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1日を48時間にする方法〜体内パラレルワーク〜

私はレコーディングスタジオで勤務している。
アーティストがレコーディングをしたいと言えばすぐに駆けつける。
業務時間は12時間以上。
ここに所属していれば仕方のないことなのだ。

だけど、私も人間。
夢や希望を持っている。

なんとしても叶えたい。
1日が24時間じゃ足りない。
切実に48時間欲しい。
もうひとり自分がほしい!!

そんな不満が飽和する毎日で僕はある技を編み出した。

それは「体内パラレルワーク」である。
ざっくり言うとタスクを身体の部位毎に分けて行うことだ。

極端な話、目にも耳にも鼻にも同じ24時間が流れている。
目や手、耳でできることをそれぞれが遂行することで極論1日を48時間にだって72時間にだってできる。

しかし人間は不器用な生き物で二人三脚のように同時並行で物事を考えてしまう。
非常にもったいない。

実は既に体内パラレルワークを行ってる動物がいた。

イルカだ。

代表的な話だと片目ずつ目を瞑り睡眠を確保してるだとか。

人間も同じ哺乳類。
やろうと思えばできるはずだ。

僕はイルカの後を追うことにした。

では、ここで1つ例を上げる
毎日50分の出勤時間があるとする。 
その時のわたしの身体は以下の要素に時間を費やしてる。

【50分の出勤※自転車通勤】
・脳→無
・脚→自転車を漕ぐ
・目→視界の確保
・耳→無

個人差はあるが、脳と耳には何の要素も流れていないことがわかる。

では脳と耳ができることこの図に当てはめてみると
・脳→プレゼン資料のプロット考案
・脚→自転車を漕ぐ
・目→視界の確保
・耳→気になる音楽アルバム復習
安全の為イヤホンは片耳にしてメッチャクチャ小さくしてました。今はしてません。

となる。

こうすることにより、レコーディングスタジオというスーパーハードな環境でも自己投資の時間を確保することができた。

こんなに一気にやってたらパフォーマンスが下がるのでは?

たしかに、何も考えずにパラレルワークをすればパフォーマンスは下がる。

大事なことは1つ。
それは全ての決定権は脳にあるということ。

会社で例えると部長に値する脳は、全てのタスクに目を通し、判断をする。
社員全員が部長に資料提出をすれば、待ち時間が長くなるし、ケアレスミスが増えていく。

つまり、如何に各部位で完結できるかがポイントなのだ。

ここでもう一度と先程の図を見てみると

・脳→プレゼン資料のプロット考案(脳強め)
・脚→自転車を漕ぐ(本能)
・目→視界の確保(本能)
・耳→気になる音楽のアルバム復習(心)

その結果、狙い通りプロット考案に集中でき友人たちをプロジェクトに誘うことができた。また好きな音楽も増えた。

どんなに忙しくても、大丈夫。
時間は作れると思う。

最後まで読んでいただきありがとうございました!!





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