カメラマンの理想(イメージ)と現実(リアル)

今回はカメラマンの理想と現実について書いてみようと思います。

カメラマンってどんなイメージを持たれていますか?

「華やかない世界でモデルやタレントと密に接して芸能人の様な環境で生活してそう。」

こう言われたことがあります。

確かにモデルやタレントさんと接する機会は多いです。しかしながらほとんどの場合は「仕事上」「その場限り」の関係性になります。

現場ではタレントさんにはマネージャーの目が光ってる笑。なんなら、ライターさんの仕事上の過度な質問にNGがでたり、カメラマンの指示するポーズやシチュエーションにNGが出る場合もあります。

モデルさんはマネージャーがついてくることは多くはないですが、やはり現場では編集さん達にしっかり守られています。

たまにモデルとスタッフの結婚はありますが、結婚に至るまで破局した場合や、世間の目に触れた時のデメリットも大きいので、安易にそうならないことがほとんどでしょう。

次に、華やかそうに見えて実際は、、、。カメラマンのほとんどはフリーランス。仕事があってナンボです。一回一回の撮影が次に繋がる勝負。

撮影に入るまでに、打ち合わせがあり、広告など場合によってはテスト撮影、ロケハン、イメージの共有、撮影後はレタッチや納品。このルーティンの繰り返しです笑

決して芸能人の様な生活もしてません。

芸能人の方もみなさんの思い描く芸能人の様な生活をしている人も一握りだと思います。

収入面は多少活躍できれば一般的な同世代よりかは稼げると思います。中には独立したけど仕事がない人もいます。ここに現実があります。

多くはフリーランスとお伝えしました。

仕事があれば稼げるけど、なければ無収入。誰も守ってくれない。定年というものがないので、毎日の様に仕事がある事を願い、その為に動くしかないですね。

年齢が上がれば上がるほどカメラマンを続けている層は減ります。収入が一時は人様よりあっても生涯年収はさほど変わらないか、すべてのカメラマンを平均すれば劣るのではないでしょうか?

カメラマンとしての寿命は一般職より短いとされています。

いかがですか?やりたい事を仕事にする。の難しさ。やりたい事の現実。

消して悲観させるためにこれを書いたのではなく、現実を理解せずに始めたら、辞めてしまう人が多いのです。逆に現実を知ってからでも、やりたいと思えたなら、その時は強い意志だと思います。

最後にフォローではないですが。

芸能人やモデルと大人数でご飯(打ち上げ)があったり、同性であれば個人的な交友もあります。

収入もあれば、早期リタイヤもできます。スタジオを作ったり、マネージメントをしたり、さらにお金を稼ぐ人もいます。

その結果華やかな生活、芸能人との同等な交流も叶ってる人達もいます。

その一部のカメラマンになることもできなくはないわけです。

ただ、その方達が最初からそうなれていた訳ではないことは、しっかり受け止めるべきかなと思います。

現実を受け止めて、理想に近づく


そういったお話でした。

今回も拙い文章、読んでいただきありがとうございます😊

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