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スキルがあっても論理的思考スキルがなければ無意味

どんなに素晴らしいスキルがあっても、どんなに立派な資料を作成しても、この論理的スキルがないと、全く生かすとこができません。

では、どのような思考なのか?

↓ ↓ ↓

答えの正解・不正解ではなく、「考え方」の正解・不正解を見る思考力 

「考え方」= 答えの導き方、論理的な組み立て方
(俗に言うフェルミ推定で、ロジカルシンキングのベースとなる考え方)

例:ここに出店した場合の売上げはいくらですか? 答)100万円です。

この答えの正誤に意味はない。

売上げ100万円という答えに、どういう風なロジックで行き着いたのかが重要。

そこで、次のフレームワークを使用する。
(待ち時間の間に実際に頭の中でやってみて、考える癖をつける事)

キャプチャ

ビジネスでは、このような思考力で顧客視点を論理的に証明・追求することが最重要。          
「なぜこの立地に?」 「なぜこのサービスを?」 「なぜこの事業を?」など、全てにおいて、何となくでは無くて、論理的に証明する。

そこで、このロジカルシンキングを身に着ける上で重要なこととは?

↓↓↓

「思い込みで決めず、客観的に物事を見る」こと

具体的には

 1. 自分の視点(感情、感覚)が正しくないと、常に疑い続ける(Why?)
    2. しっかりとしたデータに基づく事実が必要

そのために、排除すべき2つの思考(本能)

1. 分断思考
人は物事を2つに分けたがる(例: 金持/貧乏、勝ち組/負け組み、幸せ/不幸)世の中、単純に白と黒に分断できないし、どちらにも属さない場合が多い。

例:飲食店を作る場合、立地が重要である。
  普通の発想
   ・「交通量が多い」 = 立地が良い
   ・「交通量が少ない」 = 立地が悪い

  実はこれは思い込み。この「思い込み」に疑いを持ってみる
  ・「交通量が多い」にネガティブな面は無いのか?       
      家賃が高い、人が沢山必要
  ・「交通量が少ない」にポジティブな面は無いのか?
      家賃が安い、人も不要、デリバリーに専念(店舗で接客に専念)

このように分断化したものを細分化して、メリット・デメリットを把握した上で選択する事が必要。

2. ネガティブ思考
人はネガティブなことに敏感で直ぐに反応する習性がある。
メディアがネガティブなニュースを多く取り上げるのはこのため。
このような表面的な事象にとらわれると事実が見えなくなり、ビジネス上で判断を誤る確率が高くなる。

分断思考やネガティブ思考を認識し、普段見るもの・聞くものは、一回疑いを持って下調べをしロジカルに考える(客観的に定量データで検証)   そうすることで事実が見えてくる。

自分の感情や感覚を定量化して証明する事が重要。

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