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FEARLESS CHANGEの最小基本パックの小さな成功について(とくに個人や2,3人プロジェクト)

ステップバイステップで進み続け、とくに小さな成功を、評価してお祝いする時間を設けよう。

FEARLESS CHANGE  アジャイルに効くアイデアを組織に広めるための48のパターン 「2. 小さな成功」  Page. 113

FEARLESS CHANGEは「アジャイルに聞くアイデアを組織に広めるための48のパターン」について書かれた本で、アジャイルとかカイゼン・ジャーニー的な活動を自分の会社とかでもやっていきたいけど、どういう作戦で行けばいいの、と迷うときに読む副読本。

冒頭の引用文、これが大事なんだろうというのはこの本をよく読めば想像はつくと思う。
だけど、何にせよ「小さな成功」は何なのかはふわっとしてしまうことが多い。
タスクリストの小さなタスク1つができただけでも良いのかもしれないけど、やり始めてからだと、どのタイミングで祝えばいいのかが分かりづらい。
そしてそれはステップバイステップをどう定義するかということにも絡んでくる内容でもある。
宣言的にコードを書くのが好きなら、パターンの最小基本パック「予備調査、ふりかえりの時間、ステップバイステップ、小さな成功」をやっていくのも宣言的にやっていったほうが良いと思う。
なので、次のようにいいかえたい。

「小さな成功」、つまり最小限の成功をあらかじめ定義しておき、それをやり抜く、というステップを入れる。その上でちゃんとやり抜いたことを確認して祝おう

最小限の成功は、毎日の個人開発コーディング目標なら机の前にすわって、コーディング目標の再確認をするだけで良い。
仮説的なものなら、仮説が当たる当たらない限らず検証が終わり、不確実性が一つ減ったというレベルで良いと思う。
誰かに依頼をして何かをするなら、頭出しをした、というだけでも良い。

とにかく、ここまではやり抜くというステップを宣言的に決めておき、それをやり抜いた上でちゃんとステップを刻もう。
ステップ自体を小さな成功として祝ってしまってもいいと思うし、ステップ以上の進捗があればそれをまとめてやったね、と祝ってしまうのも良い。

宣言的に、そして持続可能性を大事にしながら、やっていきましょう!

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