワクチン後の病気の発生率が高くなり、より急速に影響を受けて死に至るか、よりゆっくりと影響を受けて慢性疾患に至るかを説明する。
COVIDワクチンは、従来のワクチンではありません。むしろ、SARS-CoV-2ウイルスの一部であるスパイクタンパク質を細胞に再生産させます。このように、ワクチンは体内でスパイクタンパク質を作るように誘導します。人はウイルスのこの限られた1部分(スパイク・タンパク質)に対する抗体しか作らない。このことは、下流にいくつかの有害な影響を及ぼす。
第一に、これらのワクチンは、ウイルスのごく一部(スパイクタンパク質)だけを認識するように免疫系を「誤って訓練」してしまうのです。このタンパク質がわずかにでも異なる変異型は、ワクチンによって作られる抗体の狭いスペクトルから逃れることができるのです。
第二に、ワクチンは「ワクチン中毒者」を生み出す。つまり、変異するウイルスのごく一部に対してしか「ワクチン」を受けていないため、定期的なブースター注射に依存するようになるのである。オーストラリアの保健大臣ケリー・チャント博士は、COVIDは永遠に続くものであり、人々は終わりのないワクチンの接種に「慣れなければならない」と述べている。"これはワクチン接種と再接種という規則的なサイクルになるだろう。"
さらに、ワクチン接種者はワクチン未接種者よりも臨床的に重症化する。スコットランドでは、ワクチン接種者の感染致死率はワクチン非接種者の3.3倍、入院した場合の死亡リスクはワクチン非接種者の2.15倍と報告されている。


私達の体内には、スパイクタンパクによって生成される抗体だけではなく、自然免疫、細胞性免疫など、さまざまな免疫システムが絡み合う精緻な仕組みがあります。

mRNAワクチンは、そのような免疫システムのバランスにダメージを与えるメカニズムを持ち、接種後は中長期的に様々な疾患の原因になると考えられます。


mRNAワクチン 記事をまとめたマガジン
ワクチンに関する科学的、医学的エビデンスがある情報をまとめました。


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