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社会天体におけるアスペクトサイクル講座の振り返り

皆さま、こんにちは。

自分を知り、宇宙からの応援を受けて、自分の人生の波に乗って、夢をかなえていく、占星術師の齊藤寛子です。


8月下旬に、こちらの「社会天体におけるアスペクトサイクル講座」を受講し、サンプルリーディングして頂いたため、振り返りを残しておこうと思います。


2000年5月に牡牛座22度台で起きたグレートコンジャンクション、略してグレコン(木星×土星合)、2020年12月に水瓶座0度で起きたグレコン。
人によって影響は様々なのでしょうが、このグレコンの数ヶ月前、2回連続して大好きなマッキーが逮捕されたり、実家に帰省できなくなったりと、なかなかハードなことが起こり、ただその後にキャリアの大事な転換期を迎えたことから、社会天体のサイクルと個人への影響が気になり、今回、講座のテーマで取り上げて頂きました♡


木星×土星から始まり、木星×天王星、木星×海王星、木星×冥王星、土星×天王星、土星×海王星、土星×冥王星、天王星×海王星、天王星×冥王星、海王星×冥王星と、社会の流行を作る天体たちが0度→45度→60度→90度→120度→135度→150度→180度→210度→225度→240度→270度→300度→315度→360度とアスペクトを形成する中でどんな影響があるのかを事例とともに分かりやすく資料にまとめて頂き、大変ありがたかったです。


サンプルリーディングの振返りについては、すず先生にコメントを頂いた以外にも、それをきっかけに気付きのあったことについても取り上げています。




1.木星×土星

(1)影響

昔は土星までの天体を占星術に用いていたため、一番外側にある、木星と土星が約20年に1回重なることを「大合(グレートコンジャンクション)」と呼んでいました。

木星や土星は社会の流行や枠組みを作る天体のため、グレコンのタイミングではエネルギー産業や機械工業、化学工業、運輸産業など一国の経済の基礎をなす産業の転換期を迎え、国民生活にも大きな影響があります。

また、個人においては、仕事や私生活におけるインフラ整備や今後の人生の具体的なフォーマットづくりをしていくときで、グレコンが出生図のどこで起こったか、また出生図天体・アングルとのアスペクトによって、影響度が変わってきます。
私自身は、出生図で牡羊座♈/木星×蟹座♋/土星スクエア(90度)のアスペクトを持っているので、木星×土星のアスペクトの影響を受けやすいのかなと思っています。

(2)木星×土星0度(2000/5/29)

2000/5/29に牡牛座22度台で、地の時代最後のグレコンが起こっています。

私の場合は、パートナーシップを司る7ハウスでグレコンが起こっており、N水瓶座♒/月(4ハウス)や水瓶座♒/IC-獅子座♌/MC軸にスクエア(90度)になっていましたので、月(心・身体・私生活)やプライベートとキャリアの基盤を整えるための変化がやってきたということになります。
(N:ネイタル)

二重円(内側:出生図、外側:2000年グレコン)

このグレコンを迎える約9ヶ月前に大好きなマッキーの1回目の逮捕があって(初めての武道館コンサート直前)、かなりショックを受けました。そして、その約1ヶ月後の会計士の2次試験の合格発表で不合格だったため、父親に「受かるまで帰ってくるな」と怒鳴られ、東京に出てきて初めて一人でお正月を迎えるなど、グレコン前後は精神的にしんどい時期を過ごしました。

このときは、T水瓶座♒/天王星がN水瓶座♒/月&ICにコンジャンクション(0度)、SA獅子座♌/土星がN獅子座♌/MCにコンジャンクションでチャートルーラーのN牡牛座♉/火星にスクエア(90度)、SA蠍座♏/天王星がN水瓶座♒/月&ICにスクエア(90度)にもなっていて、単純にグレコンだけの影響ではなかったようですが、安心安全が一番の月にこれだけ圧がかけられているので、人生のワースト3に入る大変な時期であったことが良く分かります。
(SA:ソーラーアーク、T:トランジット)

ただ、そこで踏ん張って会計士の2次試験に合格することが出来て、親に「これが最後の仕送りだから」と言われて以降、何とか自分で生活費を賄ってこれたので、親から自立して生活するためのフォーマットづくりが行われたのかなと思います。

グレコンの影響はそのタイミングで起こることもありますが、時間差で他の天体がそのポイントを刺激したタイミングで影響が出てくる可能性があります。特に、2024/4/21の木星天王星合が牡牛座21度台で起こっているので、引き続き、要チェックのポイントです。

(3)木星×土星0度(2020/12/22)

直近では、2020/12/22に水瓶座0度台で、風の時代最初のグレコンが起こっています。

私の場合は、コミュニケーションを司る3ハウスでグレコンが起こっており、N獅子座♌/太陽(9ハウス)にオポジション(180度)になっていましたので、太陽(人生の目的・公的な立場)のインフラを整えるための変化がやってきたということになります。
(N:ネイタル)

二重円(内側:出生図、外側:2020年グレコン)

このグレコンを迎える約10ヶ月前に大好きなマッキーの2回目の逮捕があって(デビュー30周年記念のイベント盛りだくさんの年)、再びショックを受け、その約1ヶ月後に土星が水瓶座入りした頃、実家に帰省する予定だったのが、コロナの影響でまたもや親に「帰ってこないで」と言われ、20年前の悪夢が蘇ってきたようでした。

このときは、T山羊座♑/木星&土星&冥王星がN蟹座♋/水星&土星にオポジション(180度)になっていました。土星×冥王星のオポジションは何かをあきらめなければいけない時期とのことで、私はそれまで甥っ子や姪っ子たちに会うために2ヶ月に1回くらい実家に帰省していたのですが、自分の楽しみを突然奪われたような時でしたし、蟹座♋/土星としてはお盆に墓参りに帰るのが当たり前だったのがそれも無くなってしまい、自分の当り前が壊れていったときでした。
(SA:ソーラーアーク、T:トランジット)

ただ、一人家にこもる時間が増えたことで、占星術にますますはまり、2020年7月からは占星術のブログを発信するようになり、2020年9月には「あなたのトリセツ」をリリースし、2020年12月にはオンラインサロンをスタートすることができたので、グレコンはやはり私のキャリアの大きな転換期に重なっています。

そして、2020年12月にグレコンが起こった水瓶座0度にT冥王星もやってきている(2024/9/2~2024/11/20までは山羊座に戻っている)ので、いま再び木星土星合のポイントが刺激されており、宮古島への移住を後押ししたのだろうと思います。

(4)木星×土星90度(2024/8/20)

公転周期の早い木星の方が土星より先に進み、2024年8月には、双子座♊/木星が魚座♓/土星とスクエア(90度)にあり、木星土星合のタイミングでスタートしたことが新たなフェーズに入り、次の段階へ向かう上で衝突や危機的な状況が訪れるタイミングがやってきています。

私の場合、この双子座♊/木星&魚座♓/土星のスクエアが、P双子座♊/火星-P乙女座♍/太陽-P射手座♐/月の柔軟宮のTスクエアにかかっていて、先行きが見えない中、とりあえず目の前のことに一つ一つ対応していかざるを得ない状況が自分のバイオリズムとしても、外からの影響としても起こっています。
(P:セカンダリープログレッション)

約2ヶ月後にP太陽とP月がスクエアになり、P上弦の月を迎えるため、P新月からスタートさせてきたことが新たなフェーズに入り、見直しが求められる点はトランジットの木星×土星スクエアの状況と同じです。
宮古島に移住してきてまだ1週間も経っていませんが、これまでのペースでは生活できないので、自分に合う形に徐々に整えていかざるを得ないのだと思います。不動宮の強い私にとって、柔軟宮の決まらなさはストレスでもあるのですが、逆にこれまでのこだわりを手放せる良い機会にもなりそうです。

二重円(内側:出生図、外側:セカンダリープログレッション)


2.木星×天王星

(1)影響

木星×天王星のコンジャンクションは約14年に1回起こり、テクノロジーが進歩したり、自由・独立への機運が高まり、様々な革命が起こるタイミングとなります。
個人的には木星×天王星的なリスクを取る行動を取る人には大きな影響があるものの、そうでない人にとってはあまり影響を感じられないかもしれません。
私自身は、出生図で牡羊座♈/木星×天秤座♎/天王星オポジション(180度)のアスペクトを持っているので、リスクを取っていくタイプで、木星×天王星のアスペクトの影響を受けやすいのかなと思っています。

(2)木星×天王星0度(2024/4/21)

直近では、2024/4/21に牡牛座21度台で、木星と天王星が重なりました。

私の場合は、パートナーシップを司る7ハウスで木天合が起こっており、N水瓶座♒/月&水瓶座♒/IC-獅子座♌/MC軸にスクエアの他、SA蠍座♏/冥王星とオポジション(180度)になっており、心・身体・私生活や、プライベートやキャリアの居場所に関して、リスクを取って変化することで発展していく星の影響下にありました。
さらに、SA蠍座♏/冥王星がTスクエアの一端を担っていた所から、中途半端さはなく、東京から1,800キロも離れた宮古島への移住という決断に至ったのだと思います。

二重円(内側:出生図、外側:2024年木天合)


3.土星×海王星

(1)影響

土星×海王星のコンジャンクションは約35年に1回起こり、汚職・環境汚染・エネルギー危機・軍事的陰謀・スキャンダルに関連付けられており、過去の問題が雪解けを迎えると同時に浄化や混乱が起こりやすい時期となり、現実と向き合い、答えのない、解決の難しい問題に対処する必要が出てきます。

(2)土星×海王星0度(2026/2/21)

次の土星×海王星合は2026/2/21に牡羊座0度(春分点)で起こります。

私の場合は、自己表現を司る5ハウスで土星海王星合が起こり、N獅子座♌/太陽にトライン(120度)の調和角をとります。
世間的には浄化の嵐の時ですが、個人的には夢やビジョンを現実的に広げていくことが出来るタイミングとなり、また、海王星は境界線がないので、不特定多数の人と関わりながら、その後も継続できる活動につなげていくことが出来そうです。

二重円(内側:出生図、外側:2026年土星海王星合)


4.海王星×冥王星

今はしばらく、海王星×冥王星セクスタイル(60度)の期間が続いていますが、1891年~1892年に双子座7度~8度台で海王星と冥王星が重なっています。

当然、私たちが生まれるずっと前のことですが、この付近又はアスペクトを取る位置に個人天体やアングルがある人はこの時代の人からヒントを得られることもあるのではないか?とのことでした。

私の場合、海王星冥王星合が起こったポイントは深い繋がりや継承を司る8ハウスのカスプ付近で、N乙女座♍/金星(10ハウス)とはスクエア(90度)、N射手座♐/海王星(2ハウス)とはオポジション(180度)になっており、金星の司る、価値観・好み・趣味・対人関係・お金等に何かしらの影響があるのかもしれません。

二重円(内側:出生図、外側:海王星冥王星合)

また、どこまで関係あるのか分かりませんが、この時のASCがチャートルーラーの1つのN天秤座♎/冥王星と合、ドラゴンヘッドがもう一つのチャートルーラーのN牡牛座♉/火星と合、月&金星がN双子座♊/ヴァーテックスと合になっており、自分がこの世でやらなければいけないこと、周囲から求められる役割等に何か関係があるのかもしれないので、1890年代の時代背景やその頃活躍した人など、調べてみたいと思います。


社会天体のアスペクトが個人天体やアングルに絡んでいるときは、やはり影響が大きいですね。
それ以外の社会天体のアスペクトサイクルについても、検証してみたいと思います。


次回9月のテーマは、「中年の危機講座」とのこと。

私は無事中年の危機をクリアしましたが、過去の出来事を振り返りながら検証するのが楽しみです(^^♪


最後までお読みいただき、ありがとうございました♡

社会天体のアスペクトサイクルの個人的な影響を知る気付きにして頂けたら、幸いです(^^♪




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