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1000人まで増やす!noteフォロワーの実践的獲得法

 noteユーザーの皆さま、こんにちは。
 ヒーローウッドエンターテイメントの廣木涼です。
 この記事は、2020年4月に書かれたものを2021年9月にリライトしたものです。

 noteという、シンプルだけれども優れた情報媒体をより効果的に利用するために、フォロワーを獲得する方法について、この記事では説明しています。
 概ね1000人ほどまで、フォロワーを増やすことができますので、ぜひ参考にしてください。


はじめに

 この記事を執筆した2020年4月時点で、noteにおいて私は240人ほどをフォローし、1500人少々のフォロワーがいました。
 それまでに67記事を書いていましたが、そのほとんどが有料記事で、6本の有料マガジンにそれぞれ収められているという状態でした。

 note活動の一環で、私はそのときまでに、他のnoteユーザーを15000アカウントほど見てきたのですが、多くのユーザーが、フォロワーの獲得に苦労しているように見受けられました。
 私の調査の印象として、たとえばフォロワーが1000人以上いるユーザーは10人に1人ぐらいのものでしたし、フォロワーがフォロー数を上回るユーザーもまた10人に1人ぐらいのもののようでした。
 したがって、1000人以上フォロワーがいて、かつフォロワーがフォロー数を上回っているユーザーは、10人に1人のうちの10人に1人、つまり100人に1人ほどという状態でした。

 私のフォロワー状況は、一応この「100人に1人」の状況に入ってはいましたが、しかし、それで売り上げを立てられるほどのことはありません。
 その100人中の1人になったところで、やっと、
「将来的には収益が見込める可能性があるのかも」
と考えることができ得る程度でした。
 それから1年半が経過した2021年9月現在、確かに収益化に向けた次のステップに進むことができるようになっており、当初の見通しはあながち間違っていなかったと、今では思っています。
 有料マガジンが売れることも増えてきましたし、noteを起点にした様々なデジタルマーケティングを展開することができるようになってきています。

 そういうわけで100人中の1人、すなわちフォロワー1000人かつフォロー数以上のフォロワー数、という状態は、やはり次の段階に進むために満たすべき指標です。
 記事を更新するだけで1000人以上に通知される状況は、何をするにも重要なマイルストーンになります。


記事を書いたらSNSでシェア

 2020年4月時点では、多くのnoteユーザーはフォロワーがフォロー数の半分以下でしたし、フォロワーの数も数十人から200~300人程度の人が多かったです。
 この数字だけで、それぞれのユーザーの考え方まで推し量ることはできませんが、たとえば、
「良い記事をたくさん書けばフォロワーが増えるだろう」
と考えていた人もいたことでしょう。
 あるいは、
「フォロワーが増えれば、自然と有料noteの売り上げが上がることだろう」
と考えていた人もいたかもしれません。

 しかし実は、上記の考え方では、フォロワーを増やしたり売り上げを伸ばしたりすることは難しいようです。
 記事を50本も書いているのに、フォロワーが5人しかいないユーザーもいました。

 この状況について、
「それは良い記事ではなかったからだ」
と考えることはもちろんできますが、仮に良い記事だったとして、どうやって良い記事だと知ってもらうのか、を考えなければなりません。
 フォロワーが5人しかいなければ、良い記事だと知るのも5人だけなのです。

 著名な芸能人などであれば、noteのアカウントを作っただけで、1記事も書かずして数万人のフォロワーがいたりもします。
 これはおそらく、TwitterやFacebookなど、自身のSNSにたくさんのファンを持っていて、そのSNSなどの告知によってフォロワーを獲得しているものと思われます。
 あるいは、自主的に告知せずとも、Yahooニュースなどの記者に告知してもらえることもあるかもしれません。

 一般人は、このようにしてnoteフォロワーを確保することは難しいことですが、しかし多かれ少なかれ、SNSでの告知活動は必要になります。
 というのも、もともとnoteには、各種SNSのような拡散機能が備わっていなかったからです。
 最近でこそ『オススメ』の機能ができましたが、しかし、記事が十分に拡散できる状況はまだ来ていません。
 つまり、いくら良い記事を書いたところで、告知活動を怠れば、その記事の存在を誰にも知られないままに、ネットの雑踏の中に埋もれていくことになるということなのです。

 noteで記事を書いたなら、それをTwitter、Facebook、インスタグラム、ブログなどで告知するのが、常套手段です。
 わざわざ私が言わずとも、noteの機能として、TwitterやFacebookでシェアするように勧められるので、それに従えばよいというだけの話です。

 ちなみに、上記の著名な芸能人など、フォロワーが数千人以上いる人気アカウントを見てみると、フォロワーはnoteIDを持たないゲストユーザーばかりであることが多いです。
 あるいは、かろうじてIDは登録しているものの、アイコンも未設定で、1記事も書いていない、というユーザーも多いです。
 この状況を考察すると、人気アカウント主は自身のSNSから情報を発信し、ファンたちはそのアカウント主をフォローするためだけにゲストアカウントを取得した、という状況であるのだろうと考えられ、つまり最終的には、私たちもこういう形を目指すことになると思われます。
 有料記事を購入してくれるお客さんは、noteアカウントを持つ筆者たちではなく、記事を書かないゲストユーザーたちである、ということです。

 実際、私の記事やマガジンも、買ってくれたのは8割方ゲストユーザーです。
 私の記事を買ってくれる読者の皆さまは、私の記事を買うためだけにアカウントを取得してくれた方ばかりなのです。
 そう言うと、
「ではnoteのフォロワーが少なくても売り上げが立つのではないか」
というような疑問を持たれるかもしれませんが、そう簡単な話でもないのです。
 ゲストユーザーであったとしても、やはりフォロワー数やいいね数を見ているのでしょう。フォロワー数やいいね数は、現実的に売れ行きに関連しているのです。
 フォロワーが増えることで、有料noteの売り上げも上がりますし、なにより情報の拡散が容易になります。

 これから、フォロワーを増やす方法と、その考え方を説明していきます。
 それを参考に、ぜひあなたなりの成功を収めていただければと思います。

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