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アスペクト弱点克服講座(いけだ笑み先生)の振り返り

皆さま、こんにちは。

自分を知り、宇宙からの応援を受けて、自分の人生の波に乗って、夢をかなえていく、占星コンサルタントの齊藤寛子です。


先日、こちらの、いけだ笑み先生のアスペクト弱点克服講座を受講させて頂きましたので、自分の出生図のアスペクトを分析しながら、講座の振り返りを残しておきたいと思います。


1.アスペクトを見る優先順位

笑み先生は、アスペクトを見る優先順位として、以下を挙げられていました。

  1. タイトなアスペクト

  2. オポジション

  3. ステリウム

  4. 複合図形

①タイトなアスペクト

笑み先生はオーブを左右6度程度まで見ていて、アウトオブサインは見ないものの、コンジャンクション(0度)の場合のみ、心理的な影響として出てくるので見ていらっしゃるとのことでした。

アウトオブサインとは、例えば、私の出生図の場合、獅子座♌/太陽と天秤座♎/天王星は角度的にはスクエア(90度)なのですが、サインは火と風でセクスタイル(60度)の関係にあるので、スクエアとはみなさないとする考え方です。


出生図(タイトなアスペクト)

オーブが狭ければ、天体同士の繋がりが強くなるので、そのアスペクトの影響も強まりますが、ASTRO.COMではアスペクト表でアスペクトの記号の右上に出ている数字がオーブの度数になるので、この値が0に近いほどタイトなアスペクトとなります。

私の場合だと、オーブ1度未満のアスペクトは以下の3つです。

  • 乙女座♍/金星(10ハウス)×射手座♐/海王星(2ハウス)90度

ロマンチストでセンチメンタル、深遠なものに魅せられる傾向があり、褒められたりちやほやされることが人一倍好きという金星×海王星のアスペクトの影響が強く現れることになります。

占星術に魅せられているのもそのせいだと思いますし、いまは占星術のおかげか興味が薄れていますが、子供の頃からジャニーズのタレントが好きだったのもこの影響が大きいと思います。

あとは2天体とも仕事の部屋にあるので、会計士として、自分の日常からかけ離れた桁のお金を扱うことを仕事にしているのも、このアスペクトの影響かと思います。


  • 蟹座♋/水星(9ハウス)×蟹座♋/土星(9ハウス)0度

深い思考力と集中力に恵まれている、粘着気質である種のしつこさがあるといった水星×土星のアスペクトの影響が強く現れることになります。

他に牡羊座♈/木星と天秤座♎/天王星とでTスクエアを作っている所も大きいのですが、色んな角度から物事を見るので、何かを決めるのに時間がかかりますし、その場を取り繕うような器用な真似はできない所があるかと思います。

そして、水星&土星は9ハウス(グレードアップ・外国語・哲学・海外旅行)にあるので、新しい学びを取り入れて、それをアウトプットしていくことがコツコツ続けられるのだと思います。


  • 蟹座♋/土星(9ハウス)×牡羊座♈/木星(6ハウス)90度

頑固で、忍耐力に優れ、勤勉で試練を乗り越える度にスケールの大きな人間へと成長できる、という木星×土星のアスペクトの影響が強く現れることになります。

細かい所まで目が行き届くので、他人のサポートやマネジメントに向いている点が、記帳代行やクライアントの経理業務のサポートで活きていると思います。

自分には厳しいものの、周囲には適度な優しさをそれとなく発揮できるようになったのは中年の危機以降だと思いますが、人の可能性を信じて、根気よく人を育てる点で、クライアントからも信頼を得られている所はあるかと思います。


②オポジション

オポジション(180度)のアスペクトにある天体同士は客観的な視点を持てるので、そのハウスの軸の専門家になれる、とのことでした。

  • 1ハウス-7ハウス:対人関係の専門家

  • 2ハウス-8ハウス:お金・所有の専門家

  • 3ハウス-9ハウス:勉強と移動の専門家

  • 4ハウス-10ハウス:仕事の専門家、仕事人間になる

  • 5ハウス-11ハウス:遊びの専門家

  • 6ハウス-12ハウス:心身の健康管理、サービスの専門家


出生図(ホールサインシステム)

私の場合だと、オポジションのアスペクトを持つ組み合わせは以下の2つです。

  • 牡羊座♈/木星(6ハウス)-天秤座♎/天王星(12ハウス)

6ハウス‐12ハウスの奉仕軸なので、サービスの専門家となります。

6ハウスが目に見えるものを扱い、12ハウスが目に見えないものを扱いますが、それもあって、会計と占星術といった、相容れないものを仕事にすることにもなったのかと思います。


  • 獅子座♌/太陽(10ハウス)×水瓶座♒/月(4ハウス)

こちらはオーブを考えると、オポジション(180度)とは言い難いのですが、太陽と月が満月の配置にある場合は、オーブがこれくらいあっても、十分満月の影響を受けている、とのことでした。

通常のプラシーダスでは、ハウスがズレてしまうので、ホールサインハウスシステムで出すと、太陽が10ハウス、月が4ハウスとなり、「仕事の専門家」ということになります。

確かに、仕事抜きの人生は考えられないので、その通りだと思います。


そして、獅子座♌/太陽-水瓶座♒/月は、光栄にもタモリさんと同じ配置とのこと。

笑み先生曰く、

グループをまとめるのが上手い人で、獅子座の持つ陽の性質に対して、水瓶座の持つ公平性が加わるので、自分だけが脚光を浴びているように見えて、周りにもきちんと脚光を与える、お昼のリーダー的存在。

とのことで、タモリさんの足元には到底及びませんが、オンラインサロンで、自分が担っている役割とも重なり、目指すべき方向性がクリアになりました。


③ステリウム

同じサイン又はハウスに3天体以上集まっていることをステリウムと呼びますが、ステリウムを持つ場合、そのテーマに関して一方ならぬ想いを抱いている点で、その人の特徴を知る重要なポイントになります。

水星と金星は太陽とそれほど離れることはないので、同じサインに太陽・水星・金星を持つ方であれば、4天体以上かどうかで判断した方が良いかもしれません。

出生図(プラシーダスハウスシステム)

私の場合、9ハウス(グレードアップ・外国語・哲学・海外旅行)に獅子座♌/太陽、蟹座♋/水星&土星の3天体が集まる、ステリウムです。

太陽は人生の目的を示しますし、土星も人生の最終的な到達地点となりますから、それらがステリウムとして、9ハウスに位置している意味は大きく、子供の頃から、他のことは我慢しても、自分の学ぶ機会に対してだけは譲らず、親と戦って勝ち取ってきた部分があるので、思い入れは相当強いと自覚しています。


④複合図形

アスペクトは複合的になればなるほど、その影響が強まり、余計にそこから抜け出せなくなる、宿命的な配置となります。

出生図(プラシーダスハウスシステム)

私の場合、出生図をいくつかの複合図形で分解すると、以下の4つに分類されます。

  • 【人生の目的】太陽グループ
    獅子座♌/太陽(9ハウス)-天秤座♎/冥王星(11ハウス)-射手座♐/海王星(2ハウス)の小三角形

超感覚的で、神秘的なテーマや、ふとひかれたものにのめり込みやすい性質を持つのが特徴で、好みを同じくする人たちのリーダーやスポークスマンとなる傾向があります。

確かに、会計士と言う仕事をしながら、映画館の帰りに立ち寄った本屋でたまたま見かけた占星術の本から西洋占星術の世界に足を踏み入れました。
2年半ほど前から、オンラインサロンを主宰し、自分が学んだ占星術の知識を星読み仲間にシェアさせて頂いていますが、それも必然だったのだと思います。


  • 【心と私生活】月グループ
    水瓶座♒/月(4ハウス)-牡羊座♈/木星(6ハウス)-天秤座♎/天王星(12ハウス)の調停の三角形

明るくバイタリティがあり、自己の幸せを追求し、それを手にしやすいと言われています。

木星が6ハウスにあることもあり、体力には恵まれていると思いますし、無理はするものの、本当にやばい所ではストップをかけられるので、その点では有難いと思っています。

また、南半球(上半分)に天体が多いものの、プライベートでは一人の時間を大切にして、自分のペースで動けるので、疲れずに済んでいるように思います。


  • 【知性と社会性】水星&社会天体グループ
    牡羊座♈/木星(6ハウス)-蟹座♋/水星&土星(9ハウス)-天秤座♎/天王星(12ハウス)のTスクエア

緻密な思考力で、年齢とともに交わる人たちによって磨かれ、人間的な魅力に深みが増すと言われています。
また、革新的な考え方を好んだり、人当たりはいいものの束縛を嫌う自由人気質な所があります。

社会天体の木星&土星、トラサタの天王星とアスペクトを持つことで、トラサタとしかアスペクトがない太陽よりも、水星の方が社会で生きていくために使い勝手が良さそうです。

獅子座♌/太陽-水瓶座♒/月で、常識の枠内に収まりにくい性質を常識的な蟹座♋/水星&土星がカバーしてくれている所は多分にあると思います。


  • 【対人関係】
    蠍座♏/ASC(1ハウス)-牡牛座♉/火星(7ハウス)-乙女座♍/金星(10ハウス)の調停の三角形

ASCは自分が外の世界に対して見せるスタンスや態度、チャートルーラー(ASCサインの支配星)は自分の意識を向ける方向(=自分自身)です。

私の場合は、ASCが蠍座なので、古典的にはチャートルーラーが火星で、ほぼDSC上に位置していますので、オポジション(180度)の関係にあります。

それに対し、7ハウス(対人関係・結婚相手・パートナー・人脈)のルーラーでもある乙女座♍/金星が調停の角度を取って、オポジションの緊張関係を緩和しています。

自分を魅力的に見せることができる、複合アスペクトですが、火星が7ハウスにあり、対人関係でトラブルを抱えがちな分、蠍座♏/ASCの深い洞察力とバランス感覚を持った金星がカバーしてくれているように思います。


なお、パーソナリティに大きく影響を与える、ASC、太陽&月、チャートルーラー(ASCサインの支配星)を見ていくと、

蠍座♏/ASC(1ハウス)-水瓶座♒/月(4ハウス)-牡牛座♉/火星(7ハウス)-獅子座♌/太陽(9ハウス)のグランドクロス

の配置にあり、いずれも不動宮で行動パターンは足並みそろっていますが、価値観は火地風水でバラバラなので、あちらを立てれば、こちらが立たず、とどこか矛盾を抱えながら、生きている所があります。

  • 火:自分の意欲、情熱

  • 地:現実性、安全性

  • 風:論理性、客観性

  • 水:共感、心の繋がり


2.チャートのツボ

アスペクトを見る優先順位の中で、「④複合図形」がありましたが、図形はより複合的な形で安定を図る法則があり、出生図で欠けているポイント(ツボ)にシナストリー(相性)やトランジットがやって来ると、複合図形が完成し、安定感を持つようになります。

人生の目的やアイデンティティを司る「太陽」と、心や私生活を司る「月」に対して、ツボになるポイントは特に重要です。

出生図(ホールサインシステム)

満月生まれは自他ともに厳しい所があり、他人にイラつくことが多いので、満月の配置を調停してくれるポイントに天体を持つ人と仲良くなるものの、それ以外に対しては批判的で、友人関係も仕事関係も調停の配置で埋められていく、閉鎖的な所があるようです。


私の場合、獅子座♌/太陽-水瓶座♒/月のオポジション(180度)の緊張関係にあるので、調停の位置となる、牡羊座、双子座、天秤座、射手座のサインに天体が来ることで、その緊張感を和らげることができます。

牡羊座、天秤座、射手座には既に自分で天体を持っているので、欠けている場所が双子座。

父親が双子座♊/月&天王星持ちでしたし、誕生日の同じ甥っ子が双子座♊/金星&木星持ち、姪っ子が双子座♊/太陽&水星&火星持ち、3年以上通っている整体師さんが双子座♊/太陽&火星持ちで、やはり双子座天体の吸引力は強力です。

私が大好きなマッキーも双子座♊/月&水星持ちだからか、歌詞だけではなく、コンサートのトークでも私の笑いのツボを刺激してくれます。


あとは、太陽-月以外になりますが、N牡羊座♈/木星(6ハウス)-N蟹座♋/水星&土星(9ハウス)-N天秤座♎/天王星(12ハウス)Tスクエアに対し、2020年にT山羊座♑/木星&土星&冥王星(3ハウス)が加わって、グランドクロスになった頃に、占星術の勉強にさらにスイッチが入り、その年の年末にオンラインサロンをスタートすることになりましたので、トランジットの影響も侮れません。

二重円(内側:出生図、外側:トランジット_2020/7月)


アスペクトからは、自分の中にある葛藤、自分の欲求に対して、どの要素が手を組もうとし、どの要素がその欲求を否定してくるのか、そして最終的にどちらが勝つのかを知ることができます。

トランジットで刺激を与えられているツボからは、いま自分の中にあるどの要素が優位で、トランジットからの応援を受けているけれども、また別のタイミングでは、別の側面に光が当たるのか、といったことを知ることができます。


2023年4月現在、外惑星は以下のサインに位置していますので、いま、出生図のどの部分に光が当たっているかをチェックしてみて、上手く活用できると良いと思います。

  • 木星:牡羊座

  • 土星:魚座

  • 天王星:牡牛座

  • 海王星:魚座

  • 冥王星:水瓶座



最後までお読み下さいまして、ありがとうございました。

ご自身の出生図の理解や、シナストリー&トランジットを有効活用するヒントにご利用頂けたら幸いです。

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