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何か出来る時はやってくる それまでエネルギーを下げてしまわない

心痛むことが起きてしまいましたが
直接被害を受けていなくても、心が苦しくなったり、気持ちが沈んだりするものです。

辛い時は一旦離れる。そして心を落ち着かせてあげる。
それは決して対岸の火事だとか、冷たいことではありません。

何か出来る時が必ずやってくる。
それまで自分のエネルギーを下げ続けてしまわないこと。
自分のエネルギーをいっぱいにしておくこと。

エネルギーは伝わります。
それは「祈り」という言葉にも置き換えられます。

落ち込んでいる時に
一緒になって落ち込み不安がられると、逆に不安が増してしまいます。

「大丈夫だよ、何かあったら出来ることするよ」と安定的なスタンスでいてくれると、状況は変わらなくともなんだか安心出来たりします。


それが本当に適切に届く祈り。

起こったことに感情移入することは悪いことではありません。
身近であればあるほど感情は強くなるものです。

しかし、日常生活に滞りがない少し遠くの立場が出来ることは
感情移入することなく、これから必ず来る「復興への支え」でいること。


私自身も寒空の下で起こった大震災の被災者で、当時色んなものを失いましたが、自宅や街並み、削り取られた心の再生には相当な時間やエネルギー、そして多額のお金も必要でした。

でもその時、何も被害を受けなかった人たちが、色んな意味でたくさんの支えになってくれました。

被害を受けなかった人が心痛め、いたたまれない気持ちになることもありますが、被害を直接受けなかったからこそ、これから出来ることが山ほどあります。

むしろそれが被害を直接受けなかった人の役割でもある。
その時に向けて、エネルギーを溜めておく。


生きていると、それぞれにいろんなことが起こります。
共に心を痛める愛情は尊いものですが、感情移入しすぎてしまうと全国共倒れになってしまいます。

「まずは自分」という言葉の影にはそうした意味もあります。
まず自分がエネルギー満タンで心強く保てていないと、本当に何も出来ないのです。

気持ちを共有する、共感するということも大切ですが、本当の支えは強い軸と共にあります。

自分の軸を強く保っておくために、今は出来るだけ心が安定する環境に置いてあげてください。


人は皆、繋がっています。
直接被害を受けていない側に出来ることは「一緒にエネルギーを下げてしまわないこと」

自粛という考えも場合によっては必要ですが、「自粛」というのはエネルギーを引っ込めること。

一緒に暗くなるより、どんな形でも希望の光を灯している方が、後々、復興再生の力にもなります。



今、私たちに出来ることは、変わらず希望を灯し続けていくこと。

私も自粛はせず、しかし配慮は欠く事なく、2024年のメッセージを更新していきたいと思います。

令和六年能登半島地震の被害に遭われた方の安全を心よりお祈り申し上げます。どうか出来るだけ被害少なく、ご無事でいらっしゃいますように。
そして少しでも早く安心出来る状況が整いますように。。


いつもサポートや温かいメッセージをありがとうございます✨