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忘れない、出さないことの大切さ

糸魚川市は今から約7年前の平成28年12月22日に糸魚川駅北で大きな火災がありました。
この火災の様子は全国版のテレビでも報道され、当時多くの知人から連絡をもらったことを思い出します。

この火災を教訓に、糸魚川市では「火災発生ゼロ」を目指した取り組みを進めています。

火災予防のPRとして、消防フェアや各地域・企業と連携した避難訓練、一般家庭に伺い防火診断をするなど、色々な角度から市民に対し、火災予防をアプローチしています。


先日は、糸魚川市消防本部の防災活動見学会が行われました。
火災の推移、これまで取り組まれたこと等をご説明いただいたあと、会場を移し訓練の様子を見させていただきました。

事故現場に駆けつけます
出火に備えて、いつでも放水できるように配置
運転席には人が閉じ込められています
専用の器具でこじ開け、切断し開放しました


こじ開けた時の、専用の器具


訓練ではありましたが、非常に緊迫感がありほんの少しですが「現場」を感じることができました。
関係者の皆さんお疲れ様でした。そして、ありがとうございました。


私の住む須沢地区でも自治会をはじめとした地域での防災活動、田沢小学校コミュニティスクールでも学校と地域が連携し、防災学習を行っています。

須沢地区では毎年防災市民カレッジを開催しており、自宅から避難所である田沢小学校へ避難する訓練から始まります。
避難経路に危険箇所はないか?などの確認も兼ねています。
その後は、消火器の取扱いや40mmホースを取扱い放水の訓練をします。

消火器を使った初期消火訓練
40mmホースは、子どもでも扱えるのが特徴です


コミュニティスクール事業では、毎年4年生を対象にハザードマップを使用した防災学習、防災市民カレッジと同様に初期消火訓練を実施しています。

市内では約400ヵ所に40mmホースが設置されています


こういった防災訓練に参加していますが、私の住む地区では住民の参加率も高く、こういった取り組みが盛んに行われていると感じています。

繰り返し訓練することで、日頃から防災を意識し
とっさの動きにも役立っていくと思います。

火災等の災害はいつどこで起こるかわかりません。
身近に潜む危険を知ることで、いざという時に自分自身の命、大切な人の命を守ることに繋がると思います。
訓練を継続して行い、私たち一人ひとりが災害等に対する意識を高めていくことが、最大の予防だと思いました。

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