つくろわない。ごまかさない。

人は誰でもいい格好したい。
もちろん私だって、変な印象持たれるより、良い印象持って欲しいし、バカと思われるより賢いと思われたい。

でも、知らない事を知ってるふりしたり、
失敗をごまかしたり。

これは絶対ダメ。
仕事の上でも、子育てでも。

例えば、仕事でも、分からない事を分からないって言えば数分で終わる仕事を、カッコ悪くて聞けなくてそれに何時間もかけてる人を何度も見たことがある。
不合理極まりない!!
もっとタチが悪いのが、誰かに聞かれて、知らないと言えないから、多分で答えちゃうやつ。
あれ、勘が外れてる時、その後ややこしいことになるからやめて欲しい。

子育ての場合…私が小さい時なんでも疑問に思うタイプで、俗に言う、「なんでなんで病」だった。
うちの母は、子育てに向いてないタイプだったんだけど、そんな私がめんどくさかったんだろね…
空の向こうに何があるのか?をしつこく聞いた時の一言は今でも覚えている。
「わざと嫌がらせで聞いてるやろ!」
それ以降、この人に質問してはいけないんだ…と悟った。
お陰で、自分のなかで、なんで?なんで?と考えるようになったので、結果的にはよかったのかとは思うけど(笑)

私のお友達で子育てがとっても上手な方がいて、そのおうちのルールで素晴らしいと思ったものがあるので、ここでご紹介。

「こどもに質問されて答えられない時は、ママも知らないから一緒に調べよう!」と図書館に調べに行く・・というルール。

さらに素晴らしいのが、そのルールを徹底したという事。

男の子3人いたけど、本当に自主的に勉強していたし、結果的にとっても優秀な学校に行っていた。確か長男はお医者様に・・・

親が「知らない」といえなくて適当に答えたり、ごまかしたりしていたら、そうはなっていないと思うし、対部下でも同じと思う。

また、親が人の目や世間体を気にしたりして、家の中と人の前で怒り方が違うのも、子供からすると当然だけどいつかその矛盾に気づく。
気付いたら、もちろん言うことは聞かないだろうし、反抗する子も出てくるだろう。
こちらも部下も同じ。
怒るには筋の通った理由があるべきだし、聞かれたら答えられるなくてはいけない。
この答えに一貫性があると、向こうも、これしたる怒られる、それは大丈夫と予測もつけられるようになるだろう。

常に、その場をつくろおうとしたり、ごまかしたりせず、しっかり正面から向き合い、分からないことは分からない、知らないことは知らないということはとても大切なことと思う。

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