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短歌みたいな

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時折つきたい定型のため息
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2019年7月の記事一覧

眼の先に

避(よ)けたいのにロックオンする癖がある紋白蝶に目を逸らせ そこのみが世界のように苔は生(あ)れホモサピエンスは神話を読む そのかたち水の証明乱れ雲わたしは人のつもりだけども

ひとつだけ短歌

気化し冷やされ腑に落ちる吾の片手にその名を名乗れスピリッツ

久々に短歌

コンビニの看板に抱きつきたい人よりずっと大きい明るい へばりつく白い蛾による耳打ちはおそらく明日の天気について 短冊を束ね舟漕ぐ七夕は雨雲さえぎる天の川へと