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データと情報、どこが違う

慣れないと、データ=情報、呼び方が違うだけで同じものと思いがちですが。私も、そう思ってました。

情報は「情」の字があらわしているように、一定の感情と結びついているものです。データをいくら並べても、人の心に響かなければ情報とは言えません。

例えば、あるグラフを見ると「日本て、こんなに人口が減っているんだ」(だいじょうぶかな、なんとかしないといけないんじゃないかな)。他にはこういう情報も。「ウチの商品、若い人にはずいぶん売れているけど、一定以上の年齢になると急激に人気が下がるな」(ちょっと、次の会議で取り上げないとまずい)。

情報となり得るデータは、まず質が良いこと。しっかりとした裏付けがあり、合理的に処理されていること。また、適切に表現されていること。数字の羅列ではなく、グラフなどを使ってわかりやすく読み手に伝わること。などが重要です。

現代のビジネスは、売る側、買う側ともに感情に訴える手法が大切です。


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