もう29歳になります。
僕の誕生日は11月28日なので、あと2週間で29歳になります。
29歳ということは、あともう1年で30歳になるということです。
とても悲しい。
高校生の頃は「就職したくないし大学卒業したら自殺するかww」とか思っていたのに29歳になろうとしています。
決意の弱さと時間の流れの速さというのは怖いものですね。
さて、話は変わりますが
この29年間を振り返ると、自分なりに頑張ってきたという自負があります。
「いうほど頑張ってきたか?」
↑
僕の人生を一番見てきた僕が言うので間違いない。
「もっと頑張っている人だっている」
↑
僕の人生を僕が頑張ってきたかという話なので他人は関係ない。
はい、論破。
自分の人生をそれなりにやっていくために努力、我慢をしてきたという自信があるし、いろいろな経験もしてきたし、頭の回転が速い自信もあるし、少し体は弱いけど気は強いし、友達はほとんどいないけど、数人の友達はとても頭が良くていい人だし。
この「謎の自信」を僕が持てているのは両親の性格、そしてたくさんの愛情をもって僕に接してくれていたことが理由です。
本当にありがたい。
だからこれからも29歳も頑張って生きていく。
でも、なんかもういいや。
芥川龍之介が自殺した理由として遺書に書いていた「将来に対する唯ぼんやりした不安」というのが頭から離れない。
「なにかしなければ」という不安、焦りはあるのだが結局ダラダラとした1日を過ごしてしまい不安や焦りだけは残る。そんな1日ずつが積み重なり1年が終わる。
と、ここまで書くと29歳の誕生日に自死を選ぶ人の遺書のようなものですが、僕は死にません。死ぬのは痛そうなので。
もういっぱい遊んだしいっぱい努力もしたしいっぱい頑張った。
人生で何度か「これは死んだな」と思った瞬間もあったがなぜか生き延びている。
もう満足です。満足してんのに、しんどいことがいっぱいだから生きている理由が薄い。でも死ぬのは怖いし、死後の世界とかないと思っているから死んだら終わりだなって思ったらなんだかもったいない気がするし、死んだら両親が悲しむだろうなって思ったら死ねないし。
だから、俺は俺の中で29歳で死んだんだと思って、
人生二週目なんだと思って、
これからは全く違う経験がいっぱいできたらいいな。
ほんでもって29年後の59歳も生き延びていたらいいな。
生き延びていなかったとしても満足できていたらいいな。
死ぬのは死ぬときがきてからにしようね。
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