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マイナーアスペクト講座の振り返り

皆さま、こんにちは。

自分を知り、宇宙からの応援を受けて、自分の人生の波に乗って、夢をかなえていく、占星術師の齊藤寛子です。


7月下旬に、こちらの「マイナーアスペクト講座」を受講し、サンプルリーディングして頂いたため、振り返りを残しておこうと思います。


すず先生にコメントを頂いた以外にも、それをきっかけに気付きのあったことについても取り上げています。




1.セスキコードレート(135度)

私は毎月、ミッドポイントの検証を続けているのですが、その時にやたらとセスキコードレート(135度)のアスペクトが出来上がっていることに気付き、今回はセスキコードレートのアスペクトを中心にリーディングして頂きました。

(1)セスキコードレートとは?

セスキコードレート(135度)はHN8系列の度数で、360度÷8=45度を3倍したものになります。
(HN:ハーモニクス)

講座のレジュメから抜粋させて頂くと、以下の通りで、

⑬Sesquiquadrate<セスキコードレート>135度 HN8 問題の解明
 Keywords:危険、困難、動揺、改変、緩慢、熟考、不協和音、混乱、忍耐、現実逃避、仕上げる、欲求不満、大急ぎ、管理能力の欠如、悪用、突入、潜在的な可能性、推進、再編成、再評価、緊張からの解放、自己批判

マイナーアスペクト講座資料

対人関係のストレスとして出てきやすく、管理能力が欠如しているというよりは管理能力が問われるような状況に身を置きやすく、色んな人を仕切ったり掌握しなければいけなくなります。
スクエア(HN4)やオポジション(HN2)よりも倍音が上がっているため、褒め殺しや袖の下、忖度などの心理戦全般に関わり、心理的なストレスがかかるものの、それらにうまく対処することができます。
セスキコードレートをアスペクトに持っている人はぬるま湯的な環境には向いておらず、ストレスがある環境の方が合っています。


(2)ダブルトールハンマー

トールハンマーは、2つのセスキコードレート(135度)とスクエア(45度)で出来上がった二等辺三角形ですが、私の出生図には以下の2つのトールハンマーがあり、「ダブルトールハンマー」と呼ぶことを、以前、すず先生の講座で教えて頂きました。

・牡羊座♈/木星-乙女座♍/金星-射手座♐/海王星
・射手座♐/海王星-牡羊座♈/木星-蟹座♋/水星&土星

出生図

トールハンマーの複合アスペクトに関しては、すず先生のこちらのブログ記事を参照して頂ければと思いますが、使いこなせるようになれば、困難な状況をアドバンテージに変えることができる強力な複合アスペクトです。
私の場合はそれが2つあるので、ホロスコープの中で占める領域も大きくなり、難易度も上がります。


(3)HN8

トールハンマーを構成する、スクエア(90度)もセスキコードレート(135度)もHN8(360度÷8=45度)系列のアスペクトになりますので、私のHN8では、水星・土星・木星・金星・海王星の5天体(いずれもダブルトールハンマーを構成する天体)が天秤座に固まっています。

HN8

ちなみに、セスキコードレートはHN8の3倍になるので、HN24を見てみると、倍音が上がった分、オーブは広がりましたが、やはり多くの天体が団子状になっています。

HN24は24歳の時に発芽する才能を見るのにも使えますが、24歳と言えば、私が会計士試験に合格する前の年。
父親に「受かるまで帰ってくるな」と怒鳴られ、東京に出てから初めて一人でお正月を過ごした年ですが、HN24の冥王星が乙女座14度台=父親の太陽と同じ度数にあり、びっくりです。
私の人生の中でもトップ3レベルで苦しかったときですが、それを無事乗り越えて、翌年会計士の2次試験に合格して、キャリアをスタートさせることができたので、HN8系列のパワーは尋常ではないのだと思います。

HN24


そして、このサンプルリーディングをして頂く2日前まではHN48の期間でしたが、相変わらず、双子座の真ん中あたりに5天体が大集合しており、宮古島への移住という大きな決断をする年になりました。

HN48


2.三重円

マイナーアスペクトは分かりづらいので三重円で出来上がっていても気にならない場合も多いかもしれませんが、ダブルトールハンマーという稀な複合アスペクトを持つ私は、すず先生曰く、「スクエア(90度)とセスキコードレート(135度)の申し子」ということで、三重円でもセスキコードレートが出来上がったことに敏感に反応し、対人関係など難しい問題を対処する時期にあるとのことでした。

以下、サンプルリーディングして頂いた際に出来上がっていた、セスキコードレートの星配置を順番に見ていきたいと思います。

(1)P双子座♊/火星-P蠍座♏/天王星-T水瓶座♒/冥王星のトールハンマー

内側:出生図、緑:セカンダリープログレッション、青:ソーラーアーク、赤:トランジット

ミッドポイント(MP)の検証で、T水瓶座♒/冥王星がP双子座♊/火星とセスキコードレート(135度)になっていることに気付いていましたが、P蠍座♏/天王星とP双子座♊/火星のセスキコードレートは盲点でした。

火星×冥王星は極限まで追い込み、火星×天王星はスピーディーかつ合理的に結果を早く出そうとするので、軽く巻く感じではなく、追い込んで追い込んで背水の陣になっているような状態とのこと。

後述する土星の影響もあって、読んで頂いているときには火星×天王星のスピード感は感じられなかったのですが、よくよく振返ってみれば、私が初めて宮古島を訪れたのが2023年5月、移住を決意したのが2023年11月、賃貸契約を締結したのが2024年7月、移住予定が2024年9月上旬と、不動宮が強く腰の重い私にとっては、通常では考えにくいスピーディーな展開で物事が進んでいました。

7月~8月上旬までは6月決算のサポート業務があったため、物件もその前に決めたかったのと、サポート業務の引継ぎもその前にできるだけ早く終わらせたかったのですが、結局は決算の超繁忙期にどちらもこなさなければいけなくなり、久しぶりに短期間で相当のエネルギーを注ぎこみました。


そして、こんな風に、三重円のトールハンマーにスイッチが入ったのは、上述のHN48の年齢だったこと、SA天秤座♎/水星&土星が出生図のダブルトールハンマーを構成するN乙女座♍/金星に乗っかっていたこと、T牡羊座♈/キロンが同じくダブルトールハンマーを構成するN牡羊座♈/木星に乗っかっていた等、何重にもそれを感じざるを得ない状況が出来上がっていたからのようです。
(SA:ソーラーアーク、N:ネイタル、T:トランジット)

また、出生図ではN水瓶座♒/月がN天秤座♎/冥王星とオーブ2度程度で、セスキコードレート(135度)になっているのですが、2024年1月にSA蠍座♏/冥王星がN水瓶座♒/月とぴったりスクエア(90度)になり、もともとは怒りが沸いても表に出さずに我慢していたものが、スクエアで「もういいや」と爆発するタイミングにあったことも影響しているようです。

自分ではあまり我慢しているように感じていないのですが、桐吉先生の支配星講座の1回目(1ハウス)の時に、「チャートルーラー(ASCの支配星)が7ハウスに飛んでいる人は、対人関係で人に合わせる方が楽と考え、自己主張をあまりしない」とのご説明がありました。自覚はなかったものの、確かに自分が絶対譲れないもの以外は執着がないのかも…と気付きましたが、それは月×冥王星135度のアスペクトも影響していたのかもしれません。

※桐吉先生の支配星講座も3ハウスまで終了したので、そろそろ振り返りをブログ記事にまとめたいなと思います。


(2)T魚座♓/土星×N獅子座♌/太陽135度

内側:出生図、緑:セカンダリープログレッション、青:ソーラーアーク、赤:トランジット

サンプルリーディングして頂いた際にはオーブ緩めになっていますが、T土星の逆行もあり、T魚座♓/土星は2024年8月下旬~9月上旬、2025年1月中旬~下旬にかけて、再び、N獅子座♌/太陽とセスキコードレート(135度)のアスペクトを形成します。

マイナーアスペクトではありませんが、T魚座♓/土星はP乙女座♍/太陽にオポジション(180度)になっており、太陽×土星の組み合わせが2つ出来上がり、キャリアの肝試し時期にあるようです。

土星は物事を停滞・遅延させるため、上述のように、私の思惑通りには物件探しや引継ぎが進みませんでした。それでも私が本当に叶えるべきことならば、必ず実現するはずだと信じて、目の前のことを一つ一つ片づけることに専念した結果、引継ぎの件は7月頭に話が進み、T蠍座♏/月がT牡牛座♉/火星&天王星にぴったりオポジションになったときに希望のエリアにめぼしい物件が出てきました。

二重円(内側:出生図、外側:物件問合わせ時のトランジット)

そのとき、T蠍座♏/月×T牡牛座♉/火星&天王星は私のノード軸にありましたし、天王星は私の水瓶座♒/ICのルーラーなので、居住地に関わる天体です。また、ICのもう一つのルーラーのN蟹座♋/土星にはT蟹座♋/太陽が合、移動に関わるT獅子座♌/水星がN獅子座♌/MCと合=N水瓶座♒/ICとオポジション(180度)になっていました。さらに、出生図を宮古島にリロケーションしたときにMCが13度ほど動いて、獅子座6度台になるのですが、T獅子座♌/金星が獅子座6度台にあり、私のチャートルーラーのN天秤座♎/冥王星とセクスタイル(60度)の調和角にありました。金星は一般的に吉星であることに加え、私は金曜日の金星時間生まれ、そして金星最大光度の日に生まれていて、金星が守護星になることもプラスに働いてくれたと思います。

何か大きく物事が動くタイミングには色んな星配置が複雑に絡み合っていることが確認できました。私が色んな星周りをあれこれ想定するよりも、宇宙の采配は完璧で、「いつ来るのか?」と焦るよりも、必ずその日が来ることを信じて準備万端にしておくことがいかに大切かを教えてくれる出来事でもありました。

実は、3月末に追加で引き受けた決算業務の締め日が想定よりも早まって、相当苦しい状況に追い込まれていたのですが、それを詰め込まなかったら、過酷なスケジュールの中、7月末に無理くり宮古島に行って、物件の内見&契約をすることも難しかったので、詰め込まれたには詰め込まれたなりの理由があったんだというのも、乗り越えた今だからこそ笑い話にできます。


N太陽×T土星のサイクルで言うと、2005年7月末にN獅子座♌/太陽にT獅子座♌/土星がコンジャンクション(0度)となり、スタートした太陽×土星のサイクルは半分を経過して、月相で言えば、得たものを人と分かち合う、「種まき月」期にあり、人や社会に関わり調整が必要になる時期です。いまは135度なので、難しい調整期間にありますが、それを無事乗り越えることができれば、2025年6月~2026年2月までの間に計3回、T牡羊座♈/土星とトライン(120度)になるので、その頃には安定的に着実に物事が進んでいくようで、ひとまずのゴールポストが見えて安心しました。

2026年と言えば、木星も獅子座入りしますし、N獅子座♌/太陽(9ハウス)-N天秤座♎/冥王星(11ハウス)-N射手座♐/海王星(2ハウス)-T水瓶座♒/冥王星(3ハウス)-T牡羊座♈/土星&海王星(5ハウス)-T双子座♊/天王星(7ハウス)の六芒星も出来上がるので、楽しみです(^^♪


(3)T水瓶座♒/冥王星-P双子座♊/火星-P乙女座♍/太陽のトールハンマー

オーブ緩めではありますが、T水瓶座♒/冥王星を頂点として、P乙女座♍/太陽&P双子座♊/火星ともトールハンマーが出来上がっていました。

内側:出生図、緑:セカンダリープログレッション、青:ソーラーアーク、赤:トランジット


「どれだけ、トールハンマーが好きなんだろう?」と自分のMっぷりに感心すらしますが、それを乗り越えなければ、私の思い描いている20年後のビジョンも実現が難しいと思うので、ここが踏ん張り時。

「障害があるけど、そこを乗り越えていくことはイージーなことだけやっている人とは違う成長がある」
というすず先生の力強い励ましのお言葉と、トールハンマーのブログ記事のアドバイスも参考に、忍耐強く一つ一つ目の前の課題と向き合っていこうと思います。


次回8月のテーマは、「社会天体によるアスペクトサイクル講座」とのこと。
天体のサイクルは私自身、とても興味があり、私たち人間の成長にも大きく関わってくると思うので、また多くの気付きが得られるのが楽しみです。


最後までお読みいただき、ありがとうございました♡

何かの気付きにして頂けたら、幸いです(^^♪




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