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【チャンスに目を光らせながら、着々と準備を進める】牡羊座下弦の月_20240629

皆さま、こんにちは。

自分を知り、宇宙からの応援を受けて、自分の人生の波に乗って、夢をかなえていく、占星術師の齊藤寛子です。


6/296:53牡羊座下弦の月を迎えます。

テーマは「チャンスに目を光らせながら、着々と準備を進める」です。




1.山羊座満月①からの振返り

山羊座満月①(2024/6/22)から1週間が経過しました。

牡牛座火星が太陽に対してはセクスタイル(60度)、月に対してはトライン(120度)の調和角にあったため、火星の援護を受けて、太陽の意志が興奮して燃え上がり、月も気持ちが盛り上がり、エネルギッシュに物事に熱中できるときでした。
ちょうど前日が夏至で、春分からの3ヶ月を振返り、新たな目標を設定した方も多いと思いますが、この満月のパワーを借りて、さらに闘志を燃やすことができました。

また、月はアウトオブバンズの状態にあったため、常識やルールを大事にする土星をルーラーに持つ山羊座満月ながら、満月で得た結果を胸に、いつもとは違った方法で軌道修正に入った方もいるかもしれません。



月相のサイクル

トランジットの月は約1ヶ月かけてホロスコープを1周しますが、今回は4分の3を経過した、下弦の月のタイミングになりますので、山羊座満月で一度形になったことを見直し、不要なものを手放しするタイミングです。

牡羊座は、情熱と戦いの星「火星」をルーラーに持つサイン。

自分が欲しいもののためには、他の何にも目をくれず、1点集中して、目の前の困難を突破していきます。

あなたが他の何を捨てても、手にしたいもの、そのために情熱やエネルギー、時間を注げるものは何でしょうか?

誰にとっても、時間は有限であり、長いように見える人生も、残された時間はそう長くはないかもしれません。

優先順位の決め方として、「大きな石理論」は有名ですが、些細なことに時間を割いていたら、本当に重要なことは先送りされて、いつまでもその大事なことに着手することができません。

周りに何を言われても、あなたが本当に大切なことを大切にするための選択が迫られているのだと思います。

  • 新月:心の中にある願望を意識化する

  • 新月期間:新月の目標に向かい、一直線で実行する

  • 上弦の月:決断を下し、行動に移す

  • 上弦の月期間:新月の目標に向けて軌道修正し、完成を目指す

  • 満月:物事が完成し、結実する

  • 満月期間:客観的な視点で、完成後の見直しを行う

  • 下弦の月:不要なものを見直し、手放す

  • 下弦の月期間:内省し、社会のために貢献する



2.2024年牡羊座下弦の月図

下弦の月図


牡羊座♈/月(9ハウス)は双子座♊/木星(11ハウス)とはセクスタイル(60度)の調和角にありますが、蟹座♋/太陽(12ハウス)とはスクエア(90度)の緊張関係にあります。


太陽が目的、月が手段と考えると、

蟹座♋/太陽は、心と心で共感して他者とつながり、強い絆を作ることで、心の拠り所となる安心できる環境を築き、またその中で大切な人に愛情を注いぎ、人を育むことを目指します。

一方、牡羊座♈/月は、どんな時でも恐れず、自分の欲求や意思に忠実に、目標に向かって果敢にチャレンジすることで、太陽の目的を達成しようとします。


心・身体・私生活を司る「月」をルーラーに持つ蟹座は、マズローの欲求5段階説で言うところの、「2.安全の欲求」「3.所属と愛の欲求」という私たち人間の誰もが抱く欲求を満たすために欠かせない役割を担います。

私たちは身近な人との絆の中で、心を安定させて、安心して生きていくための心の土台があればこそ、外の世界に出掛けて、思う存分、自分の力を発揮することができます。そうやって、「いつでも戻れる自分の居場所」に属するためにも、感情という強い接着剤で、心の絆を結んでいきます。


しかし、安全を求めすぎるがために、防衛本能から自分の殻から一歩踏み出すことを躊躇してしまったり、大切な人の可能性を制限し縛り付けてしまう恐れがあります。また、帰属意識が強いあまり、自分の意見を押し付けてしまったり、自分の仲間以外の人には排他的になって、これもまた自らの発展の可能性を狭めてしまう恐れがあります。


この点、情熱と戦いの星「火星」をルーラーに持つ牡羊座は、自分のハートに従い、皆が怖気づいてしまうような状況にあったとしても、自分が獲得したいもののために、先陣を切って、道なき道を突き進む強さを持っています。

また、今回はさらに知性とコミュニケーションの星「水星」をルーラーに持つ双子座に滞在する木星が応援に入ってくれることで、情報や人脈を武器に冒険心の火が燃え上がっています。


もちろん、安心への欲求や防衛本能は私たちが心穏やかに過ごすために欠かせないものですから、無視することはできませんが、変に自分の挑戦にストップをかけていないか、逆に無謀すぎる冒険に明け暮れて、心の安心安全の確保を無視していないか、そのちょうど良いバランスを図っていくのが、この牡羊座下弦の月のテーマと考えられます。


「いつでも戻れる自分の居場所」を確保しながら、興味のあることには積極的に挑戦し、あなたの可能性を思いきり広げていきましょう🌈



サビアンシンボル

さて、今回の牡羊座下弦の月のサビアンシンボルを見てみると・・・

💎蟹座♋/太陽は蟹座8度「服を着てパレードするウサギたち」

❤他者の言いつけや集団の規則を守ることで、品格のある洗練された人格を身に付ける
❤他者と足並みをそろえることで安定感を増す
❤周囲の人の豊かな感情表現を模倣して自分のものにする


💎牡羊座♈/月は牡羊座8度「東に向いてなびいているリボンを付けた大きな帽子」

❤目に見えないものを鋭い感受性で捉える
❤物事の風向きを読む
❤常識や情報に惑わされず、自分の勘を軸に行動する


不利な状況を有利なものに転換する力のある8度の天体は、遠くの未来を想定して、そこから今の自分に必要なものを考えようとします。

私たちが何かビジョンをイメージするときに、既にそれを実現している人がいれば、その人がどんな風にそこにたどり着いたかを知ることで、夢の実現は早まります。蟹座の模倣力をうまく活用して、憧れの対象から大事なエッセンスを学ぶことは夢実現への大きな後押しとなることでしょう。

また、そんな中でも、周囲に振り回されることなく、自分の立ち位置をしっかり認識し、外界の動きを敏感に意識することで、思いがけずやってくるチャンスをつかむことができます。


いつチャンスがやってきてもいいように目を光らせながら、夢を実現するための準備をしっかりと進めていきましょう🌈



それでは、素敵な下弦の月をお迎えください♡





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