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【深い洞察力でゴールを明確にし、計画的に物事を進める】蠍座満月(月食)_20230506

皆さま、こんにちは。

自分を知り、宇宙からの応援を受けて、自分の人生の波に乗って、夢をかなえていく、占星コンサルタントの齊藤寛子です。


5/62:34蠍座満月を迎えます。

しかも、蠍座ドラゴンテイルのそばで起こる月食となり、その影響も半年に及ぶ、満月のスペシャルバージョン!!

そして、テーマは「深い洞察力でゴールを明確にし、計画的に物事を進める」です。


1.蠍座新月(日食)からの振返り

蠍座新月(日食)(2022/10/25)から半年が経過しました。

満月には、物事を成就させる力がありますから、蠍座新月の頃にスタートしたプロジェクトが軌道に乗っているのを実感している方も多いことと思います。

新月の願いが良い方向に進んでいれば、そのまま前進。

いま一つ良い結果が得られない場合は、プランを再検討するか、軌道修正を行うのに良い機会です。

蠍座の新月では、子供の頃から抱えている心理的な問題解決に挑んだり、仕事や恋愛における「悪いパターン」を改善することができるときでした。

しかし、改善に取り組む過程で、それを邪魔する存在を一刀両断に切り捨ててしまうことも起こり得ます。

✓自分のやり方にこだわったり、他人に対する猜疑心が強くなり、より良い変化のきっかけを自ら潰してしまわなかったか?

✓物事がうまくいかないと自暴自棄になり、今まで築き上げたものを破壊してしまわなかったか?

蠍座満月を迎えるいま、自分の夢を叶える過程で生じる問題点が明らかになったところで、妥協や順応性、赦すことを学び、満月の底知れぬパワーを破壊的な方向ではなく、建設的な方向に振り向けていきましょう。


2.牡羊座新月②(日食)からの振返り

牡羊座新月②(日食)(2023/4/20)から2週間が経過しました。

2ヶ月連続の牡羊座新月、かつドラゴンヘッドのそばで起こる日食と重なり、改めて、自分の幸せとは何か、今後何を目指すべきかを考えることとなり、人によっては3月にスタートしたことの見直しを求められることもあったかもしれません。


月相のサイクル

トランジットの月は約1ヶ月かけてホロスコープを1周しますが、今回はその真ん中の満月のタイミングになりますので、牡羊座新月②から始めたことが一度形になるタイミングです。

結果はどうあれ、牡羊座新月②からの2週間で出来たこと、出来なかったことを洗い出して、改善案を考えてみましょう。

特に、今回は集中力や洞察力に優れた、蠍座での満月ですから、物事を深く掘り下げて、上手くいかない根本的な理由を探っていくことで、悪いパターンを手放すことができそうです。


  • 新月:心の中にある願望を意識化する

  • 新月期間:新月の目標に向かい、一直線で実行する

  • 上弦の月:決断を下し、行動に移す

  • 上弦の月期間:新月の目標に向けて軌道修正し、完成を目指す

  • 満月:物事が完成し、結実する

  • 満月期間:客観的な視点で、完成後の見直しを行う

  • 下弦の月:不要なものを見直し、手放す

  • 下弦の月期間:内省し、社会のために貢献する


3.2023年蠍座満月図

蠍座♏満月(月食)_20230506 2:34

牡牛座♉/太陽(2ハウス)は牡牛座♉/天王星と重なり、蠍座♏/月(8ハウス)とオポジション(180度)の緊張関係にあります。


太陽が目的、月が手段と考えると、

牡牛座♉/太陽は、安心安全な環境の中で、五感を使って、地球上にある美味しいものや楽しいこと、肉体を持っているからこそできる喜びを味わい尽くすことを目指します。

一方、蠍座♏/月は強く惹かれるモノや人に熱中し、そのような対象と同一化することで、力や富やエネルギーを得ることで強い自分に生まれ変わり、太陽の目的を達成しようとします。


目的となる太陽に変革の星「天王星」が重なっていることで、自分が目指す方向性を一度立ち止まって、客観的に見つめ直すきっかけを与えられるときになりそうです。

牡牛座は自分の感覚や価値観を大切にするサインですが、自分の成長とともに、また環境の変化によって、自分が心地よいと思うもの、自分が価値を感じるものも当然変化していきます。

地の不動宮の牡牛座は現実性・安全性を大事にし、また変化を嫌うことから、いまはもう自分に合わないものになっていたとしても、それを手放すことが苦手。

しかし、いまこそ自分の五感に問いかけ、いまの自分にしっくりくる、自分の心地よさ、自分が大事に思うことを見直し、目指すべきゴールを設定し直すことが求められているのだと思います。


いまの自分の価値観を知る一つのツールとして、例えば、長谷川朋美さんの「自分の人生が愛おしくてたまらなくなる100の質問ノート」にある、自分への問いかけの質問を利用してみるのもおススメです。

洞察力の鋭い蠍座♏/月の力を大いに利用し、様々な角度から自分のことを掘り下げてみることで、自分の好きなもの、価値観を整理・再認識できるのではないでしょうか?

Q1.あなたがワクワクする瞬間はいつですか?
3つ書き出してみましょう。

Q2.あなたが夢中になる瞬間はいつですか?
3つ書き出してみましょう。

Q3.あなたが人から言われたら嬉しい言葉は何ですか?
3つ書き出してみましょう。

「自分の人生が愛おしくてたまらなくなる100の質問ノート」
「自分の人生が愛おしくてたまらなくなる100の質問ノート」の目次



さて、今回の蠍座満月のサビアンシンボルを見てみると・・・

💎牡牛座♉/太陽は牡牛座15度「マフラーと粋なシルクハットを身に付けた男」

❤欲しいものを確実に手に入れて好きなものに満たされる
❤現状を認識し、計画的に物事を達成する
❤自分ができる範囲の責任と義務を受け止め、厳しい現実を生きる

💎蠍座♏/月は蠍座15度「5つの砂山の周りで遊ぶ子供たち」

❤「1番」や「リーダー」を目指す
❤人を束ねて頂点を目指す
❤自分中心の王国を作る


サインとしてもピークの度数ですが、太陽が牡羊座入りして春分を迎えた日から、次の二至二分となる、夏至までのちょうど真ん中のポイント。

太陽が最大限に満ちるときで、春分から取り組んできたことが具体的な形として現れるようなタイミングでもあります。


せっかく頑張って何かを手に入れても、それが自分が心の奥底から望んでいるものと違っては、その努力も水の泡となって消えてしまいます。

自分が本当に手に入れて満たされるためにも、自分が目指すべきゴールを正しく設定し、そのゴール達成に向けて計画的に取り組んでいきましょう。


4.二重円(出生図&満月図)

こちらは、今回の満月を迎えた時点での二重円(内円:出生図、外円:満月図)です。

二重円(内側:出生図、外側:蠍座満月)

ASC-DSC軸、N蠍座♏/ASCのチャートルーラーとなるN牡牛座♉/火星の2度違いで起こる満月です。
(N:ネイタル)

月食は誰にとっても影響が大きいものの、出生図の太陽や月、アングルの前後5度以内で起こる場合は、その前後で人生の重要イベントが起こる傾向が高いと言えます。


昨年の牡牛座日食はDSC付近で起こりましたが、そのすぐ後に日食が起きた度数あたりに牡牛座♉/水星を持つ、リマーナすず先生のTwitterを見かけたことで、その後毎月講座に参加するようになり、私の占星術の知識の幅も広がりました。

また、相当前ですが、ASC付近で日食が起こった約半年後、地元新潟から大学進学のために東京に出てきて、独り暮らしを始めました。
それを目指して事前準備していたので、突然の変化ではありませんが、私の人生の中でも大きな冒険でしたし、宇宙がそれを後押ししてくれた出来事の一つです。


ASC-DSC軸は対人関係の軸なので、他者との関わりの中で自分が変わっていくのか、自分が変わることで他者との関係が変わるのか、ニワトリと卵のようにどちらが先か分かりませんが、今回もまた大きな変化を経験する時となりそうです。


5.オラクルカードからのメッセージ


SURRENDER TO THE SWEETNESS
Venus energy. Pleasure. Joy. Make love to life.

美しさにひれ伏す
金星のエネルギー、喜び、楽しみ、人生を愛する

金星をルーラーに持つ牡牛座♉/太陽と、火星をルーラーに持つ蠍座♏/月が真向いに位置する満月。

自分が好きなもの、自分の情熱が湧き上がるものをただただ受け入れ、のめり込むことで、新たな自分の一面と出会うときとなりそうです。


それでは、素敵な満月(月食)をお迎えください♡


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