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色相の違いを決めるもの~色彩研究3 in LIVE A FOCUS@ひ録:わらの手
![](https://assets.st-note.com/img/1698556847253-uJMvXERt6K.jpg)
色相にはいろいろな色があります。
赤、緑、青、シアン、マゼンタ、イエロー等々。
色相とは色合いの事です。
この色相の違いを生んでいるのは何でしょうか?
![](https://assets.st-note.com/img/1698556914083-KWNlGAa4zC.jpg?width=800)
赤い色の分光透過率曲線です。(作図が下手なのはご容赦を(笑)。
赤色は、長波長の透過率が高いと分かります。
逆に言えば、中波長、短波長は吸収されています。
![](https://assets.st-note.com/img/1698557023198-qxTyRMac7W.jpg?width=800)
緑色の分光透過率曲線です。
緑色は、中波長の透過率が高くなっています。
長波長と短波長は吸収されています。
![](https://assets.st-note.com/img/1698557065889-bgSQINtyEg.jpg?width=800)
青い色の分光透過率曲線です。
青色は短波長の透過率が高く、
長波長と中波長は吸収されています。
この三色はRGB(カラーモデル)と呼ばれているものです。
三原色の頭文字Red、Green、Blueを取ったものです。
この三色を混ぜていくとどんどん
白に近づくため、加法混色と呼ばれます。
逆に混ぜていくとどんどん黒に近づくのが
シアン(Cyan)、マゼンタ(Magenta)、イエロー(Yellow)で、
減法混色と呼ばれます。
![](https://assets.st-note.com/img/1698557125067-Ofn8hIiQNx.jpg?width=800)
シアンの分光透過率曲線です。
シアンは青色に似ています。
短波長の透過率が高く、
長波長と中波長は吸収されています。
違うのは短波長の透過率です。
これについては「明度」のところで説明します。
![](https://assets.st-note.com/img/1698557169866-mHeDk0J9vW.jpg?width=800)
マゼンタの分光透過率曲線です。
長波長、短波長の透過率が高く、
中波長は吸収されています。
![](https://assets.st-note.com/img/1698557229094-uqgbCUu33A.jpg?width=800)
イエローの分光透過率曲線です。
長波長、中波長の透過率が高く、
短波長は吸収されています。
以上の事から、
色相の違いを生むのは透過している波長域の違いだと言えます。
以上「色相の違いを決めるもの」
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