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捨てる神あれば拾う神あり 不器用でもいい、人生を諦めないで 乙女座上弦の月

14日、乙女座上弦の月になります。

乙女座はとても献身的、奉仕的な象徴です。
対極は、土星が滞在している魚座。

この乙女座ー魚座ラインは「献身・奉仕・貢献」を意味するので
人に尽くしたり、誰かが喜ぶ顔が栄養であったりします。

しかし、このラインのエネルギーが強いと
その献身は時に自分を犠牲にして、他者や何かを立てるような在り方になります。


この世界には様々な「教え」があります。
論理や思想など、人を幸せに導くような文言が溢れています。
スピリチュアルもその中の1つです。

これだけ素晴らしい情報に、簡単に触れられる世の中ですが
ならば多くの人が幸せになっているだろうと思いきや、そうとも言えない実情があります。

どんな「教え」にも通じることですが
その教えを採用する前にはまず「我が心を満たすこと」が重要です。

『自分の心を満たし、そこから他者に貢献しましょう』と伝承されているものもあります。

しかし「他者に貢献しましょう」とだけ伝承されているものも多く
どちらももちろん間違いではありませんが

そうなると
「(自分を犠牲にしてでも)他者に貢献すれば幸せになるのだ」
と勘違いして、必死に外側に働きかけていく。

その自己犠牲はさらなる犠牲を生み、我が身を削った生き方が定着していきます。


スピリチュアルで生きてもうまくいかなかったという人は
スピリチュアルで不幸になったと思いがちですが

スピリチュアルな教えを守るために自分を犠牲にしてしまったからうまくいかなかったので、守ったものが「現実的論理」だとしても同じことになっています。


どんな教えや学問も、ある側面から言えばとても素晴らしいものですが、ある側面から言えば、絶望を深める要因になることもあります。

人に優しくしましょう、の簡単な文言が
人を幸せに導くこともあれば、人を絶望に追いやることもあるように
何事も良い悪いではなく表裏一体、どれが正解不正解ではなく使い方です。


そして何より大事なのは「前提」です。

ただただ人に優しく、正しく生きていれば幸せになるのなら
みんなもっと幸せです。簡単にうまくいっているはずです。

清く正しく美しく生きることが幸せに繋がるのなら
幸せになるべき人はたくさんいます。

でも、幸せを感じられない、むしろ生き辛いのだという人はたくさんいます。


なぜなら「まず自分」を前提として教わっていないからです。

まず自分というのは自分勝手という意味ではなく
「自分を満たす」ということ。

そもそもこの世界は「自分が幸せを感じるために生まれてきている」ということが前提になっていないと、どんな教えも心を蝕みます。


清くなくていい、美しくなくていい。
立派じゃなくていい、うまく生きられなくてもいい。
ダメダメでもいいじゃない。

それでも受け入れてくれる、諦めないでいてくれる人はいっぱいいます。
うわべではなく本質を見てくれる人、見抜ける人がこの世界にはいるのです。

捨てる神あれば、拾う神あり、です。


何でもそつなくこなせるのがいいのではありません。
不器用でもよいのです。

ただただ自分の望みに真っ直ぐであってください。
そのひたむきな心は、同じような純粋な想いを持つ人と引き合います。


あなたはあなたの魂の設定を生き、望みを叶え、幸せを感じるために生まれています。

まずは自分の心を整える。
満たす、癒す、温める。

そこから誰かに優しい手を差し出していく。
それが優しい世界の始まりになります。




*個人鑑定です

*現実創造マガジン更新記事です。

*愛とお金のマガジン更新記事です。


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