熱量 - 3月15日放送「逆転人生」をみて -
少しお話したかもしれませんが、私はよほどみたい番組ではない限り、基本テレビ番組は見ません。(みても1日1時間程度)
しかし最近久々に興味深いテレビ番組に出会ったので書いてみたいと思います。
それはNHKで月曜日22:00~22:45に放送されている『逆転人生』
放送された内容は
というもの。
かいつまんでいうと
愛知・岡崎の小さなスーパーを祖父から引き継いだ大山皓生さんは、近隣の大型店に客を奪われ倒産寸前。しかし、こだわりの果物を使ったかき氷、そしてフルーツサンドで大逆転。
そしてそのこだわりのフルーツサンドで東京中目黒に進出するも、今度は新型コロナによる緊急事態宣言で大ピンチ。
その二度の窮地を救ったのはSNSの力だった。
というもの。
しかし私にはこの逆転を産んだ本質はSNSの力ではないと思えて仕方がありません。
なぜか?それは商品そのものに魅力や力がなければ逆転は不可能だということです。
この記事で紹介されているかき氷。すごくないですか。
こだわりの果物を惜しげもなく使ったド迫力のかき氷。
私は少なくともこんなかき氷は今まで一度もみたことはありませんでした。
美味しい果物をおなか一杯食べてほしいという想いが伝わってきます。
商品の力がなければInstagramで紹介する人はいないはずなんです。
そしてこれが火付け役になったInstagramの投稿。
美味しそうなことこの上なし。
投稿者(HUNGRY-GON)の『美味しいものを多くの人に伝えたい』という熱い想いが伝わってきます。
だから多くの人が動いたのだと思うのです。
そして今度は東京進出の足掛かりとなったフルーツサンド。
みてくださいよ。美味しそうなみかんを惜しげもなく使ったフルーツサンド。
イチゴやマンゴーもド迫力です。
そして今度はこのフルーツサンドがTwitterで拡散されることに。
元の投稿がみつかりませんでしたが、フォロワー37人のアカウントだったとの話。
この37人のフォロワーの投稿がバズった話も驚きでしたが、
『美味しすぎて泣いてる』
という短い言葉でも、感動が伝わってきます。
この感動が多くの人を動かしたと思うのです。
人を動かすのは感動。
そしてその感動を産むのは、作った人や伝える人の熱量だと思うのです。
そしてそれを伝えた道具がSNS。
この番組をみて特に強く思ったのは、自分には熱量がまだまだ足りないのではないかということ。
強い思いと熱量で一人でも多くの人の心を動かせるようになりたいと思った今日この頃なのです。
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