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【純粋に自分の大好きなものを追いかけ、さらに深く追求する】獅子座下弦の月_20241024

皆さま、こんにちは。
宮古島の占星術師/齊藤寛子です。


10/2417:03獅子座下弦の月を迎えます。

テーマは「純粋に自分の大好きなものを追いかけ、さらに深く追求する」です。




1.月のサイクルの振返り

蠍座シーズンは始まったばかりですが、10/3の天秤座新月(日食)から始まった月のサイクルは4分の3を経過して下弦の月を迎え、10/17の牡羊座満月で一度形になったことを見直し、不要なものを手放しするタイミングです。

(1)天秤座新月(日食):2024/10/3 3:49

2024年天秤座新月(日食)図

3週間前、天秤座10度台で起こった天秤座新月で新しい月のサイクルがスタートし、出生図の天秤座領域に新たな種まきをしました。

ドラゴンテイルのそばで起こった新月はスペシャルバージョンの日食。
ここから半年で起こる、変化変容には要注目です。
2023年4月からスタートした牡羊座-天秤座ラインの食シーズンの内、天秤座で起こる最後の日食でもあり、これまで眠っていた潜在的な可能性を掘り起こしていくときでした。

なお、天秤図のルーラーの金星は蠍座にあり、魚座♓/土星&蟹座♋/火星とともに水のグランドトラインを形成していましたので、ここで築かれた心と心の絆は蠍座シーズンに入ってから、より深く相手との信頼関係を築く上で欠かせないものになったのではないかと思います。


(2)山羊座上弦の月:2024/10/11 3:54

その1週間後には、山羊座17度台で上弦の月を迎え、決断を下し行動に移す時期を迎えました。

2024年山羊座上弦の月図

三日月(10/7)頃に始めた準備や計画に沿って、プロジェクトを立ち上げ、実際に行動に移す中で、障害に直面しやすいときでした。

天秤座の公平性へのこだわりによって、様々な人の意見に耳を傾けすぎて、二進も三進もいかなくなっていたのならば、山羊座的な全体最適の視点を取り入れることで、その障害を乗り越えることができたかもしれません。

そして、この時まだ、天秤座のルーラーの金星は魚座♓/土星&蟹座♋/火星とともに水のグランドトラインを緩く形成したままでしたから、現実的にはシビアに物事に立ち向かわなければいけない中で、心と心のつながりが結束力を高め、物事の推進に大きく寄与してくれたとも言えます。


(3)牡羊座満月:2024/10/17 20:26

そこから、さらに1週間後、牡羊座24度台で満月を迎え、短いスパンでは10/3の天秤座日食からの2週間、長いスパンでは4/9の牡羊座日食からの半年間で取り組んできたことの結果が得られるときでした。

2024年牡羊座満月図

蠍座のルーラーである火星と冥王星がオポジション(180度)で、満月配置に加わり、活動宮のグランドクロスが形成されるという何とも激しく忙しない星配置でした。

蠍座の旧支配星である火星と新支配星である冥王星の対抗は、いまの新旧対立の情勢を如実に表している印象ですが、牡羊座♈/月には2018年から牡羊座に滞在する牡羊座♈/キロンがコンジャンクション(0度)で、どんな状況下にあっても、自分の直感を信じて、前に進む勇気を改めて問い直されたのではないかと思います。

また、2023年4月からスタートした牡羊座-天秤座ラインの食シーズンにおいて、初めて食の影響から外れた、牡羊座満月ですが、この1年半で取り組んできた、出生図の牡羊座領域の改革に一定の成果を味わうことも出来たことと思います。


2.獅子座下弦の月(2024/10/24 17:03)

そして、牡羊座満月の1週間後に迎える、今回の獅子座下弦の月。

2024年獅子座下弦の月図

太陽は前日に蠍座入りしたばかりで、獅子座♌/月とスクエア(90度)の角度を取ることから、意識(太陽)と無意識(月)の間に葛藤が起こり、これまで継続してきたことに疑問を持ちやすいときです。

天秤座シーズンでは、様々な価値観を持つ人々が暮らす社会の中で、あらゆる人と調和的に過ごすための術を身に付けてきました。
続く蠍座シーズンでは、さらにもっと深く一つのモノ・ヒトに関わることで、力強い自分に生まれ変わっていきます。

蠍座の目的は「強くなること」ですが、これまでのように誰とでも分け隔てなく調和を図っていくのではなく、ごく限られた、絶対的に信頼できる仲間や愛する人との絆を深めていくことになります。

そのためには、これまでの交流関係すべてに情熱を注いでいくことは難しく、否が応でも、付き合う人は狭く深くならざるを得ません。

天秤座新月~牡羊座満月の間で、いまの自分にとって心地よい関係性も見えてきた中で、そうでない関係性は思い切って手放して、ここから深く付き合うことができる相手と共に歩んでいく決断をするときでもあるでしょう。

相手が自分にとって信頼できる相手なのかどうかを判断するのはとても難しいことですが、今回の下弦の月のサビアンシンボルを見ると、そのヒントが隠れているように思います。

今回の下弦の月の月のサビアンシンボルは
獅子座2度「おたふく風邪の伝染」~情熱を飛び火させ、大勢の人に影響を与える

獅子座1度で生まれた、「これがやりたい」という意欲のままに、その夢中になったものをまっすぐに追求していく度数です。そこには何の計算もなく、ただ純粋でまっすぐな思いであるがゆえに、他者の心をも動かし、「そんなに好きなら・・・」と他者から応援を受けることができたりもします。

そんな純粋な心の持ち主とであれば、警戒心の強い蠍座も心を開いて、同じ感情を味わう体験を通して、絆を深めていくことができるのではないでしょうか。

ちなみに、好きなものを司る天体と言えば「金星」ですが、射手座♐/金星は獅子座♌/月とトライン(120度)の調和角にあり、これまでの境界線を越えて、新たなことに挑戦してみることも良い刺激になるでしょう。また、仲間と切磋琢磨することで、ますますそのものの魅力にはまることも出来そうです。

なお、蠍座のルーラーの火星と冥王星はオポジション(180度)で、激しく対立しあっていますが、自分の隠れた情熱を際限なく掘り起こすことができるときでもあります。
そうやって、蠍座が深く一つのことを追い求める姿は、蠍座2度「割れた瓶とこぼれた香水」という今回の下弦の月の太陽のサビアンシンボルのように、相手の心に深く染み入り、心を許し合える仲間や愛する人を惹きつけるはずで、心が通じ合える人々の存在は自分を心強くしてくれるでしょう。


ただただ純粋に自分の大好きなものを追いかけ、さらに深く追求しながら、信頼できる仲間や愛する人との絆を深めていきましょう🌈


それでは、素敵な下弦の月をお迎えください♡





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