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エフェクターボードを晒したい

ギター弾く人以外はそもそも何のことだかわからないエフェクター。
料理で言うなら素材がギターで調理道具がアンプでエフェクターは調味料だと思っていただければ。
素材の味そのままが一番!と言う人はエフェクターを使わない人もいますが、そういう人はいいアンプを使っています。
色々な調味料であるエフェクターをまとめたものがエフェクターボードとなるわけですが、そこには限りないロマンがあるわけでギタリストの個性や考えや生き様が出るわけです。
人のエフェクターボードってあまり見ても参考にならないことの方が多いです。丸ごとそれもらっても使いようないよっていうような。
そして見せても誰の参考にもなりませんが、ボードが完成したら晒したくなるのが人情です。
僕自身は自宅で真空管アンプを大音量で鳴らすわけにはいかないのでエフェクターボード作りの基本的な考えとしては、GT-1のアンプシミュレータを使いアンプはどこにでもあるJCをただのスピーカーとして使うことで安定した音を作る様にしています。自宅ではJC20でスタジオではJC120を使います。

全景

コンパクトさ重視 でもGT-1だけだと物足りないのでいろいろ追加したいけどとにかくこのボードにバランスよくピッタリ収めたい
GT-1を中心にそこにコンパクトを足していっています
かけっぱなしなのはブースターくらい
曲によりraijin driveのオーバードライブモードか、super badass distortionをどちらか選択します たまにこのdistortionの代わりにnano big muffやfangsなどに交換したりします
ちなみに全部直列です
電源はモバイルバッテリーを使用しているためコンセントに困りません
接続順は
1 ジャンクションボックス
2 bossのワウ
3 mxr ブースター
4 mxr raijin drive
5 mxr ディストーション
6 boss GT-1
→ ジャンクションボックスへもどる

では一つずつご紹介

Revol ジャンクションボックス

ボードへの信号はギターからここから入り、ボード内を通り、最終的にまたここからアンプへ出ていきます。ジャンクションボックスでシールド接続準備が非常に楽になります。
ジャンクションボックスは特にこだわりはないのですが、シールドの刺す方向が一番ピッタリなこれに。(上から刺して横からでる)

BOSSのワウ PW-3

ワウといえばcrybabyかVOXの二択で、僕も長らくcrybaby派でそもそもBOSSのワウなんて目にも入っていなかったのですがふと目に止まって試しに買ってみたら、はっきり言ってこのPW-3は最高です。なんせ音痩せしないし頑丈ですし、オンになったのが左右両方にある赤LEDでわかりやすい。シールドのジャックが上にあるのでボードに組み込みやすい。難点と言えば踏み込むストロークが短いのでゆーっくり踏み込むような使い方をする人は使いにくいかも。通常のロックでワウワウさせるには全く問題ありません。もうcrybabyは重いしすぐ壊れるし音痩せするしモジュレーション品ならともかく普通のは使わないかも。


MXR  booster mini

これを使う前はMXR micro ampを使っていました。microampもポテっとした見た目が可愛いのですが、こっちの方が見た目シャープで青LEDが良かったのでこちらを選択。epブースターは見た目が嫌い。音にツヤとハリを与えるだけなのでボリューム上げずトーンはマックス(トーンノブは下げるとハイカットするタイプ)ずっとかけっぱなしです。これはなくても困りはしないけどカットすると途端に音があっさりしてしまって寂しいのでもう元に戻れません。

MXR raijin drive

完全にチューブスクリーマーとして使っています。
これは真ん中のミニスイッチでディストーションとオーバードライブを選べるのですがオーバードライブはTS9でディストーションはbossのDS-1の回路だそうで。チューブスクリーマーも音は好きで長らく使っていたのですがあのカエル的な緑がボードに入れていると悪目立ちして嫌だったので名前も見た目もカッコ良いこちらを選択。ノイズも本家より少なくモダンな感じです。
ツマミ位置はこんな感じ。レベルマックス、ドライブはちょいあげ、トーンは1時くらいでGT-1のマーシャルアンプシミュをプッシュしてやるとサイコーすぎていつまでも弾いていられます。


MXR Super Badass distortion

イコライジングの効きがよく歪みの幅も非常に幅広く使い勝手の良いディストーション。
キャラとしては明るく乾いた歪みなのでアメリカンなハードロックとか気持ちよく弾けます
これは前段のraijin driveでブーストすることはそんなになくどちらかを使う感じです
LEDが青だともっと良いのに


BOSS GT-1

メインはコンパクトなマルチエフェクターGT-1です。小型とはいえ以前使用していたGT-3やGT-8とは比較にならない音の良さ。いわゆるデジタル臭さというものはなくピッキングへの追従性や生音感がよく、昔のマルチの様なスピーカーの音をさらにスピーカーで鳴らしている様な一段奥に引っ込んだ感がありません。
ほぼアンプシミュレータ専用で、アンビエントもこれでまかないます。後述のフットスイッチ追加で操作性が抜群によくなります。最初に心配していたパッチの上下だけじゃ曲中にどんどん音変えるのに困るじゃないと言った心配はなくなりました。
個人的にはマーシャルとボグナーのアンプシミュの音が大好き
そのアンプのクランチ程度の音にraijindriveでブーストしてやるとパワーコードだけでずっと弾いていられます。
GT-1のペダルは後段ボリュームペダルとして使用しています

BOSS dual foot switch

もうGT-1には必須と言って良いフットスイッチ
色々な機能を割り当てられるのですが、僕はBをソロ用にしています。押すとアンプシミュレータに元々ついているソロ用ブーストがかかり、ディレイもオンにする様に設定しています。なのでパッチはそのままでソロブーストができるわけです。昔のマルチなよくあるソロ用のパッチに切り替える時に音切れが起こるあの現象が起こりません。
Aは押すとチューナーオンにしています。
GT-1本体のCTLスイッチはソロ中に飛び道具的なロングディレイやフランジャーなどを割り当てています。

CAJパワーサプライとモバイルバッテリー

このシステムの結構なキモである電源。
パワーサプライはCAJ HUB-6 にモバイルバッテリーを繋いでいます。接続はバッテリーの5Vを9Vに変換するコードを使いハブからそれぞれ分岐させています100均の石鹸おきの上にマジックテープ固定。石鹸おきの下に余ったコード類を押し込んでいます。
ankerの10000mahで4-5時間以上余裕で持ちます
アダプターをコンセントに繋ぐ作業がないだけでものすごく楽になります
特にライブの準備と片付けは高速で完了します

とこんな感じです
接続ケーブルはソルダーレスを考えていたのですが、ジャック部分が大きいものが多く、ダダリオのフラットケーブルを使っています。
バッテリーのおかげかノイズに悩むこともなく快適に使用しております。

こんなただの自己満を最後まで読んでいただいた奇特な人がもしいれば感謝申し上げます🥲

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