VS京都戦 かいちょ―レポート

こんにちは、ひろきかいちょーです。大分遅れましたが、開幕戦の京都戦をレポートします!!正直、京都戦まで相模原がJ2に上がったんだという実感がわきましたが、ギオンスタジアムについて、雰囲気を感じたときにやっと、J2にきたんだなと思いました。それでは、試合の振り返りなどを行っていきます。今後も以下のような形式になります。定期的には難しいと思いますが、今後もよろしくお願いします。次回は教習等があるため、4月か5月になってしまうと思います。今回、素晴らしい写真を「てっしー」さんからいただいたので、その写真とともにレポートしていきます。提供、本当にありがとうございます!(^^)!


1.試合の振り返り

〈結果〉

図1

〈両チームのスタメン〉

(相模原:3-5-2 、 京都:4-3-3)

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〈可能性を感じた前半〉

風上ということもあり、序盤はシュート数(相模原:5、京都:4)でもわかる通り、相模原の方が押していた。まずは、前半を振り返る。相模原としてはサイドバックの空いた背後のスペースなどに向かってパスを出す意図が見えた。前半7分、梅鉢選手のロングパスから左サイドに走りこんでいた星選手に通る。そしてクロスを供給。和田選手が胸トラップしてオーバーヘッドで狙ったシーン。単純であったが、効果的な攻撃だった。中盤でいいつぶし方をしていて、セカンドをいい形で拾えたことでこの攻撃が生まれた。続いて、前半10分、竹重選手のキックがいい形でフリーの藤本選手へ、そして和田選手のボールが通ると、プレスに来ていた相手選手をかわし裏に走っていた清原へパス。シュートまでは行けず、詰まっていたところを星選手がとり、走っていた藤本選手へパス。シュートを狙いますが、バーの上。このシーンはピックアップでとり上げます。

画像3

前半19分のロングスローは相手のクリアーに梅鉢選手のシュート、こぼれを平松選手がシュートを打ちますが、ゴールキックに。こういったセットプレーをものにしないと、きついのかなと思います。前半29分、押し込まれていた状況でいい形でボールを奪った和田選手がカウンター開始。相手あたっキングサードまで侵入し、大外を走っていた藤本選手へパスをしますがいったん戻す展開に。こういったシーンをやり切る攻撃にしたいところだなと思います。前半31分、高い位置で相手のパスを清原選手が奪い、遠目の位置からシュートを狙いますが、枠を外れてしまいます。風もある中で打てる時には打つ部分はさすがだなと思います。清原選手は球際にも行けていて、欠かせない選手です。前半ラストチャンスシーンです。前半41分、相手のサイドチェンジを読んでいた星選手がカットして、カウンターへ。ハーフウェーラインにいた和田選手が時間を作りサイドチェンジで石田選手へ。そして川上選手から開いていた星選手へサイドチェンジ。近くに走りこんでいた清原選手にパスをし、クロスを放ちますが、DFにブロック。そしてロングスローへ。この流れは武器になると思います。あとはロングスローやセットプレーの質を上げること。苦しい試合が続くため、相模原としては1本1本の質にこだわらないといけないなと実感しました。前半を振り返ると、引いた守りからカウンターにつながったシーンや和田選手が起点となり、背後へのパスからの攻撃はとてもよかったです。この風上の状況で得点できればという試合になりました・・・。

〈圧倒された後半〉

・後半は京都の時間だった。相模原のチャンスは最初と最後だけでした。後半1分最大のチャンスシーン。藤本選手がいい位置でインターセプト。そしていい形でパスが平松選手へ。ワンタッチでDFを交わすと、ドリブルでペナルティエリアまで侵入。DFを交わして右足を振りぬきますが、DFにはじかれGKに。その後はずっと京都ペースでした。そして後半48分。石田選手と安藤選手がワンツーで抜け出し、相手の深い位置でクロス。これは直接Gkへ。石田選手は攻撃的な選手でクロスが武器なので、右サイドでもこういったシーンが増えてくると、面白いのかなと思います。後半49分。クリアーし、それがフリーの平松選手へ、それをダイレクトでロングパス。これがいい形で安藤選手へ。キープして、オーバーラップしていた石田選手にわたし、アーリークロス。しかし、相手DFに対応されてしまいます。後半49分。ロングスローもこぼれを梅鉢選手が打ちますが枠をそれる。ここで試合終了。後半に関しては、相手の攻守の切り替えが増したこと、セカンドボールを拾えなかったことで、悪循環で京都の時間になったことが痛かったです。その中でも、FWのいい形でボールが入ったシーンはチャンスになっているので、カウンターの精度の部分は追求しなくてはいけない部分です。

2.相模原の戦い方

 ⑴攻撃

攻撃

 ・前半は狙いとして、京都はSB(サイドバック)の選手がとても高い位置をとるのでその裏をとるようなボールでチャンスを狙っていました。和田選手や藤本選手がいい起点となっていたと思います。和田選手が下りてきたことで攻撃がつながっていたこともあります。FWと守備陣との間が開きすぎることは、攻撃にはつながらないため、和田選手やホムロ選手のように少し下がってボールを持てる選手がいた方がよいと感じました。ベースとしてはカウンター主体の縦に速いサッカー。DFのロングボールや自陣からのカウンターは変わっていない。J2ではさらにその精度を上げていく必要がある。



⑵守備

守備

・星選手、石田選手が下がり、5バックと守備を厚くし、5-3-2というフォーメーション。相手が守備を2枚しか残しておらず、超攻撃型のフォーメーションの中、特に後半は防戦一方。球際やセカンドボールはほとんど京都に拾われたことが後半の失速の要因だろう。80分くらいまでは京都相手に戦えていましたが、引いた相手にはセットプレー、ミドルと格上はきちんときめてくるなと実感しました。群馬戦では、最後まで球際やセカンドボールへの意識を切らさないことは課題になる。



3.選手のひとこと評価

・今回は3人とり上げます。

FW23 平松宗 選手

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前線で起点になれるポストプレーやヘディングだけでなく、ドリブルやフィニッシュなど、可能性を見せてくれた選手。ユーリ選手やホムロ選手と絡むとどのようなプレーを見せてくれるのかと思うと、ドキドキです。この試合では、自分の武器を最大限に見せてくれたのではないかなと思います。あとは数字だけ。次節に期待のストライカーです。

FW27 和田昌士 選手

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 前半では攻撃の起点となるプレーを数々披露。J2でも相模原のキーマンになることは間違いないですね!(^^)! 足元の技術やチャンスメイク、パスセンスは光っていました。和田選手がボールを持つと何かが起こるというオーラがこの試合にはありました。前半にはオーバーヘッドもありました。ゴール、アシストだけでなく、相模原の核としての活躍が今後も期待されています。

FW14 安藤翼 選手

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 安藤選手は、小柄ながらポストプレーやドリブルを攻撃が少ない時間の中で見せてくれました。石田選手とのコンビネーションもよかったです。安藤選手はエリア内でのシュート技術も大きな武器です。次節はポストやドリブルだけでなく、バシバシシュートを打つシーンが見れるといいな!(^^)!

4.次節に向けて

・次節は、ホームで群馬戦です。群馬は昇格組の秋田に2-1で勝っています。前線の高い技術を持ち、攻撃の起点である大前選手と、かつて鳥取でも活躍した加藤選手は要注意選手です。ボールをどちらかというと持ちながら攻撃していくタイプなので、相模原の時間帯は群馬に比べ少なくなると予想されますが、カウンターのチャンスを仕留められるか、先制点が相模原にとって大切になっていきます。J2の戦力的にみると、群馬戦こそJ2で戦えるかという大きな指標になるかなと思います。楽しみな一戦です!!よろしければ、スキやいいねなどをしていただけると嬉しいです!(^^)!長文ですが、読んでいただきありがとうございました。

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