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スウェーデンの極端な人たち

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一見のんびりしているスウェーデンですが、動き始めたら驚くべきスピードで変化していく社会や人々の行動変化の兆候について書いています(以前に個人ブログで書いた記事も転載しています)。
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#グレタ・トゥーンベリ

グレタが語るヌーディスト・パーティー

今朝のswelogの記事を編集して転載したものです。 「どこの国の政治家であっても、政治家というものは似たようなもの」。グレタ・トゥーンベリは昨年、ニューヨークの国連でのあの怒りのスピーチに始まる世界を駆け巡った長い旅を振り返り、そう切り捨てる。 「みんな(私と)一緒に写真を取るために列をなし、インスタグラムにアップしてもいいかと質問し、もっともらしい気候関係のタグをつけてアップして、少しは罪悪感が軽くなったことに胸をなでおろす」 ___________________

グレタの希望とヨハン・ロックストロームの悲観と今日の夕食

今日のブログ(swelog.miraioffice.com) 記事と同じ内容です 昨日、米タイム誌の「パーソン・オブ・ザ・イヤー」に選出され、COP25の演説では政治家には希望はないが「希望は人々の中にある」と話したグレタ・トゥーンベリ。彼女の演説はスウェーデン国営放送のニュースサイトで生中継され、直後にSVTの気候問題専門の記者が解説をしていた。 (上の動画は12月18日まで全世界で視聴可能) 番組をみていて気になったのは、グレタの前に登壇したヨハン・ロックストローム

ファクトフルネスとグレタ・トゥーンベリ

(2019年2月10日のブログ記事を転載、編集したものです) ファクトフルネスのモヤモヤがグレタでふっきれる金曜日の夜、スウェーデンで人気のTVのトークショー『スカヴラン(Skavlan)』にダニエル・エルズバーグが出ていた。 エルズバーグはメルリ・ストリープとトム・ハンクスが主演した映画『ペンダゴン・ペーパーズ/最高機密文書』で描かれた、アメリカ国防総省の機密文書のリークにより政府のウソをあばきベトナム戦争終結に向かう流れを作った人物だ。 そのエルズバーグがトークショ