マガジン 医局の格差が拡大

私は昨年まで地方弱小医局に属していました。
私は医局という言葉は主語が大きすぎる気がしていて、あえて弱小医局などと呼び分けをしています。
私が学生だった頃はまだ医局に入るのが当たり前で自身の縁があるところの医局に入るのが主流でした。
しかしそれが最近ではあきらかに流れが変わっていて私の出身医局への新入局者数は毎年2,3人、下手したら1人という事もあります。
比較的人気の整形外科でこれですので、他の科だと0がずっと続くなんて事もよく聞きます。
今回は医局の格差が拡大していてそれがますます加速していく事について考察します。

※毎回言っていますが私は医局のお世話になった先生たちはほんとに大好きです。
ただ構造上、制度破綻を起こしているので地方弱小医局に関しては否定的です。

弱小とマンモス

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