見出し画像

ウィルスは撲滅できない 動的平衡


生命を自己複製 唯一無二の目的とするシステムである。

利己的遺伝子論的に定義すれば自らのコピーを増やし続ける

ウィルスはとりもなおさず生命体と呼べるだろう。

それは生命を絶えず自らを壊し続け常に作り替えて

危うい一回性のバランスの上になりたつ動的なシステムである。

動的平衡の生命観に立てば 代謝も呼吸も自己破壊もしないウィルスは

単なる無生物でもない。

ウィルスは自己複製だけしている利己的な存在でない。

むしろウィルスは利他的な存在である。

この世界は神が創造したもの、自らの出来の悪いコピーである人類を

断罪するためにウィルスは作られたのだ。

ここから先は

532字 / 1画像

¥ 10,000

よろしければサポートお願いします。 http://hiroki-nara.cocolog-nifty.com アマゾン・アフィリエイトで運営してます。 ぜひご協力ください。