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女性候補は最優先、とにかく若くて初めて挑戦する人に投票しましょう

東京都知事選挙が始まりました。世紀末とか言われていますが、混沌・カオス状態です。政治そのものもそうですが、選挙制度ももう経年劣化してしまっているので、見直しをしなきゃならない。ただ、見直しをする人も選挙で決めなきゃいけない矛盾。

主張したいのは、2期目だ3期目だもっとだ、という人は、強制的に立候補できない仕組みを作って欲しい。政治家は長くやればやるほど劣化するのは、歴史を見れば明らかですし、ニュースを毎日見ていれば、長すぎる権力が、さまざまな問題につながっているのは明白です。

長く権力の座にいると、もっと長く権勢を伸ばしたいと思うようです。残念なことに、選挙制度そのものに影響できる権力があると、たとえば自党の支持率が高い時期を見計らって解散総選挙となったり、小細工を始めるわけです。これはあまりよろしくない。こういう権力の使い方が積もり積もって、今の混沌になっているわけです。自分のことしか考えていないわけですよね。

もう一つやっかいなのは、そういう事例が他の人や他の組織にも伝染していくことです。政治家がやっていれば、公務員も、企業経営者も、もっと小さなコミュニティでも、権力の長期化が当たり前になっていく。

ずっと思っているんですけど、選挙に当選することを勝ち負けで表現するのは、どうなんでしょうね。負けたくないし勝ち続けたいのは人として当然のことなんでしょうが、マスコミの報じ方も含めて「選挙」の関係者から、勝敗の意識や言葉そのものを禁止するのも一つの手だと思うのです。もう一つ、なんでも勝ち負けにしてしまうのは、女性ではなく男性に多い傾向でしょうか。

権力を持った人は、より強い権力を持ちたがり、より長く持ち続けたい。ここに問題があるのであれば、それを回避する方法を考えないといけない。

もし、あなたが誰に投票してよいのかわからないのであれば、「女性候補は最優先。できるだけ若くて初めて挑戦する人に投票」することで、何かが変わるのを期待したいところです。


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