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雨に濡れた金堂前 石畳の階段 滑らぬよう 転けぬよう 足を運ぶ 振り向けば あろうこと…
知る人ぞ少なき 人生は玄冬にはじまり 青春朱夏白秋でついえる さればこそ 紅葉は赫々とさか…
洛中より牛車に揺られ 遠くこの地を訪れた紫式部は 清滝川の彼岸から赤い鳥居と ハラハラと涙…