LUNATICO製作記:2019/01/11
# 本日の主な作業
## noteの二つめの記事(去年の作ったものまとめ)を書いた
昨日書いてる途中で失神した。
今日は薬飲むの忘れて予定時間過ぎてる。
## 旧譜のサルベージ
今月の目標であるところの旧譜のサルベージ、音源掘り出して値段きめて登録するだけだから軽い軽いと思ってたら、全然軽くなかった。
一昨日、マスタリングをやりなおしてて、
第一弾として、Endscape/NEVARANTのBOOTH盤がリリースされました。
https://yaya-fool.booth.pm/items/1170675
試聴もあるのでどんぞ。
ノイズとかは当時使ってた音源の性質上どーしようもないのですが、アンビエントの籠もり感とか今聞いても好きな風に仕上がったです。旧盤で聴けた、アンテナが高い人は敢えて買い直さなくても大丈夫だとおもう。ありがとうございます。
『蛍』だけ、ドラムの元ファイルを紛失してミックスの修正が出せない状態なので今回は見送りなのですが、前述の通り、他の旧譜は入手可能な状態にします。長いことお待たせして申し訳ない…
楽曲もなんだけど、同梱小説やらwebサイトやらをサルベージたり、歌詞カードをwebで読める状態にしたり、一月いっぱいは掛かりそうなので(AS2.0のflashサイトだった作品は組み直さないと使えない…)、待ってもらったほうがいいかもしれない。今歌詞&テキストカードが無い状態なので、ご購入いただいた方にはソチラが出来たら連絡します。
始めると増える作業量…デジタル化の壁…
いや歌詞カードを丸投げでもいいかなって思うんですけど、ユーザビリティあげていきたくて、それで作業量倒れてて何優先したらいいのかわからない。
## 「死せる兎の金色の眼」から『埋め火』のミックスをやり直した
今日の最大タスク(未完)。
一個前に上げてるトラック。
このCD、コンセプトも曲もぜんぶ大好きなのにミックスが微妙に納得いってない……という状態のまま、デジケースの在庫を増やすのに力つきて、そのまま時間が過ぎてしまって、もう何年前さー?!っていう。
楽器をお願いした方々の力量による所が非常に大きくて、ドラムの音もるざさんに直してもらってて、修正にしても「手を入れないでまとめる」勝負だったはずなんですが当時めっちゃ迷走してて。躁状態で一日中ミックスしてるっていうのを一年くらい続けた顛末がデジパック版です。今は全然さくさくキレイに進んだ。あの迷宮は何だったんだ。
『埋め火』、これ、当時、ピアノどう弾いたらわかんなかったです。当時、uzさんに「(凛として)時雨っぽいギターで」ってお願いしたんですけど、がんがん暴れて帯域を取る音だし、ベースサイボーグ先生もめっちゃ唄うベースだし、ピアノは何すりゃいいんだろうとなっていた。
楽曲構成はSecret&Whisper、ギターは時雨。ピアノが不在。
今聞くとすごい無茶なツーバスですが、演奏するわけじゃないから…
最近またtk先生作品いっぱい聴いてて、キーボードはどうも、シーケンスとして鳴りつつ、特定帯域を飽和させる仕事してるっぽいな? って気づいたので、なんか鳴らし方が中途半端だったポイント(サビとか)を、その方向で直してみました。こんな感じ。もう少し引っ込んでてもいいかなぁ。好みか。
歌は時間が経つと何にしろ「もっと歌える」と感じてしまうものなのですが、キリないので今回はこれで。今回はギターの透明感がちゃんと出てる気がする。元の音作りが完璧だからいじる必要なかったはずなんだ。そうなんだ。
## 曲の説明とか書いたほうがいいんだろうか
ときどきTwitterで説明しては流れてしまっているんですが、
The song of vert(またはSong of vert)と冠した作品群は、
可能性の枯死から侵入してきたサムシングと人類が戦争している未来、空の穴?の淵にある、妖精と死者の呪い、「内臓(オルガン)」と「坑道」と呼ばれる機関を抱えてひっそりと漂うコロニー(『緑の船』)で、「二つ揃えば世界を書き換える」「持ち主の必ず一人は妖精に取られる」金色の眼を片方ずつ持って生まれた男の子と女の子、血の繋がらない兄妹と、彼らが出会う庭園の歴史をめぐるお話
の、関係者の関係者の各視点で展開されてます。
小説(または挿絵)+楽曲、の形でリリースしてきたせいで、すごい考察して下さってる方がいて(ときどき質問を受けるんだけど私がスっと説明できない)申し訳なくなったので、事の大枠だけここに出して置いておきます……余白ないのってよくないけど、「ある」と「ない」の間にまず境界があって、「一切出さないなら最後まで出さないべき」だと思ってて。
しかし、これにかんしては「余白は残しつつも出す」路線は確定なので、雑ですが大枠だけ出しておきます。見せ方を作りこもうとするとまた一年とか掛かるから…
楽曲群も小説も、視点の持ち主の情景を語るだけで重要な情報を説明してなくて、わかったらエスパーの域に足突っ込んでるので、深く気にしないで下さい。人間関係はあるけど世界観設定はわりとふわっとしていて、リリース時になんか書くたびに情報が増えている。
表現したかったのは、ジュヴナイル的なエモみというか、心傷体験と因果の中でもだもだする少年少女(及び、元少年少女)の情念で、そこだけ伝わると十分なんだけど、こう、レイクライシスのサントラの冊子とかすっごい好きで…しかしそうなるとやはりゲームが必要なのではと思いながら昨年一年かけて色々揉んでました。段取りに乗せようとしたらもう少し詰めるのと、自分のできる・できないを見極めないとダメなので、動かすのにあと一年は掛かりそう。
『死せる兎の金色の眼』の主人公というか、おもな視点の所持者はジャケット裏の兎耳の子(片目が金色ですね)で、時系列順だと「転落』→『十二夜(「蛍」収録)』、イントロとしてtr.1、テーマトラックが『埋め火』、『檻』がジャケットの緑髪の女の子視点の楽曲です。年少組?
## ピアノ配信用の設定を引っ越そうと思って配線変えたらサブのノートPCのパスワードがわかんないことが判明
故、明日の神の定期ライブ配信は、旧譜のミックス作業実況です。悪く思うな。DAWのルーティングから入ります。
応援されるとげんきになります。わふわふー。